がん体験はなし隊〜がん教育その1:石川県立工業高校編〜
11月
20日
こんにちは ピアサポーターの久田です。
今日は同じピアサポーターの橋さんががん体験はなし隊の活動で、外部講師としてがんの経験をお話しされた事を紹介したく登場しました。
文部科学省は『がん教育』の一環として、学校に外部講師を教室に招いて
・がんに対する正しい理解
・命の大切さ
・生き方
に関する授業をする事をすすめているのです。医師、看護師などの医療関係者やがんを経験した人々が教室に出向いて、学校の先生と一緒に授業を行うのです。
・がんに対する正しい理解
・命の大切さ
・生き方
に関する授業をする事をすすめているのです。医師、看護師などの医療関係者やがんを経験した人々が教室に出向いて、学校の先生と一緒に授業を行うのです。
今回橋さんは、石川県立工業高等学校機械科1年生の教室でお話しされましたよ。
私も授業にお邪魔させてもらいました。
担当の先生は保健体育を教えていらっしゃり、このクラスの担任もされている20代の若い先生です。生徒達とのやりとりからも固い信頼関係が見える温かい雰囲気を感じましたよ。
授業では、前の授業で勉強したがんについての一般的な理解(罹患率とか)をクイズ形式で振り返ってから、橋さんが『診断を受ける前の自覚症状の話しや診断を受けた時のこと、手術、治療そして予後の経過とその時の思い』を話していくのですが、その話をし始めると生徒達が真剣に話を聞き入っている空気がすーっと教室内に広がっていきました(この空気感、感動です!)。
その話を聞いて、どんなふうに感じたかグループで話し合ってから自分の意見をパソコンに書いて全員で共有するのです。
「手術の後の生活について自分達が思っていたのと違っていた」
「身体も気持ちも辛くなる」など
リアルな感想がスクリーンに挙がってきました。
たくさんの意見が挙がる中、『現在橋さんが仕事に向き合っている話』に移ると、生徒達から
「自分の考え方を変えることで不幸ではなくなる」
「QOLを高めるのは自分の考え方次第」
という意見が出てきましたよ。
生徒達が少し書いては消して、また書いて…という光景も何人もから見受けられ、一生懸命考えて言葉にしようとしている様子を感じて、じーんっとしてしまった私です。
今回は『がんを通して生き方を考える50分』になったと思いました。
授業を作って下さった先生、生徒達ありがとうございました。
そして橋さん!本当にお疲れ様でした。
授業を作って下さった先生、生徒達ありがとうございました。
そして橋さん!本当にお疲れ様でした。