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投稿日 2016-09-07 09:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
こめかみに生食を押し込まれ圧迫された感じで目の周りがぎゅぎゅと痛いそれでも大好きな詩を綴ることはなんとかできそうだなんせ頚椎を拡げた身そんなことは日常茶飯事レゲエでも流して気分を変えてボンバーヘッドって、叫んで苦笑いをしてみるラヴㅤラヴㅤミーラヴㅤラヴㅤミー弾む女性ボーカリストがノリノリの天然リズムでいい感じ週の真ん中卑屈になるくらいなら辛い入り口に歯を食いしばり詩の世界へ一歩踏み込むほらㅤほらㅤほら痛みなんて忘れているどんな薬より集中力は効くのさなんとなく楽観ㅤㅤヤァㅤヤャㅤヤァーなんとなく超越ㅤㅤヤァㅤヤァㅤヤァーなんとなく素敵ㅤㅤヤァㅤヤァㅤヤァー禍を転じて福と為す詩を綴ってしまえなんで...
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投稿日 2016-09-06 10:28
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
どこへ、なにを急いでいるのかい何年か先に定年退職しその先も生活のためになにかしら仕事をして働けなくなればテント持って彷徨うだけのこと俺はこんなに働いてきたのに、なんて仕打ちなんだそんなこと思ってもなにも変わりやしないのだから人生は気楽に楽しく行かなきゃ、そん、そんどう計算したって最低限度の生活はでき...
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投稿日 2016-09-05 23:27
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
私は笑えません。大学も三年通い、就職活動を始めたばかりなのですが微笑むことすらできず、面接官に悪い印象を与えてしまうらしい。「君のために正直に言っておきますが、そこまで無表情だとコミュニケーションをとりながらの業務は、ちょっと無理ではないかな。我が社は営業部門もあり、あなたでは厳しいと思いますよ」と...
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投稿日 2016-09-04 19:51
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
トタン屋根を知ってしますか?最近では、コロニアルというセメントや粘土などを基材にした薄い板状の瓦が普及しているようです。瓦屋根の家は暫し見ることがありますが、トタン屋根の家はもうほどんど見ることはなくってしまいました。近所には年代を感じられるアパートあり、その一軒だけがまだトタン屋根のまま残されてい...
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投稿日 2016-09-04 15:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
自由な翼がなくてもあなたの優しい微笑みを大事にしよう
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投稿日 2016-09-03 13:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
我が身のように潰され脊椎は伝えることを鈍くし色褪せ乾いていた尽きた振り子のように落ちてゆくお前は何処で何をしてきたのかい青き頃にはどんな詩を歌ったのかい幸せだったのかい想い出まで枯らし軽くなったというのに落ちてゆくんだね傷んだ神経は戻りやしない腕の痺れはまだ意志が伝わる痛み目の前に落ちてきた葉手のひ...
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投稿日 2016-09-02 04:01
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
むかしむかしあるところに誰もいない話がありましたなので物語が始まらないと思うでしょうが強制的に話を続けたくなるのは私の性分さあさあ、聞いてくださいなそうです、誰もいなかったのですもちろんいなかったのは人間その中に知的生物体っていうのかな宇宙人はいないってことなのかなやはり訊いてきました宇宙人なら人間...
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投稿日 2016-08-31 08:32
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
私は職場に向かうおうとする矢先駅前でコーヒーを飲んでいるサボってしまいたいような仕事が嫌いなわけではないただなんとなく疲れているわけではないただなんとなく人間関係が悪いわけではないただなんとなく駅に向かう険しい顔が連なってそれはそれは近寄り難い働くひと夏休み明けの子どものように私はそこに居たくなかっ...
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投稿日 2016-08-30 08:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
夏の仲間は何処にもいない蚊はふらふらと飛んでいるそのカラダでは刺すこともできず寄航先もわからず羽は静かにもがく生まれた孤独すら知らない私に哀れを感じさせる刹那の意味はいったい何であろうかああせめてこのまま手を出さぬようそこにある自由を見守って夏の残り香にふらつき私の悲しみの中を蚊が飛んでいる...
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投稿日 2016-08-28 21:03
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
心地よい風コスモスはゆらゆら揺れ僕は何かを成し遂げたかのように満足気な微笑みをこぼしているのかなひと夏の苦労を労いTシャツの袖から新たな風が抜け焦がした日々を想い出が冷やして繋がれた先の季節に立ち新たな風の香りに幸せをのせ言わせてもらうよありがとうありがとうにありがとうを重ねまた僕はここに立っている...