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大学に勤めたいとき、やりにくい先生とやりやすい先生がいました。やりにくい先生とは、自分の権力を振りかざす人。すごく困ったのが医師が常駐していない時間に来て風邪薬などをほしいと言われるとき。看護師が勝手に薬はだせないので断ると烈火のごとく怒る人。中には自分を誰だと思っている?教授会で問題にするとか言い出す人までいます。反対に医師のいない時間に来て申し訳ありません、出直しますと深々と頭を下げる人。こんな先生は、いつも礼儀正しく腰が低いのです。何かほめるような言葉をかけても「いやいや、とんでもない」と言われてはとても謙虚です。こうして、いつも謙虚な先生たちは自分を否定しているのかというとそうではあり...
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もっと成功率を上げたいと思うなら、倍の失敗をしなさい。IBM創業者 トーマス・J・ワトソン・シニア『ハーバードの人生を変える授業』より失敗はなるべくならしたくないと思います。ですが、どうせするなら早めの方がいい。失敗しないなんてあり得ないのですから。転職をしたとき、全く新しいことをすることになりました。はじめの3ヶ月間は先輩が手取り足取り教えてくれます。その後、自立。私は教え上手な人に習ったので研修期間中、失敗することがありませんでした。ところが、研修期間終了後大失敗。失敗の対処法を学んでいないのでパニックです。1ヶ月先輩の同僚が「失敗しないよね、大丈夫」と声をかけてくれていたんです。ですが、...
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部下が考えない。指示待ち人間で困っている。ビジネスコーチングではよくあがるテーマです。考えない人を考える人にするにはどうすればいいかと言いますと質問をすることです。看護学生の頃、何がつらいかというと実習です。その中でも恐怖なのが報告のときに返ってくる質問です。「何でそんな風にしたの?」と問われて先生から指示されましたでは答えにはなりません。私はそれまで、医師の言うことは正しいという認識を持ってたのですが実は違います。人間、誰でも間違うのです。ですから、それを行う根拠がわからなければ行動してはダメなんです。命がかかってますからね。「何で、それをするの?」「その根拠は?」と毎日質問され続けます。そ...
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新しいことにチャレンジするときはまずは目標を決める。そして、五感を使って目標が叶ったことをイメージする。自己啓発本などにはそのようなことが書いてます。例えば、すぐに風邪を引く人が健康な体を手に入れると目標とたてたとします。そのためには朝型生活を送る。朝5時に起きて、30分ウォーキングをして1日スタートを切る。これを半年続けて、しなやかな強い体を手に入れる。朝食はスムージー。これを続けているうちにお肌のピカピカ。知らないうちに2kgくらいやせている。なんて、楽しく行動している自分をイメージ。そうすると、その目標を達成するためには何が必要かを考えて行動していくわけですがここで大事なことがあります。...
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子供はみんな天才!子供が苦手だった私がそんな風に思えるようになったのは子育て支援の仕事をしたことがきっかけでした。仕事では親子の関わりを観察します。そうすると、思いもよらぬ場面に遭遇したりします。赤ちゃん健診の時です。左手で積み木を取ろうとした赤ちゃんにママが手をピシャリと叩きました。「何で叩くの???」赤ちゃんは積み木を取っただけ。もうびっくりです。そのママは「右手を使うの!」「左手を使っちゃダメ!」と怒ります。理由を聞いたら、左利きになったら子供が苦労するからだそうです。確かに世の中、右利きが多いので道具は右利き用が標準になっています。ですが、それが苦労かどうかは子供が決めること。赤ちゃん...
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自分の意見と他人の意見が違うときあなたなら、どうしますか?職場でおやつにケーキが出されたときがありました。同僚のAさんはいつも何でもおいしいといって食べる人です。そのケーキもいつものように「おいしいね」といって食べてました。ところが、食通でとおってるBさんがケーキを食べて一言いいました。「まず~」「こんなケーキをおいしいなんてどんな育ち方をしたんだ?」その言葉でAさんは「私の育ちって変かな、おいしいって感じるのは舌が変?あんな言い方あんまりじゃない」と涙ぐんでしまうし、気まずい雰囲気になってしまいました。実際、Aさんってお育ちが変なのでしょうか?それはBさんの評価であってAさんの本来の姿ではな...
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苦手なことをひいひい言って頑張るより得意なことでカバーできないか。私のコーチングでは強みに焦点をあてることを考えてもらいます。ブログにも苦手は一人で頑張らないと書いています。ここ最近、嫌だなと思うことは頑張らなくてもいいですよねと質問を受けることが多くあったので「頑張る」について書きたいと思います。コーチングではクライアントの自主性が重んじられます。コーチが宿題といって課題をだしてもやりたくなれけばしなくてもOK。叱られることはありません!ですが、頑張るということを一切しないかというとそうじゃありません。できないという限界は誰が作っているのか!?それは自分です。自分では限界と思っていても本当の...
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コーチングを始められるときにオリエンテーションを行うのですがそのとき、今の現状をお聞きします。必ずといっていいほど上がってくることがあります。自分で決めたことができない!自分との約束が守れないと思い込んでいます。自分との約束を破ったとしても影響があるのは自分だけ。行動できないことって実はそんなに困ってないんです。そんなときは、自分じゃない人と約束をしてみる。他人からのプレッシャーを利用する。コーチングではクライアントに翌週の行動目標を宣言してもらいます。できなくてもOKです。しかし、「どうでした?」と聴かれると思うだけで脳にアンテナが立ち軽いプレッシャーがかかります。今は便利な世の中で、お片づ...
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起業されている方のコーチングで必ずと言っていいほどテーマに上がるのが売り上げアップです。コーチがなぜ、いろんな職種の人に対応できるかというと教えないからです。その仕事を一番よく知っているのか誰か?コーチではなくクライアントです。ですから、どうすればいいのかの答えはクライアントが知っています。では、どのようにして見つけるかというとイメージングを使って自分のやるべきことを探ります。まず、自分の希望の年収をイメージしてください。今より、2倍でも5倍でもOK。既成をとっぱらってワクワクしながらです。そして、稼いでいる私に成り切って1日の行動を考えてみてください。年収5倍の私は、朝何時に起きてますか?朝...
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目標達成できない原因は?意志が弱い!?このフレーズよく聞きます。では、あなたの意志が弱くなるときってどんなときですか?同じ失敗を繰り返さないためにも過去からの学びを大切にしましょう。私の計画が挫折してしまうとき過去を分析すると、ある友人にぶつかりました。他の人なら、頑とはねつけられるのですがその友人の言葉だと、誘惑に負ける私。なので、資格試験に取り組んでいるときはその友人と直接連絡を取るのはやめました。お陰で計画通り勉強が進みストレスフリーです。自分が、どんなときに、どのようにして失敗するかがわかると格段に成功率が上がります。私は夜に運動習慣などを取り入れようとするとほとんど3日坊主に終わりま...