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投稿日 2017-12-24 12:43
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
はい、では次の方どうぞ 私の順番が来た 詩の朗読をするために前へ出る 緊張している 右手と右足、左手と左足が 揃って歩いているようだ 何度も声を出して読んできた なのに自身(自信)がない まだ練習が足りなかったのだろうか お願いします えーと、えーと わ、私は、えーと 誰だっけ みんな笑っている ど...
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投稿日 2017-12-24 11:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
げんこつが落ちる ピンタが飛ぶ 蝉になりミーンミーンと鳴き 校庭を十周はしる 廊下に立つ 馬鹿だと罵られる これが学校では日常の 先生の体罰や習慣だった その当時の親は 平気で殴って指導してくれ というのが当たり前 私たちも当たり前だと思っていた まだ軍歌を聴きながら 学校へ行っているのか、のように...
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投稿日 2017-12-24 07:25
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
最近、詩に関わる環境が変わった ノートに向かうだけの詩だったけど 詩の掲示板、詩のブログ、詩人会、詩人会の理事、詩の評者と ここ一、二年で変わってしまった 偶然と自分から変えようとしたからだろう これは自分のため、誰かのためへ 詩を書くことがプラスに向かっていると思っていた しかし、自身へ批判的精神...
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投稿日 2017-12-23 23:17
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
その方がそう思うのだから そうなんだろう そこに否定はない 自分が正しいとも思わない 思いと思われが反比例 お互いになのだから 言葉も鋭利になってしまう 刺すつもりはないが 刺さってしまう 軸から解放しなければ 壊れてしまう自分 壊してしまうその方 ここで逃げてしまおう ノーと言われ 自身にもノーを...
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投稿日 2017-12-23 17:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩は難しい と、初めて思った 今まで鈍感だったのだろう 時間をかけて思い込めたが しょうもない詩ばかり、と言われた 複数人なので間違いない しょうもない詩でもう良いでしょう しょぼくれた感情はもったいない それなら私の詩への情熱をこれから どこへ向けて行けば良いのだろう やはり詩を中学生の頃から書き...
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投稿日 2017-12-23 12:29
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
朝十時 陽はとても柔らかく 冷たい匂いが 僕の中に入ってくる 平日の汚れた 気持ちを洗うように 澄んでゆくこころ 家族も詩も自分も 遠く離れ空に吸い込まれ 生きている身体だけが ここに突っ立って 複雑がぼろぼろと 落ちてしまえば あとはもう消える夢 何もない時間 何もない世界へ...
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投稿日 2017-12-22 06:45
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
玄関を開けると 冷凍庫の匂いがした 玄武神が冥界から 現世にやって来た 今朝の目的は いったい何だろう 俺を連れ出すのは 勘弁してほしい 寒さを感じている 寒くなるほど 生きていることを 噛み締めて...
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投稿日 2017-12-21 06:29
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
空になった缶コーヒー すぐに温もりを消し 握っていると 冷たさが未練を切る 冬は厳しい 寒さに痛みが伴い 残された温もりにも 容赦などない 風を引き連れて電車 前髪が揺れれば 足元のおもてなしが 待っていた 肩を落とし 身を委ね次へ向かう...
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投稿日 2017-12-20 08:56
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩/いけない
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投稿日 2017-12-18 21:00
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
街で女性とすれ違った時 ほのかに香る記憶の匂いを 嗅ぐことがある 顔も覚えていない 声も覚えていない わかっているのは私が幼稚園児の時 毎日のように感じでいただろう いい匂いってことだけ 先生を好きなイメージが この匂いと結びつき心地よくなる 何という香水なのかも知らない 知らない方がいいのかもしれ...