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投稿日 2016-09-08 09:49
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
火曜日、水曜日より なんとなく存在が薄い 土曜日、日曜日なら 街の雰囲気も変わって ひとの表情も明るい 土日の勤務は お疲れさんとしかいえない 月曜日なら電車の中 一番に眉間のシワが深くなる 金曜日なら もうひと頑張りの空元気 木曜日 はて、なにかあっただろうか 思い浮かばない今日、木曜日 無表情 ...
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投稿日 2016-09-08 08:46
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
首のまわりに汗が出ている 目覚めてすぐにシャワーを浴びたい朝 もう九月八日というのにこの暑さは 枕カバーも濡れているようだが 朝はカラダが軋んで動けない 腕を回せばバギバギと鳴り 胴体は丸太のようにコッチコチ 扇風機のスイッチを足の指で押す 子どもには見せられない技だ 首筋が冷たくなる やはりなんと...
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投稿日 2016-09-08 00:14
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
発車の時間が近づいております くれぐれも想い出などはお持ち込みにならぬよう、 ご注意くださいませ もし、あなた様の生き様や歴史などをお持ちの際には、 ホームに備え付けてある「忘れる箱」にお入れください 終点の虹工場までそれらのものを持ち込まれますと、 余念が虹づくりに影響され、 下界への美しいシチュ...
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投稿日 2016-09-07 09:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
こめかみに生食を押し込まれ 圧迫された感じで 目の周りがぎゅぎゅと痛い それでも大好きな詩を綴ることは なんとかできそうだ なんせ頚椎を拡げた身 そんなことは日常茶飯事 レゲエでも流して気分を変えて ボンバーヘッド って、叫んで苦笑いをしてみる ラヴㅤラヴㅤミー ラヴㅤラヴㅤミー 弾む女性ボーカリス...
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投稿日 2016-09-06 10:28
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
どこへ、なにを急いでいるのかい 何年か先に定年退職し その先も生活のためになにかしら仕事をして 働けなくなればテント持って彷徨うだけのこと 俺はこんなに働いてきたのに、なんて仕打ちなんだ そんなこと思ってもなにも変わりやしないのだから 人生は気楽に楽しく行かなきゃ、そん、そん どう計算したって最低限...
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投稿日 2016-09-05 23:27
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
私は笑えません。大学も三年通い、就職活動を始めたばかりなのですが微笑むことすらできず、面接官に悪い印象を与えてしまうらしい。「君のために正直に言っておきますが、そこまで無表情だとコミュニケーションをとりながらの業務は、ちょっと無理ではないかな。我が社は営業部門もあり、あなたでは厳しいと思いますよ」と...
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投稿日 2016-09-04 19:51
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
トタン屋根を知ってしますか? 最近では、コロニアルというセメントや粘土などを基材にした薄い板状の瓦が普及しているようです。瓦屋根の家は暫し見ることがありますが、トタン屋根の家はもうほどんど見ることはなくってしまいました。近所には年代を感じられるアパートあり、その一軒だけがまだトタン屋根のまま残されて...
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投稿日 2016-09-04 15:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
自由な翼が なくても あなたの優しい 微笑みを 大事にしよう...
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投稿日 2016-09-03 13:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
我が身のように 潰され脊椎は伝えることを鈍くし 色褪せ乾いていた 尽きた振り子のように落ちてゆく お前は何処で何をしてきたのかい 青き頃にはどんな詩を歌ったのかい 幸せだったのかい 想い出まで枯らし 軽くなったというのに落ちてゆくんだね 傷んだ神経は戻りやしない 腕の痺れはまだ意志が伝わる痛み 目の...
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投稿日 2016-09-02 04:01
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
むかしむかしあるところに 誰もいない話がありました なので物語が始まらないと思うでしょうが 強制的に話を続けたくなるのは私の性分 さあさあ、聞いてくださいな そうです、誰もいなかったのです もちろんいなかったのは人間 その中に知的生物体っていうのかな 宇宙人はいないってことなのかな やはり訊いてきま...