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"#単行本"の検索結果
  • <上間陽子>『海をあげる』@「2021年ノンフィクション本大賞」

    10日、ヤフーニュースと本屋大賞が共催し、書店員の投票で選ばれる「2021年ノンフィクション本大賞」は、教育学者<上間陽子>さん(琉球大学教育学研究科教授)の『海をあげる』(筑摩書房)に決まっています。賞金に当たる「取材支援費」は100万円が授与されます。受賞作『海をあげる』は、沖縄の人々の日常が政治に踏みにじられるさまをつづったエッセー集です。<上間陽子>さんは1972年、沖縄県生まれ。暴力から逃れた沖縄の女性たちが、自分の居場所を築くまでを描いた『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち 』(太田出版)、共著に『若者貧困』(明石書店)などの著書があります。...
  • 今年の読書(85)『映画になった恐怖の実話』(鉄人社)

    「鉄人ノンフィクション編集部編の『映画になった恐怖の実話』は、実録映画の題材になった事件、事故、スキャンダルの詳細を取り上げています。劇中では描かれなかった顛末の詳細、本当の動機。事件関係者の知られざるその後などが紹介されています。54作品の映画になった事件が取り上げられています。<マーティン・スコセッシ>と<ロバート・デ・ニーロ>がタッグを組んだアメリカ大統領候補、{ジョージ・ウォレス狙撃事件}の『タクシードライバー』を筆頭に、{シャロン・テート殺害事件}の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、 中国南部を舞台としたノワールサスペンス{中国ハルビン拘置所死刑囚脱獄事件}の『鵞鳥湖...
  • 今月の読書(74)『相米慎二という未来』金原由佳・他(講談社)

    『翔んだカップル』(1980年) ・ 『セーラー服と機関銃』(1981年) ・ 『台風クラブ』(1985年) ・ 『ションベン・ライダー』(1983年)などの作品で知られる、映画監督の<相米慎二>の没後20年にあたる2021年(9月9日・53歳没)ですが、監督作品をまとめた、『相米慎二という未来』(2970円)が発行されています。本書では没後20年たっても色あせない<相米>映画の魅力を、キャストや制作スタッフへのインタビューを通じて描いています。【邂逅】の章では、<相米>映画をリアルタイムで見ていない若年層に、今回初めて<相米>映画に触れて感じたことを聞きます。また、かつてリアルタイムで見た世...
  • 今年の読書(60)『星落ちて、なお』沢田瞳子(文藝春秋)

    日本画家<伊藤若冲>の生涯を描いた著者<沢田瞳子>の『若冲』は、京都を舞台に秀逸な構成の作品でしたが、本書『星落ちて、なお』は、鬼才「河鍋暁斎」(天保2年4月7日〈1831年5月18日〉~明治22年〈1889年〉4月26日〉を父に持った娘「暁翠」の女絵師としての激動の時代を生き抜いた数奇な人生を描い...
  • 今年の読書(58)『十三階の血』吉川英梨(双葉文庫)

    <吉川英梨>の本書『十三階の血』は、『十三階の女』、『十三階の神』に続くシリーズ第3作として、2019年11月に刊行、2021年6月13日に文庫化されています。警察庁の「13階」にある公安の秘密組織が『十三階』とよばれていますが、この組織は国家の異分子を排除すためには、ときに非合法な捜査も厭いません...
  • 今年の読書(47)『神戸レガッタ・アンド・アスレチック倶楽部150年史』

    神戸っ子として、地元の歴史書として興味を持ちました『神戸レガッタ・アンド・アスレチック倶楽部150年史』は、「神戸新聞総合出版センター」から出版され、編者は<呉宏明>氏と<髙木應光>氏が務め、自称「神戸のヒストーリーアン」である歴史家の園田学園女子大学名誉教授<田辺眞人>氏が監修されています。「神戸レガッタ・アンド・アスレチック倶楽部」は、1870年(明治3年)9月23日に、神戸居留地の薬剤師かつスポーツ万能の<アレキサンダー・シム>氏を中心として世知率されています。 1901年(明治34年)、神戸の六甲山に日本で最初の4ホールズのゴルフ場マラソンなどにも影響を残した足跡をたどることでもありま...
  • 今年の読書(38)『飲食店の秘密』大西良典(扶桑社)

    今回は、一般的な小説ではなく、いわゆる「ハウツー物」です。正式タイトルは『コロナ危機を生き残る 飲食店の秘密』とながめですので、標題では省略させていただきました。著者の<大西良典>氏は、兵庫県神戸市生まれ、兵庫県立尼崎工業高校建築科卒業後、神戸の三大ゼネコンに入社、ゼネコン倒産後、設計事務所に転職、「モスバーガー」の店舗設計から始まり、「なか卯」の店舗設計にたずさわり、2010年に独立して、兵庫県芦屋市に「OLD  DESIGN株式会社」を設立現在に至っているという経歴です。神戸にて長く建築設計に携わってきましたが、「神戸の三大ゼネコン」と言う言葉に出会うのは本書が初めてで、倒産ということであ...
  • 今年の読書(33)『空間・五感』日本建築学会(井上書院)

    建築設計を生業としている立場として、読書の分野に入るのか怪しげな一冊として2021年3月20日に発行されています<日本建築学会>編集の『空間・五感』(2750円・井上書院)です。タイトルの通り、「視覚」・「聴覚」・「触角」・「嗅覚」・「味覚」の五感に加え「時間」・ 「多様な感覚」の全7章に有名建築を振り分けて、写真と解説文で組まれたハンドブック的な構成でした。さすが学会として資料的といいますか学術的でなければいけないと言う編集方針が気になり、本来の「建築」の持っている「権力」と「金(富・財力)」という根源的な分野での視点の切り込みがなく、つまらなく感じながら写真だけ眺めていました。...
  • 今年の読書(28)『ふたりぐらし』桜木柴乃(新潮文庫)

    好きな作家の一人として著者<桜木柴乃>の作品は、「風葬」 ・ 『砂上』 や 『ホテルローヤル』を原作とする映画
  • 今年の読書(23)『街と山のあいだ』若菜晃子(中央出版社)

    著者<若菜晃子>が、1968年兵庫県神戸市生まれだということで、手にしてみましたエッセイ集『街と山のあいだ』(2017年9月刊)です。学習院大学国文学科卒業後、登山の専門出版社「山と渓谷社」に入社、『wandel』編集長、『山と渓谷』副編集長を経て独立、文筆家として活躍する著者が、山にまつわる記憶や体得してきた思想を、情緒豊かに綴っています。四季にわたる山行記やよく登る山、道具の話など、細やかなエピソードに彩られた59篇が掲載されています。「人生に、山があってよかった」と山が好きな人も山に憧れる人にも、街に埋もれている人にも自然を感じられる一冊でした。 「人生に、山があってよかった。」と言い切...
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