少子化が急速に進む中、旧来型の「家」制度に沿った墓の維持は困難です。 「今の60〜70代にすれば、墓には親や同居していた祖父母が入っていることが多かったので、その親近感から多くの人が墓参りに行っていました。 ところが、核家族化が進行した結果、その子どもたち世代が祖父母に会うのは年1、2回という状況です。 さらにその子ども、つまり孫世代が墓守になるころには、墓参りする人もぐんと減り、一気に無縁墓が増える。過疎の地域ほどスピードも速いはず。