Q1:中古車を購入する時のチェックポイントはなんですか?
+車のコンディション:今までのオーナーがどのように点検整備を行ってきたか。殆どのディーラーはこの質問に答えられません、なぜなら車はオークションから買っているからです。カーファックスをみれば、カーファックスと提携しているショップなら履歴が残りますが、そうでない所では残りません。
+事故歴:これもカーファックスをみれば事故に遭ったか記載されていますが、実際に事故にあっても載っていなかったり、ちょっとした小さい傷だったのに残ってしまったり、と100%ではない事を覚えておきましょう。タイヤの溝も要チェックです。
Q2:日本で言う新古車というのは米国でも販売してますか?
はい。新車の間、デモカーとしてディーラーのオーナーかマネージャーが数千マイル走っていて、まだ未登録という意味で「新車」もあります。
また、1オーナーだったお車を、ディーラーの基準で整備してから販売されている、Certified Pre-Own (CPO) として販売されている場合もあります。
Q3:1年の間で、購入におすすめ月はありますか?
何月、というより、最後に点検してから、どれくらい走行距離を走ったか、がポイントです。もちろん、冬の雨季にはタイヤチェックも大切です。
Q4:個人から買う時の注意点を教えてください。
+ お金のやり取り:必ず現金で貰ってください。小切手はバウンスしてしまう可能性があります。また、値段もコロコロ変えられてしまうことが良くあるので、価格交渉が成立した時に、その値段以外では買わない、といったきっぱりとした態度を崩さない事です。
+ 登録:必ずスモッグチェックが3ヵ月以内にされているか確認してください。そうしないと登録ができません。そして、直ぐにDMVに行きましょう。また、タイトルのステータスが、Cleanである事を確認しましょう。盗難車かどうかも必ず確認してください。もし盗難車を買ってしまった場合、FBIの管轄になりますので、強制帰国されてしまうでしょう。
+ テストドライブ:必ず試運転させてもらうようにお願いしましょう。見るだけではダメです。少しでもおかしいな、と思ったら、やめましょう。
+ 車を見に行く約束:個人売買によくあるのが、いついつ見に行きます、と約束しても、相手が平気でその約束を守らない事があります。見に行く直前に、本当に今行ったら車を見させてくれるか、買えるかという事を、念に念を押して、再度確認しましょう。テキストではなく、電話がベストです。
このように、日本人の先輩や前任者の車を譲ってもらうという事でない限り、個人売買はとても大変で、労力が要り、時間もかかるものです。