今年も聞き書きサポーター養成講座を無事終了することができました。 10名が聞き書き作品を完成させて、聞き書き集になりました。 毎年はなうめの利用者さんまたは関係者お1人に語り手になっていただいて、 受講生はそれぞれ好きな部分を聞き書き作品にします。 今年は大切な方をがんで看送った経験がある、ピアサポーターの小石川さんがご協力くださいました。 子どものころ、学生時代、仕事と家族、妻との別れ 受講生の「ここを書きたい!」はそれぞれで、同じ場面でも風景なのか言葉なのか、フォーカスするところが違うだけで、語り手が語る音源は同じなのに違う作品になるところに聞き書きの深みがあります。 また、聞き書きサポーター養成講座をすることの、はなうめとしてのメリットは、人生の中に「がん」という経験がある方の人生が、聞き書き作品として残ること、また、聞き書きという切り口で集まった方にそういう人生を知っていただく機会になることです。 聞き書き作品も少しずつ増えていますので、よかったらのんびり読みに来てくださいね。