写真仲間から夜桜撮影のお誘いを受けたので行ってきました。 場所は近くの公園の桜のライトアップです。天候が悪く風があったので被写体ブレは覚悟の上でした。 そこで今回は長秒露光は桜が揺れて解像感のある写真は撮れないと思い以前からチャレンジしてみたかった多灯ライティング(と言っても2台のストロボですが)を初めて経験しました。 使ったストロボはCanon SPEEDLITE 580EXII(ガイドナンバー58)とSPEEDLITE 90EX(ガイドナンバー9)です。 レンズは夜なので開放F値の明るいEF50mm f/1.2L USMを使いました。 多灯ライティングを行った目的はストロボライトを主題近くで強く当て浮かび上がらせたかったからです。 そのためには明るいストロボはカメラ本体に装着ではなく被写体近くに置く必要がありガイドナンバーの低いストロボはマスター機能として遠隔のストロボを光通信で発光させるトリガーとして使いました。 トリガーに使ったSPEEDLITE 90EXはガイドナンバーが9なので広い屋外では殆ど照明としての効果はありません。また、光通信を行うにも光が弱いのでスレーブとなるストロボもあまり遠くに置けず光通信方式における多灯ライティング環境はちょっと不便とも感じました。 電波通信機能を持った新しいモデルのSPEEDLITE 600EX-RT(ガイドナンバー60)も持っているのですが今回トリガーに使ったSPEEDLITE 90EXは光通信機能しか持ってないので今回は使用しませんでした。 持っている3台のストロボの内580EXIIと600EX-RTは光通信のスレーブに対応しているのでもう少し通信距離が長いコントローラーのスピードライトトランスミッターST-E2を導入すると2灯で照射できる多灯環境もできるなと思っています。 写真は光のコントロールですからライティングを積極的に取り入れるほうがよいなと思っています。
投稿日 2017-04-12 08:19
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-04-12 11:31
ワオ!と言っているユーザー