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投稿日 2021-05-18 01:24
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
※CO-OPライトツナ、はごろもシーチキンマイルドとは異なる製品です。生協基準のシーチキンマイルド 全国の生協で販売される普及品レンジのツナ缶その2。COOPはごろもシーチキンLフレークやCOOPライトツナフレークとの大きな違いは、魚種にある。こいつはカツオ。 COOPがつかない一般的なシーチキンマイルド(70g・国産)とは、食塩とGMO表記の細かさで差別化されている。 生協PBのライトツナフレーク群、COOPはごろもシーチキンLフレークと同じく、たいがいの全国生協に置いてある。前述のとおり、塩とGMO表記を除いて通常のシーチキンマイルドと緒元は同じなので、 ・生協のツナ缶から選ぶとして ...
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投稿日 2021-04-27 04:45
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
【令和最新版】見た目の新しいシーチキン【2021】 ※本記事では、国内製造で70gのシーチキンLフレークについて取り上げている。COOPはごろも、インドネシア製のシーチキンNew・セブンプレミアム・SOLIMO・シーチキンLフレーク(N)、パウチタイプのシーチキンSmile Lフレークについては取り上げない。 ツナ缶の代名詞にして、もっとも知名度が高いツナ缶、シーチキンLフレーク。問答無用で「ツナ缶」の基準になる製品である。 本ブログで最初に書いたのは2013年11月で、以後ロットを変え媒体を変え何度か取り上げてきたが、2021年に入ってから大がかりなパッケージの刷新が図られたため再び紹介する...
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投稿日 2020-08-22 03:49
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
売り切れ頻発のツナ弁当 静岡の駅弁屋・東海軒と、はごろもフーズのシーチキン食堂がコラボレーションして生まれた駅弁。わっぱ型の容器にシーチキン炊き込みご飯と大きなシーチキンかまぼこの入った、立派な駅弁である。 昨夏、田子の月とコラボしたシーチキン大福同様に販売経路も大きく限定され、 ・2020年8月1日以降 ・静岡駅構内の東海軒(駅南コンコース、新幹線改札の内側)でのみ販売 ・販売数に限りがある など、静岡駅でしか購入できない製品だ。筆者はダメ元で夕方に駆け付け、ようやく積み上げているのを目撃したほど。 なお、本ブログはツナ缶(マグロ・カツオの油漬、味付等)やその関連商品に対する筆者目線のレビュ...
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投稿日 2020-07-26 00:57
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
シーチキンの源流 もともとシーチキンは1958年に後藤缶詰所(今のはごろもフーズ)が商標登録したもので、その食感と色がニワトリの肉に近いことから名づけられた……そんなエピソードが知られる。高度経済成長によって相対的にツナ缶が手ごろになったこと、内販拡大を支えたはごろも隊の活躍が後押しして、「ツナ缶」を日本の市場に根付かせた。シーチキンファンシーは命名当初から今に至るまで姿かたちを変えラインナップされ続けていたと記憶する。 なお「今も売ってる中で日本最古のツナ油漬缶」は、シーチキンではなく三洋食品のプリンス赤缶(1953)で、創業者のこだわりを堅持することでシーチキンとはまた異なるファン層を獲得...
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投稿日 2020-07-17 05:53
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
沖縄向けの高級シーチキン 沖縄のツナ缶生態系は内地(本州)と大きく異なる。人口当たりのツナ缶使用量が莫大で、福岡県民510万人が食べるツナ缶を沖縄県民145万人の人口で消費しているし、それにあわせて地元スーパーのツナ缶売場も輸入廉価品から国産高級品、箱売りからバラ売りまで幅広く網羅している。首都圏も静岡も、ツナ缶売り場で箱売りしてるのってなかなか見ないし。 その中で、高級品の位置づけになっているのが本品シーチキンフレーク。ビンナガマグロと綿実油を組み合わせた伝統的なホワイトミート製品で、同社Lフレークやマイルドもろとも12缶入り1箱単位で販売されている。 ときには12缶1296円という(内地...
