Revival Again
9月
1日
2003年12月に買った当時はIBMのThinkPad X31のB5ファイルサイズノートPCですが仕事メインで大事に使ってきました。
しかし、7年経った2010年11月に電源は入るものの起動しなくなりメーカーへ修理依頼しようと思ったのですがIBMのPC部門はLenovoへ売却された後だし販売後7年近くなるので既にメーカーの修理対象外となっていました。
大事に使ってきたPCだしまだ使えるので何処かで直してもらえればとネットで検索したら近くの修理専門業者が対応できるということで見積もりを取りました。
最悪M/B交換まで考えると結構な値段でしたがまだ使えるスペックなので少しくらい高くても修理はするつもりでした。
同時にネットで色々検索していたら個人のブログにThinkPad X31の同じ症状を修理したという記事があり写真入りで修理の過程も説明があったので自分でやってみようかと思いましたがメカ的な部分は何とか対応できる自信はありましたが回路系の修理となると高価ではないですが専用工具が必要だし躊躇しました。
それにノートPCなどは組み立てが複雑なので要領が分からないと壊す危険もあるので駄目もとでブログの主に事情を説明して修理をお願いできないか尋ねてみました。
そうしたら、快く引き受けて頂けて故障状態も全くブログ記載通りでその方が言うにはX31の持病だということでした。基板上の小さなコンデンサ1個の容量抜けが原因で起動しなかっただけなのです。
業者に出してM/B交換して云万円なんてとんでもない話しです。わずかなお礼で愛機ThinkPad X31が見事に蘇り嬉しい限りでした。
一度目の復活後は何度も海外旅行などで活躍しました。
しかし、世の中タブレット時代になりスイッチオンで直ぐに使えるタブレットが便利で何時しかThinkPad X31は段々と活躍の場が無くなり放置状態となりました。
でも、愛機なので何かでまだまだ使いたいと思っていたのですが1年ほど前久し振りに電源を入れたらまた電源は入るものの起動しなくなり前回の故障状態と全く同じようになりました。
買ってから既に13年近く経っておりこれでほんとに廃棄かと諦めましたがまだ惜しくてその内に何かの拍子でまた起動しないかと淡い期待を持って捨てないでいました。
駄目もとでもう一度前回修理して頂いた方と連絡を取ったところ症状が前回と同じなら直るかも知れないということだったのでもう一度見て頂いたところやはりコンデンサーの容量低下が原因と分かり1個のコンデンサーの交換でまた蘇りました。
再び蘇ったThinkPad X31が本日届き早速動作確認しました。長い間使っていなかったのでWindows Updateが恐ろしい数です。
でも、愛着のあるノートPCがまた復活して嬉しい限りです。ヘビーなアプリはさすがに使うにはもう年代物ですが当時の最高スペックにしておいたのでネットアクセスくらいならまだまだ問題ありません。写真のストレージとして持ち出して使う手もあります。
今日は、13年間苦楽を共にしたノートPCが再復活した嬉しい日となりました。
Windows 10も動きそうだしお遊びで入れてみようかな・・・
投稿日 2015-09-02 08:30
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-09-04 09:24
ワオ!と言っているユーザー