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投稿日 2008-01-13 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
建築設計を生業として、工事現場の管理業務も行いますので、建築を扱った本書は興味深く読み終えれました。 東京から少し離れた大宮市に、設計コンペで選ばれた<O-miyaスパイラル>は35階建て高さ180メートルの建築物で、長方形の床がねじれ、回転しながら積み重なっていく構造です。 設計者である<犬飼陽一...
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投稿日 2008-01-12 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の出身大学である京都大学と思われる大学や周辺地域を舞台にして、さえない先輩男子学生(=この作品の語り手。本名不明の腐れ大学生。黒髪の乙女に恋をしていて、彼女を追い求めるうちに不思議な出来事に巻き込まれていく。友人関係は広くなく親友が一人いる。) と黒髪の乙女(=この作品のもう1人の語り手。本名不...
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投稿日 2008-01-11 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
久々に、じっくりと書き込まれた385ページの時代小説の長編が楽しめました。 主人公<立原周乃介>は天明6年7月、江戸が大雨に襲われた夜半に、姉の三男で甥である<定次郎>を何者かにより斬殺されてしまいます。 <周乃介>は、刀剣の売買の仲介や一刀流道場の師範代、万調べ事や談じ事などを生業としているために...
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投稿日 2008-01-10 21:31
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ファルコン
<柳田國男>の著作に東北の民話に関した『遠野物語』がありますが、そのもじりでしょうか、「常野(とこの)物語」という副題が付いています。 「常野」というのは、地名でもありまたその地域に根差した特殊な能力を持った一族の名称でもあり、権力を持たず、群れず、常に在野の存在であれという意味が込められています。...
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投稿日 2008-01-09 21:29
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ファルコン
日本全国にはご当地グルメとして、見て食べてみないと名称だけではわからない料理が沢山あるようです。 本書はコラムニストの<泉麻人>が現地に赴き、そんな「なぞ食」を徹底的に検証したエッセイ集で、カラーイラストも満載、旅行記としても気楽に楽しめる内容でした。 神戸の人間としては、「すじ玉丼」(神戸・三宮<...
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昨年、暮れにAmazonを利用して本を購入した 欲しい本を検索すると、目的の物が見付からなくとも 常日頃、興味を持っているジャンルの本が中古品で 安く出ている つい値段に引かれてオーダーをする 結局は流通経費が掛かりそのままの値段では手に入らない 古本屋は地方でドンドンと潰れている このようなシステ...
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投稿日 2008-01-07 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公は南町奉行所の同心で、不慮の事故で亡くなった父の後を15歳で継いだ<藤木紋蔵>です。 勤務中でも居眠りをする奇病ゆえ、外回りの仕事がある与力になれずに30年間内勤を務め、妻<里>と5人の子持ちゆえ、つつましい生活を送っています。 本書は、出世的には望むべくもない<紋蔵>が、人生の真実を見据え、...
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投稿日 2008-01-06 21:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
関西で「捌き屋」とは、企業間のトラブルの仲裁や不祥事の後始末をつける仕事を請け負う人間のことを指します。 本書の主人公<鶴谷康>は、成功させるのは絶対に不可能といわれる難題を処理することで有名で、情報を集めるために興信所や新聞記者のスタッフ、そして花房組の組長<白岩光義>などの協力を得ていますが、あ...
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投稿日 2008-01-05 21:31
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ファルコン
本書は「2004年版このミステリーがすごい!:第1位」・「2004本格ミステリベスト10:第1位」・「第57回日本推理作家協会賞受賞」・「第4回本格ミステリ大賞受賞」と、素晴らしい評価を受けている作品で、読み終えて「なるほど」と納得する構成力と一気に読ませる著者の文章の快活さに脱帽しました。 冒頭か...
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投稿日 2008-01-04 21:31
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ファルコン
主人公は師匠と呼ばれる茶髪の超美形少年<深山木秋>ですが、見たところ20代後半の青年<座木(通称:ザキ)>、元気いっぱいな赤毛の男の子<リザベル>の3人です。 彼ら3人は<深山木薬店>を営んでいますがみな妖怪で、ボランティア的に人間の手では負えない厄介な出来事を解決してくれます。 本書は二部構成にな...