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投稿日 2016-08-27 22:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩を書き続けるために視力が失ったら手があるじゃないか手を失ったら口があるじゃないかそんなに弱くないもし喋ることも聞くことも失ってしまっても足があるじゃないかもし表現するための手段をすべて失っても生き方がある詩は言葉だけじゃない俺という詩の生き方がある...
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投稿日 2016-08-27 21:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ひとの幸せひとがあって自分の幸せ自分があってひとの幸せ自分の幸せ自然からの幸せ自然あっての幸せ生かされている幸せ生きて行こうとする幸せ捨てることの幸せ拾うことの幸せ生きる幸せ生きた幸せ...
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投稿日 2016-08-27 18:55
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
脳も心臓も肺もないカラダのほとんどが水分動き続けなればガス交換も体内循環も出来やしないそれでいて遊泳能力もなくどこへ行くかは水流まかせで生きる脳も心臓も肺もあるカラダは進化していった考え続けなければいとも容易く壊れてしまう生態それでいて幸せへの道を間違って進んで生きてしまう不思議...
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投稿日 2016-08-26 23:16
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
もう誰もいないその家には遺品になってしまったモノたちがおかえりも言えず静かに佇んで主を失った家は時間の止まった箱咳ばらいがひとつ聞こえそうで聞こえない空しさが回っている積み重ねられたノートに今年もツバメが来ましたと書かれツバメの親子が並んでいる絵歌いだしそうに描かれていた若き日絵を描くことに憧れ山形...
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投稿日 2016-08-25 10:49
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
こっくりこっくりの幸せ安心がまぶたをじんわりと落としてゆく平和大丈夫よここは大丈夫よわたしを信じてみてだからあなたもどう?お花畑の夢でまっているわね先に行っているから……...
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投稿日 2016-08-25 09:32
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
歩き詩作は危険ですマナーを守り楽しいプレイを!今日も感性レベルアップのためにお出かけ夏の風景やひとの表情を見られるのが楽しみだまずは近場の公園に足を進めるやはり歩かないと感性レベルはアップせず詩を育てることはできないおっと 蝉は何が言いたくて鳴いているのかいまずはあいつをゲットしよう『蝉』僕は鳴く愛する君を求めそれをかんたんに種の保存なんて言わないで欲しいんだ本能とひと言で片づけたくないんだこの問題は僕自身の意思を引き継ぎながら永遠の命を獲得するためなんだきっと君も僕と同じだと思うよそして一番に大事なのは僕と君がずっとそばにいれることなんだよ人間は種の保存なんて言うけれどあれは間違っているんだ...
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投稿日 2016-08-25 06:53
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
幼い頃斜め前の家に引っ越してきた家族僕と同い年の子がいてまだ女の子だからという意識などなく毎日のように遊んでいた今では名前も顔も想い出さないけどあの時の雰囲気と僕の和やかな気持ちは忘れない何年経っても想い出すのだからどれほど僕にとって幸せだったのだろうか彼女の家には大きな庭があって柵に絡みついた赤い...
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投稿日 2016-08-23 23:09
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
矛盾に矛盾を重ねてしまうのはそこに僕の真実が見え隠れするから膝を抱える願いだけが微かに見えるひとつの光僕はそれを知っているだから駄目なんだお前は君はどうせ鼻で笑うのだろう暗闇を見ようとしない想像では僕の光を知ることはないだから駄目なんだお前は君はどうせ僕が捻くれていると鼻で笑うのだろう気色悪いと矛盾...
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投稿日 2016-08-23 21:04
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
俺の生きているグロテスク砕けて粉々になる散り散り舞を誰が見ることがあろうか心は迷想して逃亡中孤独に揺れた鈴が無音誰か俺に歌わせてくれお前たちに与えるモノは何もないが上手く壊れて見せるからバリッㅤバリッㅤバリッバリッㅤバリッㅤバリッ透けた身の果て残酷なる身の果て涙の抜かれた身の果て俺の果ての果て白なんて無かった黒なんてぶら下がっても無かった色さえない透明のカラダ誰か俺に歌わせてくれお前たちに与えるモノは何もないが上手く壊れて見せるからバリッㅤバリッㅤバリッバリッㅤバリッㅤバリッ壊すものが欲しかった音が欲しかったカタチが欲しかったカラダを染める絵の具が欲しかった誰か俺に歌わせてくれお前たちに与える...
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投稿日 2016-08-22 20:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
たまたま座れた帰りの電車ホームボタンに指をのせ僕だけの指紋に反応それがなんだか嬉しくて子どもが頭の上にヤモリをのせそれを笑う仲間の笑顔土門拳との信頼関係が見える写真 ㅤㅤㅤㅤㅤ……(土門拳/写真家)ああㅤいつもの壁紙だ仕事を終え詩を書いている幸せiPadがあって僕がいればそれだけでいいこれで世界は創れるしどこにも行けるし時間の旅はできるし想い出のひとにも会えるしだけど なんだかオルゴールが聴こえてくる眠りに誘うこの振動はいったいおっとiPadを落としそうになるだめだ僕は詩が書きたいのにおっととまた落としそうになるおっととおっとおっくう……...