穂高岳山荘の夜は、
人の多さと物音のうるさいのと、
少々暑さで眠れなかった・・・。
とはいっても、
いびきが響き渡るまでには寝入ってしまった。午前3:30起床。
子や全体が目覚めた感じで、
あっちこっちで出発の準備が始まっていた。
奥穂高岳の頂上でのご来光を目指しているのだ。
思いは一緒で着替えとザックのパッキングを急いだ。ヘッドランプを頭に乗せて外へ出ると、
東の空が若干赤く染まってきている。
ご来光もそこまで来ているようだ。
昨日見た奥穂高岳の取り付きの岸壁に向かった。
寝起きの状態からいきなりの垂直の登り・・・。
これはなかなかきつい・・・(>_<)。
とにかくご来光を頂上で迎えたいと気持ちは焦るが、
早々飛ばして登れるわけでもない。垂直の壁を突破して、
岩の急角度の登りをひたすら登り続ける。
次第に空は白み始め、
雲海が目に入ってくる。
東の空はますます赤く染まってきた。結局、頂上でのご来光は間に合わず・・・。
しかし、ちょうど視界が開けたところで太陽が昇ってきた。
山の朝での最も感動的な一瞬だ!!
ご来光というのも、
実はそうそう簡単にめぐり合うわけではなく、
雲が頂上まで上がっていれば見ることは出来ない。
山小屋が頂上から離れているとこれもなかなか難しい・・・。
しかし、なんと言ってもお天気にものすごく左右される。
この日も天気予報は必ずしも良くはなかった。
まあ、運としか言いようのない一瞬だった。しかし、太陽というのは登る速度は驚くほど速い。
あっ!という間に雲の上まで上がってしまう。
この登ってくる速さを見ていると、
人間もこの速度で老いているってことだと思う・・・。
なんとなく恐ろしくなる一瞬でもある・・・。ご来光を見た後は、ひたすら頂上を目指す。
さすがに日本第三位の高峰の登りはきつい!!
ようやく頂上の人影が視界に入ってきた。回りには一面の雲海が広がっていた。
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投稿日 2007-08-30 15:03
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2007-09-01 09:26
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投稿日 2007-08-31 03:34
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投稿日 2007-09-01 09:36
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