今月のおんころカフェは「遊び・喜び」をテーマに対話を進めました。
“てつがくしゃ”の菊地先生からお話のタネやみなさんから上がったことをざっくりと。
・遊びと反対の言葉として「真面目」という言葉が持ち上げられることがある。
・遊びのつもりでやったことが堅く捉えらえることもある。
・ゲームは効率的な方法を禁止することでゲームになる。
そう考えると、人生にうまくいかないことがあるときにゲームだととらえることもできる。
・みんなで体を動かしてするゲームをしたときに、上位に行くチームは戦略を練るのが上手だった。また、うまくいかなかったときに励まし合うコミュニケーション力も。
・怒りの感情が沸き上がると自然の中に身を置く。自分を取り戻すことができる。
・喜びと哀しみはセットになることがあるけど、怒りは喜哀楽のどれともセットになりづらい。
・もうダメだと感じる状況の中で誰かが握ってくれたおにぎりを食べたときのおいしさ
・ポイントをためてはちょっと贅沢をする幸せ
・生き物を眺める、観察する楽しみ
・コレクションする楽しみ
・well-beingとhappy
・幸せは自分が快く感じる道だとすると、徳や倫理、正しく生きる道はそれに反するものと考えられがちだが、その人が欲しいものがその道にあることもありをれもまたその人の幸せ
今回はいつもより少人数で、少人数ならではのゆっくりじっくりの良い時間でした。
来月は11月16日土曜日。
テーマは『おいしい・おいしいもの』です。
【“遊び・喜び”にちなんだ図書館司書原さんからの紹介図書】
みんなのいちにち:たけうちちひろ:アリス館
アレの名前大百科:みうらじゅん:PHP研究所
幸せな大人になれますか:前野隆司:小学館
絶滅危惧動作:藪本晶子:祥伝社
ひとりあそびの教科書:宇野常寛:河出書房新社
*原さんに紹介してもらうと、本棚に並んでいる以上にワクワクを感じます。
個人的にはアレの名前大百科がクスっと笑えてしまいました。