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投稿日 2019-09-30 09:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
息子がまだ泥だらけになり遊んでいた頃 誰よりも自由を手に入れた顔して 走り転んでも痛みをすぐに忘れる 遊びの天才になり 青空は君のためにあるのか なんて思うくらい飛び回っていた 小学校も高学年になると 社会性を持つように学校でも厳しくなる 授業で必要な道具を忘れた息子は 「忘れ物について何か書きなさ...
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投稿日 2019-09-29 19:48
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
遠くから聞こえる犬の鳴き声 開いたままの本が 風でページをめくる音 実家の静けさの中で 懐かしく透明に響いてくる 動くことを遠ざけた身体は 余計に硬くなってしまうから そろそろ立ち上がろう、と 線香の匂いが流れ パイプ椅子を運び入れ 昨日、テレビで紹介していた ストレッチに汗をかく すでに休み明けの...
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投稿日 2019-09-25 07:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
依頼のあった詩誌を製本。 タイトルにあわせ 亀甲綴りは紙風船をイメージ、 裏表紙も紙風船を描きました!...
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投稿日 2019-09-12 07:01
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
頭の中は宇宙で 自由にその空間も操れる あっと言う間に 月だって行けるし 彗星を追いかけることも 簡単にやってのける 僕らはそんな自由を知っている 誰かの自由も知っている 言葉にのせて表現すれば 不可能が消えていく 僕らは生まれた時から そんな人間元素を持っているのさ...
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投稿日 2019-09-12 06:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
来年に発行予定の詩誌marubatsu です! 作業中!...
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投稿日 2019-09-02 02:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
やっと自分の詩集を作りました!
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投稿日 2019-09-02 02:21
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ひとりでは たいしたことはなく たいしたことのないを 知りつつも燃やしていく それしかなくて それがあればを垂らし ひとりのちりちりにも 微笑んでいたい そして ひとりのちりちりが ふたつになり、みっつになり それぞれの ひとりが集まれば こんなに心強いことはない ひとりでは たいしたことはなく た...
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投稿日 2019-08-26 06:32
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
嫌いな人がいる 許せない人がいる ジョンレノンの イマジンのような世界感を どうしたら持てるだろう 今のところ 少し距離を置いたり 同じ土俵に立たないとか 姑息なところで治める 人間だもん? 人間とは を考えてみる...
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投稿日 2019-08-20 00:57
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
頬の汗を手で拭い 刺さっている鉄片に触る サンダーで削れば弧を描く火花 押し付けた力に手が痺れ 缶コーヒーの中身が揺れていた 腰巻を斜めに付け ハンマー、ペンチ、ドライバー 最初はそれがカッコいいと感じていた 室内での工事 電気屋が座り込み昼メシを食っている 俺はひとりゴンドラの棚を組み立て続けた ...
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投稿日 2019-08-16 19:17
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
詩作