今月のおんころカフェのテーマは「おいしい・おいしいもの」
“てつがくしゃ”の菊地先生や図書館司書の原さんとともにお話しました。
・一人で食べてもおいしくない
・好みのもの
・県外の友人が送ってくれるこちらでは手に入らない美味しいミカン
・味は好きなのにアレルギーで食べられないつらさ
・スーパーによってお寿司のおいしさが違うし同じお店でもお総菜コーナーとお魚屋さんのは違う
・闇バイトに思うおいしい話しの怖さ
・おいしいとお得の違いは秘密と公共性?ある意味独り占め、自分だけ得したいような
・美味しいことは主体的、個人的な体験で否定されると関係性に影響する
・抗がん剤で味が分からなくなった時のこと
塩味が分からず料理の味付けは家族各自でしてもらっていた
和菓子から季節を感じる
甘いもののよろこび
「おいしい」ってすごく個人的な特別な経験なんですね。
誰かがおいしいと思って食べれているものをジャッジたり否定したりしちゃいけないなと改めて思いましたし、また、「おいしい話」は甘い蜜のトラップ。
自分だけ損したくないとか、こっそり得をしたいとかいう感情にはリスクがともなうので気を付けなきゃなーということも改めて感じました!
本日の原さんからの紹介図書
陽炎ノ辻(佐伯泰英)
朔風ノ岸(佐伯泰英)
ダンピアのおいしい冒険(トマトスープ)
ジブリの食卓 天空のラピュタ(スタジオジブリ)
ジブリの食卓 となりのトトロ(スタジオジブリ)
本当はご飯を作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ(コウケンテツ)
美味しいものが主役のお話もいいけれど、お話の中に美味しそうなものが出てくるお話の方が好きだという原さんに共感しました。
こちらの本もしばらく県立図書館からの団体貸し出しコーナーに並びますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
来月は今年最後のおんころカフェということで「どんな一年だった??」ということについてみんなでお話したいと思います。