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投稿日 2018-02-03 17:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
先週の雪は道端に積まれ回収を忘れたゴミのように未練ばかりを回想してなるべくひとが少ない道を選び図書館へ向かう混んでいるのだろう図書館へは時間をずらそうと献血センターを覗いてみた常連の私にとって一時間待ち程の賑わいと感じたいつもは閑散としているのに陽気がこの街を今日は変えているやはり図書館かと向かう座...
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投稿日 2018-02-03 00:02
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
この足元から臭う茶色に広がる世界はどこですか足を止めた瞬間に僕は僕じゃないかと思いましたどこから来たのでしょうこれからどこへ行くのでしょう歩き出すとまた記憶がなくなってしまうだから今は進む気がしないのですでもきついのです動かないってとっても我慢って言葉は知っています誰に教わったのでしょうか我慢を繰り...
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投稿日 2018-02-02 10:28
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ほわほわと、ほわほわなやわらかに斜めが僕にあたりごめんねと、落ちたり引っ付いたりごめんねと、払ったり染み込んだり
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投稿日 2018-01-31 10:30
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
言葉が続かない何か語りたいあなたそんな気持ち僕にもよくわかる面白くもない自分を感じてしまったら最悪な気持ちになってどこにも進めないそして、焦る言葉と戯れる安心を僕もあなたと同じように表現から得ている...
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投稿日 2018-01-30 10:17
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
語り尽くした空を見上げ視線をスクロールした青は無いものばかりを欲しがる色成りたい欲望を埋めるには現実が動いていない指を滑らしては埋まっていく時間の焦燥想像がデバイスに収まったまま私の空は9インチ未満の世界まだ放熱する色を知らない...
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投稿日 2018-01-29 00:53
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
俺のこの廃墟な気分から君へ贈る歌は涙が渦になって飛ぶくらいにそれがなんだってそう、笑い吹っ飛ばしてやるぜロッケンローなハウリング燃え上がる前の合図に君は乗り遅れちゃいけないそれがなんだってそう、蹴飛ばしてやるぜ今夜ああ、ベイベべ、ベイベああ、始めなきゃすべて無くてプチュプチュと消える刹那に溺れている...
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投稿日 2018-01-28 15:30
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
動けない朝はすでに日が暮れる私の疲れた塊に薬が流れ久しぶりの眠りの後は焦燥感いつか何処かの回想に現実が濁る消費する時間に慄いて何も無かった休日の虚しさを埋めるために実家へ急ぐ母の為と言い訳をしながら流しの食器を洗う手が速まる歩道の端に積まれた雪柔軟な心を忘れて固まった塊溶けて無くなるのを待つだけの轍...
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投稿日 2018-01-26 09:29
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
顰(しか)めっ面されるよりもっと怖いものはつまらないオヤジになることだ時として潔く弾け飛ぶバカをしなくては自分が保たれないわけでひとの話にすべて頷いていたら俺って誰なんだよ、いったい誰でもいい自分なのか、ってやる、やらない現状を捨てる、捨てれない未来を変える、変えない成功する、失敗する生きている、た...
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投稿日 2018-01-25 00:34
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
一般財団法人である日本詩人クラブへ入会した。会員と学友があり、会費がお手ごろな学友となった。学友は総会などに参加できないくらいで、あとは会員と変わらない。詩集を出版していなくても、詩の活動をしていて推薦者が二名いれば学友になれる。そして、日本詩人クラブでは、詩の講義や朗読会も積極的に行っているので、...
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投稿日 2018-01-24 21:29
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
弾んでいる耳の中タン タラ タン僕はなんだか幸せ気持ちは知らぬお花畑をぼんやり眺めている誰に感謝しているのかもわからずに言ってしまうよありがとうほんとうにありがとう悲しんでいる耳の中ダン ダラ ダン僕はなんだか涙がこぼれ気持ちは遠い青い空の想い出を眺めている誰に感謝しているのかもわからずに言ってしまうよありがとうほんとうにありがとう...