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撮像子のゴミ掃除

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撮像子のゴミ掃除
デジタル一眼レフカメラに付きものの撮像子の汚れという問題があります。
フィルムカメラであれば写真1枚1枚コマが変わるし常に新しいフィルム面に撮影するのでゴミの問題は皆無と言って良かった。
しかし、昨今のデジタルカメラは撮影する部分(撮像子)は物理的に固定で光を電気信号に置き換えて記録しているだけなのでいわばフィルム面に相当する部分は繰り返し使っていることになります。
そこでレンズ交換可能な一眼レフはどうしてもこの撮像子がレンズ交換時に外界と触れゴミが侵入して付着することになるのです。
で、ゴミが入りこみ撮像子に付着するとどうなるか。
この写真のように大体丸い黒ずんだ影として程度の違いはありますがどの写真にも同じ位置に記録されてしまうことになります。
この黒ずみは写真によっては全く目立たず問題にするほどのことではない場合もあります。
しかし、空や白っぽい均一な写真部分がこの位置に撮影されると直ぐに目立って写真が台無しになるのです。
勿論こういう問題はカメラメーカーは知っており最近の一眼レフカメラには何らかの自動クリーニング機能は付加されています。
でも、この自動クリーニングでは限界があって落ちない場合も多分にあってそういう場合はメーカーのサービスに依頼するか自分で掃除するしかない訳です。

自分のカメラの撮像子に自動クリーニングでは取れないゴミがついていることを少し前から知っていて気になっていたので今回自己責任でその作業をやってみました。

まずこの写真ですが絞り(F値)を最大にして白い紙などを撮ります(ピントはどうでもよい)。
撮像子にゴミが付いているとこの写真の様に黒っぽい点のように写ります。
この画像はかなり縮小してあるので微妙なゴミまでは判読できませんが元画像を等倍にしてPCなどで確認するとよく分ります。

以下はコメント欄に続きます。
#写真

ワオ!と言っているユーザー

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ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2010-07-05 22:07

撮像子のクリーニング作業ですが今回が初めてなので失敗しても被害が少ないようサブ機で行ってみることにしました。

必要な道具としては市販されている撮像子専用クリーナーを使うのが無難なので調べてみました。
大きくは乾式と湿式があります。油系のゴミは湿式でないと除去できませんがこれはシャッター装置などに組立時塗布された油が使用中にまれに散乱するものですがメーカーもそうならないように一応対策はしているそうです。これは個体差もあり通常初期だけ発生するごみです。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2010-07-05 22:46

今回は油性以外のゴミだけという前提で乾式のクリーナーを購入しました。カメラメーカーからもクリーニングツールは販売していますが今回はサードパーティー製(エツミ)がカメラ店にあったので購入しました。

非常に細かな作業で失敗すると金銭的被害も大きいのであくまでも自己責任で行うようくどくどと書いてあります。
原理は特殊な粘着性のものがスティック先端についてありそれで撮像子表面のゴミを吸着させて取るというものです。
このスティック先端の粘着性物質に付いたゴミは専用のマットに付けることにより逆にスティック先端からマットに吸着されクリーナースティック先端はまた綺麗になるというものです。
撮像子の前面は一般的にローパスフィルターと言うものがありますがこれがゴミ保護も兼ねております。非常にデリケートな部分なのでこすったり強く押さえつけてはいけません。丁寧に時間をかけて少しづつゴミを吸着させていきます。
一応綺麗になったと思ったらレンズを付け最大に絞った状態で白い紙や空などを撮影してゴミが写真に写り込んでないか確認します。
もし、まだゴミが付着しているようであればもう一度クリーニングを行い以後はゴミが写り込まないようになるまで繰り返します。
何度やっても取れない場合は油性のゴミと考えられるのでそういう場合は無理をせずメーカーのサービスに掃除を依頼する方が無難です。
腕に自信があれば湿式のクリーナーを購入して自分で行うことも可能です。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2010-07-05 23:26

実際のクリーニング作業は埃の無い環境で行う必要があります。

クリーンルームが理想です。
しかし、一般家庭などにクリーンルームなんてありません。普通考えたらそうですよね。でも、それがそうでもないんです。一般家庭においてはバスルームが一番埃が無いのです。
で、今回の作業はバスルームで行いました。明るくないのでライトなどは適宜準備する必要はあります。
何回か吸着スティックでゴミを取っては実際撮影して見てゴミがまだあれば吸着スティックで取るという繰り返しです。
精密な部分なので時間をかけて作業は丁寧に行う必要があります。
無事何回かの作業の後ほぼ満足できるレベルまでゴミを取ることができました。
写真は作業後の状態です。縮小してあるので詳細は分りませんが目立つゴミは一切ないと思います。
これで当分ゴミの写らない写真撮影ができるようになりました。

ゴミが写った実際の写真のサンプルを見て頂けます。
赤い矢印の左側に円形のゴミが写っています。

【参考までに】
撮像子のゴミの写り込みは絞り(F値)を10以上にすると出てきます。一般的にそれ以下の絞りで撮影する場合は大きなゴミ以外は問題にはなりません。
従ってあまり神経質になる必要はありません。

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2010-07-06 00:32

自分の写真はけっこうゴミがありますね・・・。


単純に面倒なのでそのままですが、
やはりやらないといけないのかもしれないですね・・・。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2010-07-06 17:54

ゴミがあるからと言ってミラーボックスをブローするのは避けた方が良いです。

かえってゴミを奥へ押し込んでしまうことになりますので。
私はレンズ交換の時は外す前にマウント周辺をエアーブローしてゴミが入りこまないように飛ばします。
それから埃の無いところで素早く交換するようにしています。
普段F8以上の明るさで撮るのならそんなにゴミの写り込みは無いですが空などが入ると明るくなって絞り込むと写ってしまい後でがっかりすることに…
ゴミ消し情報で現像時ソフトでごまかすとかレタッチソフトで修正する手もありますが写真の忠実度が下がるので私はその方法は使いたくないのです。
メーカーはユーザーによるローパスフィルターの掃除はトラブル防止から難しそうに説明しますが一回やって見ればどぉーってことなくなります。
ゴミが多いのなら一度チャレンジしてみて下さい。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2010-07-06 22:42

今日撮ってきた花がNomuraさんのブログルにあったかも知れないと思いさかのぼって見ていたのですがこのページの写真を見てもしやと思いました。

http://jp.bloguru.com/index.php?ID=00741&bid=b269833914&CNT=ON/
背景の黒い点は撮像子のゴミでは?
だとしたらかなり目立ってますよ(笑)。

ワオ!と言っているユーザー

KUMA
KUMAさんからコメント
投稿日 2010-07-08 11:40

以前は気になって色々やっていましたが、キリがないので最近はエアーブラシで少し吹くだけにしています。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2010-07-08 21:23

目一杯絞った時写り込んだので気になりました。

普段はF10以上絞ることは無いのでよほどの大きなゴミでない限り写り込みは無いと思います。
田舎住まいなので直ぐにサービスセンターへも持ち込めないしいざという時これくらいは自分で対処したいと思い体験してみました。
メカいじりの要領は分っているつもりなので最悪の心配はしていませんでしたが意外と簡単なことが分り良い経験となりました。
これで撮像子のゴミ問題は必要な時何時でも対処できるので安心しました。
ミラーボックスやファインダーへのエアブローはゴミを飛ばすこともできますが逆に中へ押し込むことにもなりかねないので私は極力しないようにしています。
銀塩の一眼レフ時代は神経質になり過ぎてブローし過ぎペンタなどに結構ゴミを入れてしまってました。
何事もほどほどが一番ですね。

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