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投稿日 2019-08-10 11:10
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
家の前は砂利道滑りながら躓きながら膝は瘡蓋だらけで走り回った石を拾ってその個性を眺めては気にいった石を綺麗に洗い家のブロック塀に並べ雨が降り水たまりができればわざと水を蹴飛ばして遊び場の道があった砂利道は舗装され今は車が偉そうに走る...
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投稿日 2019-08-09 07:06
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
モノに魂は宿る無念だった叫びは一本柱の鳥居に託され悲惨さを伝えるため人々に守られながら今でも言葉を発している私たちは手を合わせ過去に未来に祈る消さない消えない哀れで辛いことだが平和の反対側一本柱を階段の下から私たちは考え思い祈り続ける...
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投稿日 2019-08-07 06:59
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
君は言葉を持たぬ姿だけど勇気が伝わってくる君は太陽だから僕に陰をつくり守ってくれるまっすぐに少し首を傾げ今日もおはようと葉っぱで手を振って言葉を持たなくとも君は僕の太陽夏の応援隊長なのさ...
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投稿日 2019-08-06 00:02
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕はもらった生まれた時に空っぽの箱いろんな気持ちを詰めながら箱もどんどん大きくなった叩かれて凹んだり抱きつかれて凹んだり泣き付かれ濡れたりして心のようにカタチが変わった僕はこの先どんな箱になって何処へ配達されるのだろう...
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投稿日 2019-08-04 20:13
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
何発も打ち上げられる花火散った後の白い煙しばらく黒い空に浮かび流れ天へ召されたように消える今年も派手に花火が打ち上がり俺は腕を組み冷たく見ている周りで拍手が湧く確かに綺麗で爽快な広がりだどんな気持ちでひとはこの花火を見ているのだろうふとひとを横目で見ている瞳が断続的に光り嬉しさが頬から滲み出ている俺は素直に花火を楽しめず大衆の中で孤独を感じそれでも此処にいたいと 不思議な気持ちに癒されているあの白い煙を見ると今年も故人たちを想い出し繋がる天と地夏の夜空に浮かぶ白の想い俺は今年もこちら側の大衆に紛れている...
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投稿日 2019-07-29 21:16
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ご飯を食べ運動してそれだけで生きられる訳ではない魂のある言葉に触れ魂のある優しさに触れ魂のある悔しさに触れて自分を燃やしていける根拠場面がある感受性を疲れや苛立ちで覆ってるばかりじゃ始まらない魂を魂に響かせ力を得ながら思いっ切り死へ向かって生きるだけなのさ...
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投稿日 2019-07-28 21:11
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
どない先輩の挨拶はいつも、どないっ?まあまあですかねほんで?………さあ?自分、おもろいなあ確かに先輩は面白いひとですねちゃうがなあ、まあええわああ、懐かしいなあどない先輩今はどこで何をしているのだろう元気にしているのかな先輩、最近どないっ?...
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投稿日 2019-07-22 09:57
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
「ゲゲゲのゲタロウ(下駄郎)」だと思っていた自分のイメージで言葉を覚える癖があった何回もアニメのオープニングで「ゲゲゲの鬼太郎」、と見ていたのに……これが訂正されたのは数年後、中学生の頃で思っ切り笑われたことがあった母は「とげぬき地蔵」を「骨抜き地蔵」と言っていたこれが遺伝だとしたら俺の詩には怪しい...
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投稿日 2019-07-19 09:33
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
敵はどこにいるんだ味方はどこにいるんだそんな戦いではないこころ痛むところから前には進めていないいつもの階段をのぼりいつもの階段をおりる今日もニュースを片手に平和とは言えないすでに明日の階段が燃えている...
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投稿日 2019-07-18 09:31
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
裏側、いつでも笑ってばかり口もとと目じりには皺がいっぱいだけど、ここはけして天国じゃないやせ我慢の世界でもないそして、表側が裏側になって自分を信じているから安っぽい一枚、二枚、三枚と増やした表の裏が晒され壊れた今、空っぽを感じ中には言葉を消された僕がい……...