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投稿日 2019-07-27 00:19
ツナ缶レビュー zu-mix3.0
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長井ずみ
売り切れ続出のツナスイーツ 静岡の和菓子屋・田子の月と、はごろもフーズのシーチキン食堂がコラボレーションして生まれた大福。私が観測した中で初めて製品化されたツナスイーツだ。 本品は販売経路も大きく限定され、 ・2019年7月22日~8月21日に ・新静岡セノバの田子の月で ・数量限定販売される など、入手性など考慮されていない製品だ。筆者は11時頃買いに行って潤沢な在庫を見たが、夕方訪れた伊豆川飼料御中は売り切れを見ている。たぶん昼過ぎにはなくなるタイプの大福だろう。 なお、本ブログはツナ缶(まぐろ・かつおの油漬け、味付け等)やその関連商品に対する筆者目線のレビュー、解説を目的としているため、...
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投稿日 2018-10-24 07:19
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長井ずみ
水煮と油漬のいいとこどりを目指した48kcalシーチキン はごろもフーズが2018年8月末より販売開始した新顔のシーチキン。 プレスリリース_(アーカイブ)をかみ砕くと、油を使わず油漬缶の味を再現することで、水煮にあった食味の悪さ(キシキシ感)、油漬のカロリーという二大欠点を克服し、「水煮より低カロリーで」「油漬缶並の食味」を目指した製品である。タンパク質据え置きで水煮缶(素材そのままシーチキンLフレーク)より1gあたりのカロリーが低いため、よりアスリートに適しているように見える。 ツナ缶ブログが着目したいのは、どのようにして「油を使わず油漬缶の味を再現」を行ったか、という点だ。通常、ツナ缶...
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投稿日 2018-09-25 23:35
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長井ずみ
シーチキンとコンビーフの合いの子 シーチキン60周年・国分K&K商標登録110周年を記念して作られた。 2018/8/20の発売開始以降、筆者は目を皿にしてツナ缶チェックを行ったが、思い当たる実店舗全てで見つけられなかった。そして、発売から9日経ってようやくしずてつストアで発見できた個体がこれになる。発売日当日にはあの新しいもの大好きクラブなTwitterでも実食ツイートが見つからなかったし、そのあとも実食レポがほとんど出てこなかったのだから、品薄基調にあると思われる。 スペックから推察するに、K&KコンビーフとシーチキンSmileLフレーク(タイ産のツナパウチ)が原材料だろうか。製造所の日...
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投稿日 2018-09-16 08:15
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長井ずみ
SO28を歴史の表舞台に立たせたマイルストーン ギフトセットに含まれるシーチキンマイルド。油を菜種油に変え、うまみ調味料の代わりにエキスで調味している点が異なる。それだけ見ればよくあるツナ缶だが…… いままでSO28の社名は公になっていなかった(今までもCS等に問い合わる等調べれば判明したが、はごろもサイドは積極的に公開していなかった)ため、それが缶胴に記載された製品が現れた。ツナ缶業界としては「富士冷の社名が明記された」ことが大きな歴史転換点といえる。 富士冷(缶詰工場)はOEM専業の会社で、自社ブランド製品は持っていない。徹底的にはごろもカツオ製品を中心にOEM製造する古株の缶詰会社だ。ツ...
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投稿日 2018-05-27 22:36
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長井ずみ
はごろもフーズ シーチキンNewLフレーク・オリーブオイルきはだまぐろオリーブオイル漬フレーク・普及品時代の要請にいち早く答えた廉価オリーブ油 オリーブオイル使用のツナ缶は、もはや時代の要請といっても良いだろう。2009年辺りまでは知る人ぞ知る逸品という感じだったが、現代においては多くの缶詰会社や企画会社が参入する一大ジャンルとなった。 はごろももこのオリーブオイル需要に応え、2014~16年頃にびんながまぐろ使用のシーチキンフレークBOSCO(No.27)をリリースした。国内製造とメジャーブランドのオリーブ油を使用した堅実な製品だったが、それが却って競合する高級ツナ缶からみて没落してしまっ...