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ギター余話

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三度目チャレンジ!

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三度目チャレンジ!
昨夜アップして途中消滅・・・・。
朝、再度チャレンジしましたが再びダメ・・・・。

ええぃ!
ということで三度目チャレンジ!!

→ここから本文→
(メモ書きということもあり、
コピーを取っておいたのが幸いしました)


梅雨明けしたわりには風が涼しく、
良い日でした!!

今日は夕方から、
横浜「みなとみらいホール」での、
コンサートを聴きに出かけました。

スペインの名門オーケストラの来日ということで、
曲目の中にクラシックギターとオーケストラの協奏曲、
2楽章がポピュラー音楽でも知られている、
「アランフェス協奏曲」が入っているのです。

ソロギタリストがペペ・ロメロでクラシックギターの世界的巨匠です。
あまり来日することがないので今日はホント楽しみでした。

オーケストラは、グラン・カナリア・フィルハーモニーです。
名前を聞くのは初めてです。

歌劇「カルメン」の中から抜粋で始まったコンサートですが、
ペペ・ロメロが登場して一気に盛り上がりました。
演奏が始まるとオーケストラに緊張感が生まれましす。
最初の曲がいまいちボケッとした雰囲気だったので、
どうなるのかなと思っていたら、
このアランフェスから引き締まりました。

ぺぺ・ロメロの演奏は素晴らしく、
この協奏曲全体を通じてミスがまったくなく、
潰れた音も一回も出しませんでした。
どんな早いパッセー時でも、最後の音までキッチリ聴かせます。
しかも、クラシックギターでマイクもなしで演奏してるのです。
オーケストラに一歩も引くことがなく、
逆に圧倒してるくらいです。

オーケストラのほうが弾かされてしまってる感じです。
こういう世界は才能の勝負になるのですが、
明らかにオーケストラより、
ペペ・ロメロが勝っているのが分かりました。

ペペ・ロメロは、スペイン人なのですが、
やはりラテン系独特の素晴らしいリズム感であり、
曲全体のリズムが生き生きして伝わってきます。
リズム感もオーケストラを圧倒している感じでした。

ラテンのノリで聴衆をグイグイ引っ張っていくエネルギーはすごいですね!!
二曲目に弾いた「ある貴神のための幻想曲」では、
ペペのリズム感にオーケストラが、
ついていくのに大変という感じがありました。
いわゆる日本人が最も苦手とするアウフタクトのリズムの切っ先が鋭く、
会場全体を引っ張っていってしまいました。
当然演奏が終了しても拍手鳴りやまず。
結局そこでアンコールが弾かれることになりました。

クラシックギターの名曲「アルハンブラの思い出」が弾かれました。
弾き始めた途端また拍手・・・・。
本人ビックリしたようでしたが、
繰り返しが省略されることが多いのですが、
省略することなく全部演奏されました。
これまたグッと来る歌い方でまたまた大うけ!!
音もホールで弾かれると硬くなることが多いのですが、
ソフトで甘くホール全体に響きました。

みなとみらい大ホールの座席数が、
一階二階合わせて1700席くらいですから、
そこでマイクなしで聴かせるというのは、
始まるまで無理だと考えていて、
マイクはどこにあるのかなと思って探しましたが、
結局、マイクなしで演奏されたわけです。
これだけの大ホールでマイクもなしで、
生ギターだけで聞かせるということ自体驚きでした。

ペペの演奏の後またオーケストラだけの演奏になりましたが、
なんとなくペペの演奏の余韻が残っていて演奏しづらそうでした。
しかし、指揮のペドロ・アルフテル・カーロも一歩も引かず、
四隅をキッチリ整える指揮で引き締めていました。
指揮棒の先が生きていて、
オーケストラを上手くコントロールしていました。

すべての演奏が終わってアンコールも演奏されて、
一度は客席のライトが点灯されたのですが、
拍手鳴りやまず、
再び客席のライトが消されてアンコールが演奏されました。

スペインゆかりの作曲家の曲が演奏されましたが、
オーケストラもノリにノッて大うけでした!!

帰りの電車に乗ってもいつまでも余韻の残る、
素晴らしい梅雨明けの演奏会でした。
水曜日にまた東京オペラシティーホールで、
同じ出演者で曲目を少し変えたコンサートが開かれるのですが、
また行ってきま〜す!!
水曜日のコンサートでは、
ペペ・ロメロのソロも数曲弾かれるのです。
これは大いに楽しみです!!

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