ノロとロタと韓国と中国の関係
3月
19日
おかしな夢ばかりを見て、頭の中はフル稼働状態だった。
何を考えていたかというと、原子炉の安全基準を、韓国・中国と共に作成するという事であった。
日本の場合、韓国や中国で原子炉事故が発生すると、それは日本の問題そのものである。
したがって、韓国・中国の原子炉の安全性を確保する事は、日本の国益にかなう事なのである。
しかし、反日国である両国に日本の提案を受け入れさせることは至難の業であった。
日本は経済を優先して原子力に頼ったが、それはそもそも莫大な政策経費・地域振興策・廃棄物の資産化により電力単価を安く見せかけていたためであり、そもそも経済的に見合わない物であった。
また、地球上にある天然ウランも、化石燃料と比較しても圧倒的に少なく、核燃料サイクル・高速増殖炉の実用化が無い限り、将来性のある技術ではない。
そして、高速増殖炉は世界の誰も成功してはいない。
さらには、高レベル放射性廃棄物の問題は、一向に解決はされていない。
また、F1(エフイチ)の事故で分かるように、一度事故が発生すれば、多額の賠償が発生し、これは人類の誰もが保証できるようなものではない。
自然災害の可能性に関して言うならば、ロシアの隕石は神の啓示であろう。
つまり原子力は、経済的にも倫理的にも使えない技術なのである。
その日本の遍歴を踏まえ、それでも多額の費用を投じ、全ての自然災害やテロを考慮した要塞のような原子炉に改造し、一時的に運転するならば、その安全対策の協力をしよう。
・・・と、そういうものだったような気がする。
疲れた。。。