不良の系譜
12月
1日
個性的で美しいが、決して思い通りにはならない。
気に入らないことがあれば、たちまちご機嫌を損ねる。
そうなったら大変だ。
僕はチームを組んで、彼女のご機嫌を直そうと、あの手この手を試すことになる。
しかし、年に何度かご機嫌を取り戻す瞬間が訪れる。
その瞬間、僕は王になる。
誰にも操れないものを操る。
圧倒的な快楽が、全身を駆け抜けるのだ。その点、もう一人の色白の彼女は知性的だ。
へぼな扱いをしなければ、基本的にご機嫌を損なうことはない。
つまり、ある程度の基本をわきまえているのならば、誰もが付き合うことの出来る性格なのだ。
ただし、彼女の本当の姿を知るためには、僕はアウトローにならざるを得ない。
美しい顔の裏側は、時速330キロの世界に誘う魔性なのだ。どちらにも共通することは、悪魔が潜んでいるということだ。
僕にとてつもない快楽を与えるが、幸福を与えてくれることはない。
矛盾?パラドックス?不毛な論理?
そんな世界に生きている。
力強く!
投稿日 2006-12-01 09:11
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2006-12-02 06:33
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2006-12-02 10:12
ワオ!と言っているユーザー