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投稿日 2020-05-10 23:03
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
初めて書いた詩を覚えている内容は忘れているけれどボクはその時に言葉の連なる絵をきれいだと思った頭の上を余白の雲にして落ちてくる言葉はセンチメンタルな雨ふり愉快な雨ふり句読点を使わないことにちょぴり不安になった気持ちと自由になれた不思議があったボクの思いをふらすとこの空は鏡より正直に省みと希望を映し出...
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投稿日 2020-04-27 10:42
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
窓辺雲の隙間から日が届きタブレットの画面が暗くなり私たちを見てください 青々した葉が輝き出して揺れるほどの風に乗りいっしょに踊りませんかの囁きに軽くステップを踏み手のひらをさし出して閉ざされた場所から聴こうとする音楽が流れ始め...
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投稿日 2020-04-27 09:41
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
アーティストたちが俺たちは音楽を愛している私たちは絵を愛しているなんだかクサイこと言ってなんて思っていたけれどもちょっと待てよ自分を支えてくれた詩に感謝をしたことのない気付きに欠けていた心根を知るあたりまえの日常にある詩にこれからは有りがきを思い綴ろう...
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投稿日 2020-04-12 23:50
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
オートメーションの波にのり俺は組み立てられ丸い足の男になったメタリックの黒いカッコいいボディ生まれた時はすでに成人として扱われすぐ出荷され店頭に並んだ俺をゲットしたのは大学生痩せた身体だが力強くペダルを踏み風を切り爽快に走らせるサドルの下に押し込んだ布を取り出し「お前、イケてるチャリ男だよな」と、磨...
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投稿日 2020-03-25 09:59
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕は嘘でしたその嘘が僕でした嘘を許さないと辛くて生きていくなんて僕にとっては無理です知らないんです愛したりとか愛されたりとか理想を描いてその中で嘘の僕を演じているのです理解してもらえないかもしれないけど僕はそんな人間なのです演技での生活には攻撃や自虐してしまう気持ちを遠ざけることができます罪悪感はあ...
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投稿日 2020-03-23 10:23
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
どこ行くあいうえお君の右手僕の右手が繋がり反対に歩き出すかきくけこ力比べでさしすせそ痛いと言う君はたちつてとごめんと言いつつ引っ張り合うなにぬねの僕の負けだよはひふへほ離したまみむめも吹っ飛ぶ君がやいゆえよ怒って向かってくるらりるれろおもいっきり頬を叩くわいうえをん...
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投稿日 2020-03-22 14:00
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
残りの人生、長いか短いかも知らず、自分がどのように生きていくかを考える時、無駄なんてないと感じ事を行うのは漂流に思え、意味と疑問が湧いたのなら生きる本能と道徳をひとまず仮置きし、既成が空にならないが、同じ事を考える脳に夢を見てもらい隙間を創り、閃きを鼓動に聴くため閉じてみる目と理。...
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投稿日 2020-03-19 10:27
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
透ける身体に淡く輝く今日への希望空は青くて一本の木のように手を伸ばし通りがかりの視線も吸い込まれ抜けてゆく春にごきげんようを伝える
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投稿日 2020-03-18 10:33
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
だんだん奴らが見えてくる見えていないものが情報により飛び散るもの接触するもの僕らの生きようとする本能で見えてくるだが奴らは油断を狙うそして笑い声が聴こえてくる...
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投稿日 2020-03-16 09:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
寂しい、を投げたらどうしたの、が返ってきた大丈夫、を投げたら本当のことを、が返ってきたひとりぼっち、を投げたら友だちだよ、が返ってきたうれしい、を投げたら私も、が返ってきた楽しい、を投げたらとっても、が返ってきた幸せ、を投げたらずっとね、が返ってきたくすっくすっ、を投げたらくすっくすっ、が返ってきた...