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投稿日 2018-10-20 21:20
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「伍魚福」 のもじり、「オリーブソース」は 「新長田合同庁舎」 なども登場、粉もん文化の下町の熱い思いが詰まったグルメ人情物語が面白く楽しめました。
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投稿日 2018-10-16 19:36
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2012年に刊行され200万部を超えるベストセラーになった本書ですので、すでに読まれた方も多いと思います。著者の<渡辺和子>(1927年2月11日~2016年12月30日)さんは、キリスト教カトリック修道女 (修道女名:シスター・セント・ジョン)であり、1963年、36歳にて 岡山県ノートルダム清心女子大学の学長に就任。1990年、学校法人ノートルダム清心学園の理事長に就任という経歴の持ち主です。本書で初めて知りましたが、陸軍教育総監だった父<渡辺錠太郎>は、昭和11(1936)年2月26日、自宅で青年将校らの銃弾を浴びて射殺されましたが、彼女は座卓の陰に隠れその現場を目撃、難を逃れたという2...
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投稿日 2018-10-13 21:33
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<堂場瞬一>ファンなら架空の県庁所在地としての汐灘市を舞台にした<汐灘サーガ>シリーズはよくご存じだと思います。本書は
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投稿日 2018-10-10 20:31
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ファルコン
「傭兵代理店」シリーズは、『傭兵代理店』で始まり『傭兵の岐路』で終わる全11巻が、シリーズの第一弾です。本書は第2段目の幕開けの1巻目に当たります。前シリーズでは、日本において非公式に特殊任務をこなし政府にも徴用されていましたが、国際犯罪組織の陰謀で日本における「傭兵代理店」はつぶされてしまいました...
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投稿日 2018-10-07 21:37
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ファルコン
副題に「みをつくし料理長特別巻」とありますように、第1巻の 『天の梯』(2014年8月)で完結した物語のその後が楽しめ構成になっています。「つる屋」の店主<種一>のあわただしさから、大坂に戻った<澪>を訪ねようとする、珍道中や、<澪>の幼馴染の<あさひ太夫>の郭での生活の裏話、<澪>と添い遂げられな...
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投稿日 2018-09-18 21:39
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ファルコン
関東大震災で職を失った17歳の<石嶺こより>は、仕事を求めてカンダ神保町の裏通りにあ小さなる古書店「ねんねこ書房」を訪れます。店主の<根来佐久路>は、本業の傍ら「よろず相談」を引き受けており、たまたま面接時の時に相談者と巡り会わせた<こより>は、<佐久路>から、謎解きを掛けられ、正解すれば店員とする...
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投稿日 2018-09-13 21:33
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ファルコン
<群ようこ>の「れんげ荘」シリーズは、第1弾 『働かないの れんげ荘物語』 (2015年)に続き、本書『ネコと昼寝 れんげ荘物語』が第3弾となります。10万円で、心穏やかに楽しく暮らそうと、 45歳の<キョウコ>は、大手広告代理店を早期退職し、都内の古い安アパート「れんげ荘」へ引っ越しました。数年後、<キョウコ>は相変わらず貯金を切り崩す生活を送っています。第1弾・第2弾では、ささやかな幸せを求めて、散歩、読書、刺繍、個性豊かな住人たちとの交流をとおして、穏やかに暮らす<キョウコ>が描かれています。<キョウコ>と同じく大手広告代理店に勤務していた女性社員による過労自殺のニュースは、記憶に新しい...
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投稿日 2018-09-09 21:39
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ファルコン
本書『エキナカには神様がいる』は、1日に数十万人が利用する燕町駅のエキナカを舞台に、人々の関わり合いから生まれる5つのドラマが描かれています。「第一話 背中」「第二話 視線」「第三話 嘘」「第四話 思い出」「第五話 駅のスケッチ」の5つの短編で構成され、1つの作品に登場する人物が、別作品にも現れる構...
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投稿日 2018-09-05 21:35
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ファルコン
本書には、江戸人情噺の古典落語が4題目登場、それぞれの登場人物たちが死んで閻魔様の前で、自分の境遇や行いを騙りながら、閻魔様のお裁きを受けるといった趣の連作短編集です。取り上げられているのは、まずは<三遊亭圓朝>の作とされますが不確かで<三代目桂三木助>の改作で有名な『芝浜』や<初代春風亭柳枝>の創...
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投稿日 2018-09-01 21:09
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ファルコン
タイトルを見ただけで、水族館で働く若い女性のお仕事奮闘記と恋愛を絡めた青春ものかなと分かりますが、その通りの展開でした。主人公<嶋由香>は千葉にある水族館に勤めて4年目の夏を迎えています。先輩の<梶洋平>にあこがれながら、ドジなトレーナー「ドジトレ」と呼ばれながらも、日々飼育に専念しています。本書で...