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投稿日 2019-02-23 17:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
抜け殻に成りかけている 仰臥した空洞な身体の主幹に響いた 消えてしまう微弱な電気は 最悪を感じずに受け入れても良い、と 此処までか、此処までか 燃焼は何処まで行われたか 悔やみを朦朧に任せ流している 未だ枯渇していない精魂が彷徨う 不完全を納得するまで到達せず 痺れた感触の此の世に半分ある手を 床に...
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投稿日 2019-02-19 23:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
例えば草むらに倒れてみれば このまま死を待つ妄想に更けて 望み進む場所への感触を手繰り寄せ 人間が抜けてゆく心は やはり吸収される細胞の窪みに恐れ 生きていると死んでゆく共存に 妄想が覚め始める...
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投稿日 2019-02-19 11:19
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
やばばばいの ばいのばい このままじゃすぐに 終わっちまうよ えっ なにが終わるって? そりゃ 人生しかないだろ 髪をかきあげたら 禿げてくるし 歩き出したら 腰が曲がり 家に着く頃には 地面にあごがつきそうだよ それに コケたら立ち上がれない とにかく時間が なくなってやばい じいさんも 世のため...
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投稿日 2019-02-19 11:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
誰が比べているんだ 君には届かない月 泥を被った僕はすっぽん 生まれた時から やる気を失っているのは 誰かが比べているからなのか それとも捻くれ者なのか そんな僕でも 美しい心が欲しいと思っている 僕の中にもある 比べる心を消しながら這って...
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投稿日 2019-02-19 09:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
初心を忘れたミス 言い訳をすればするほど 端折った業務の怠惰の露呈 頭を下げた時に 自分の中にいる神さまを初めて知る 何が大事でどうあるべきか 聞こえ始めては 過ちを素直に受け止めて...
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投稿日 2019-02-18 17:26
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
どうしたの いつもの君とは違うね ふーん 金魚になったんだ 一点を見つめて ゆったりと泳いでいる その姿も悪くはないけど 突然のことで僕は開いた口が 塞がらないよ えっ 僕も一点を見つめているって あれっ 腰がくねくねしてきた あれれあれれ 金魚になったのか なっちまったようだ 人間さよならってこと...
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投稿日 2019-02-16 11:28
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
へへっ へへっへっ たぶんそれっ ヘっヘっ さたでーもーにんぐ 聴いているよ 雑務を 丸テーブル載せ へへっ いえっいえっ たぶんそれっ いええっ 瞳は 丸テーブルに反射させ 進むよ進むよ さらさらへへっ 締め切りを 丸テーブルに載せ たぶんそれっ いえっいえっいえっ へっへっ じゃすとふぃーりんぐ...
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投稿日 2019-02-14 06:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おはよう チョコ、どうぞ 昨夜からの コンビニバイトの若い兄ちゃんと 早朝に挨拶を交わす 赤髪の兄ちゃんは二年くらい 二日に一回ほど働いている なかなか出来ないことだ 大学生かバンドをやっているのか いつも明るく元気をもらう レジ袋にチョコがふた粒 ありがとうと揺れて...
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投稿日 2019-02-13 06:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ずいぶんと若さも なくなった気がする この寒さの中に 放り出されたままなら すぐにでも死に絶えそうだ しがみついて生きている まだ自分の存在に 他者からの存在に ひとりの存在ならば 寒いとも思わないだろう すぐにを望むだろう それでいいんですか そんな言葉などは 吐く息のように消えるだろう まだ温も...
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投稿日 2019-02-10 16:01
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
静かな静かな静かな街で ひとり哀しい心が歩いている 望んでいたのかもしれない 望んでいなかったのかもしれない もう忘れてしまった始まりに 降り始めている寂しさに哀しい 賑やかな賑やかな賑やかな街で 僕は汗をかき走っていた 振り返ることなど知らずに 大事にしていたのは無邪気とか無能 そのまま進めたのな...