超広角レンズ対決
8月
28日
この写真は何も補正はかけていませんが周辺光量落ち、周辺の樽型歪が見受けられます。どのレンズでもF値が開放寄りの時は周辺光量落ちはありデジタルの世界ではソフトで修正されますので中心と周辺の明るさの違いは殆ど分かりません。
また、周辺の樽型歪み(歪曲)ですが単焦点レンズでは極限まで修正され歪が殆ど目立たないレンズもありますが小さく、軽くなどの制約から幾分かは残っていますがこれは現像ソフトで修正は可能です。
【撮影データ】
Canon EOS M+EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
2013/08/18 14:36:33
SS1/40 F4.0 ISO160
露出補正 0
焦点距離 11mm(35mm換算18mm)
このUWHレンズは周辺の歪曲を光学的に極限まで抑えたレンズで被写界深度が深くスナップ撮りではブラインドシャッターも出来る便利なレンズです。
このレンズが使いたくてRICOH GXRを買ったくらいですから。
そこで欲が出て解像度で不満だったGXRに変わり宮本製作所がEOS M-ライカMマウントアダプターを出したのでEOS Mで使えればとこのマウントアダプターを購入したのですが、宮本製作所の方からEOS MでUWHは色かぶりしてまともな写真は撮れないと言われましたが他のオールドレンズがEOS Mで使えるようになるのは間違いないので購入しました。
そしてEOS M+UWHで撮ったのが2枚目の写真です。見事に左側はマゼンタ系、右側はシアン系の色かぶりが確認できました。
この色かぶりを修正するようなソフトもあるようですがいちいち修正するのも大変なのでやはりUWHはEOS Mで使うことはまずないなと思いました。
【撮影データ】
Canon EOS M+Voigtlander
ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL II
2013/08/18 15:27:13
SS1/60 F5.6 ISO800
露出補正 0
【撮影データ】
Canon EOS M+EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STM
2013/08/18 14:36:33
SS1/40 F4.0 ISO160
露出補正 0
焦点距離 11mm(35mm換算18mm)
バックフォーカスの長さの問題ではないかとフランジ面と後方レンズ(撮像子に近いレンズ)面との距離を測定してみました。
EF-M11-22mm f/4-5.6 IS STMは約8mmでした。
UWHは35mmフルサイズ対応のレンズなのでEOS MのAPS-Cサイズならイメージサークルは余裕で大きいはずなのに何故色かぶりの原因となる光量不足?と予想を裏切られました。
後方レンズの大きさが違います。恐らくUWHは後方レンズでかなり光を屈折させて撮像子に届けているのに対しEOS Mはそんなに後方レンズでは屈折させないで撮像面に光を垂直に当てるように設計されているのではないか。この違いが色かぶりが出るか出ないかの違いなのだなと思いました。
EOS Mは自分の所のレンズのことしか考えていません。しかし、GXRは各社のオールドレンズを楽しむことを前提に光学設計されており撮像子も受光レンズを周辺では光量を稼ぐためシフトさせたりしていると説明書に書いてありましたがRICOHの設計陣の努力もさすがと感心しました。
投稿日 2013-08-28 06:38
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投稿日 2013-09-02 19:20
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投稿日 2013-08-28 08:52
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投稿日 2013-09-02 19:23
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投稿日 2013-08-28 09:07
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投稿日 2013-09-02 19:31
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