賀茂神社－足伏走馬（あしふせそうめ）

　　
近くの神社ですが１２７５年余の昔より連綿と受け継がれるこの神社の大祭に行ってきました。
有名なのは古式競馬の原点といわれる掛馬神事です。
迫力のある写真が撮れることを期待して写真仲間三人で出かけました。

撮影ポイントを探すために馬場４００ｍをスタート地点からゴール地点まで歩きましたが既に大勢のカメラマンが来ていました。ＮＨＫも取材に来ていました。
今回は疾走してくる馬を前から撮ろうと70-200mmの望遠ズーム１本で勝負しました。ゴールより少し後方から撮るようにしましたが目線の高さだと旗とか他のカメラマンがせり出して邪魔になることは想像できたのでしゃがんで低位置で狙うことにしました。
読み通り視界を遮る物は無く良かったのですがレースが始まるとローブから馬場へ出て撮るルール破りのカメラマンもいたので最初は我慢しましたがあまり酷いのでつい声が出てしまいました。
みんな良い環境で撮りたいのは同じなので最低限のルールは守らないといけませんよね。

馬場の際で低位置だったので馬が近くを通り抜ける時３回ほどカメラに小石が当る音がしました。
帰って掃除しながら点検するとやはり小さな傷が付いていました。これも良い写真を撮るための代償と割り切りました。
この神社では初めての撮影でしたが近くの神社の流鏑馬は何度か撮っていたのでまぁまぁの写真が撮れたと思っています。
来年は目の前を走り去る横を広角系で引き寄せて撮りたいと思っています。

【賀茂神社について（サイトから引用）】
馬にゆかりのあるこの神社で古来から連綿と受け継がれてきた競馬神事。木々のトンネルの中を疾走する騎手と馬、400メートルの直線コースを颯爽とすり抜け競い合う。「七頭の馬、七番の神事」とも言い、七頭の馬にて勝負を決する。二頭ずつ走り、トーナメント式にて順位を決定する。現在古式の競馬としては全国に二つの行事しか残っておらず、現在の競馬を知る上でも、たいへん貴重な行事です。
　　　
賀茂神社
　　

競馬を被写体に撮る人も多いようですが動きと馬の綺麗さに惹かれるんでしょうかね。撮影意図に応じた場所取りが大事ですね。みんな邪魔の無い環境で撮りたいのはやまやまですがお互い様ですからルールは守って欲しいものです。