Yahooで国際ニュースを見ると、右側に表示される国際アクセスランキング記事。 ここは、レコードチャイナ(Record China)や新華社(XINHUA.JP)、SBIサーチナ(Searchina=サーチチャイナ)、朝鮮日報(chousunonline)といった、中国・韓国系メディアの情報拡散場所となっている。 日本語に翻訳されたニュースを、多くの日本人は「一般のニュース」としてクリックして閲覧する。 その内容は酷いもので、まるで北海道新聞や琉球新報・沖縄タイムスのように、中韓の立場からのニュースを垂れ流している。 国際アクセスランキングがどのような基準で作られ、どのような傾向があるのかは定かではないが、YAHOO JAPANは中・韓牛耳られたかと思うほどの状態だ。 もちろん、アメリカのYAHOOの国際ニュース、http://news.yahoo.com/world/ のTop Storiesとは全く話題が違う。 考えてもみよう。 北米・南米・ヨーロッパ・ロシアの人々が、中韓の日本叩きの話題に興味を示すはずもないし、中国のインタネット利用者数は世界一ではあるが、欧州・アメリカを合算した数には及ばない。 YAHOO JAPANの言う国際アクセスランキング(記事)とは、おそらくYAHOO JAPANが掲載した国際ニュースの中で、アクセスやコメントが多い物だろうと予想される。 だとすると、国際ニュースを選択する時点で、なぜ中韓のメディアだけが数多くセレクトされるのであろう? あるいは、YAHOO JAPANへのアクセス数は、圧倒的なユーザー数の中国に支配されているのだろうか? やはり、YAHOO JAPANは既に公平性をなくした可能性が高い。 情報戦争はここまで来ている。 さて、その国際ランキングニュースが変化したのは、年を越してからだろうか? いままで、日本に対する辛辣な内容の記事が多かった中国系メディアが、次々と日本の美談を掲載するようになったのだ。 「日本に旅行したら、日本人が優しかった」「日本が嫌いどころか、全てが好きだ」「韓国は酷いが、日本はマシ」といった論調が続く。 正直、気持ちが悪い。 中国の海外向けニュースは、政府の宣伝でしかない。 これから日本に何を仕掛けてくるのか、今後も全く油断はできない。