大変気に入っているCanon初のミラーレス一眼のEOS Mですが1台目、2台目とも重要部品の撮像子に不具合があり初期不良交換して頂き現在は3台目を使用しています。 不具合の内容というのは撮影した画像を見た時不自然な明るい点が見られるという現象です。 これはホットピクセルと言われる症状で撮像子のあるドットが常に過敏に反応して周辺の色と違う情報を出す結果、周辺と色が違い(通常明るくなる)違和感を感じるものです。 写真の写る色具合や明るさによって多少出方は異なります。写真によっては全く目立たない(正常)と思える時もあり判定は難しいです。 しかし、私のカメラの場合は画像の同じ位置で周辺とは違う明るい点が目立ったので購入店に相談したところ、即初期不良交換となりました。 2台目のEOS Mは大丈夫と思いましたが参考画像のように1台目とは異なる位置でまた同様の症状が見られました。何枚か撮って確認しましたが発生する確率が高く2台目もホットピクセルのある固体に当たってしまいました。 また購入店に画像を見せ相談しましたが、私もクレーマーになりたくないし3台目も同様だと困るので画像提供するからメーカーで調査してもらって欲しいと依頼しました。そしてその結果により3台目をどうするか(初期不良交換するか正常な部品に交換してもらうか)決めたいと申し出2台目を使いながらメーカーの見解を待っていました。 販売店からは何回かメーカー確認の進捗状況の報告がありましたがメーカーとしても想定してなかった事態で、連続して同じ症状の個体に当たるのは珍しいとかなり徹底的に調査したようです。 この症状はデジタルカメラならどれでも起こりうることでメーカーも対策はとっています。一般的に撮像子に全く問題のないものなど少ないのではないかと思われますがその対策としてはピクセルマッピングという方法でソフトの方で補完する様な処理をして画像には表れなくしています。 撮像子のドットの不具合は経年変化で出る可能性はあります。このことは液晶ディスプレイのドット欠けといわれる症状に似ています。殆どの液晶ディスプレイは一定面積あたりの不具合ドット数が一定数以下ならば正常品ですと謳っています。 約一ヶ月くらいかかったメーカーの調査結果は宇宙線による影響としか考えられないと言うものでした。このことは私も知っていました。 地球上には無数の宇宙線が降り注いでおりたまたまそのエネルギーの高い宇宙線の粒子が撮像子のドットに衝突し壊れることがあるというものです。 このことは大変確率の低い状態と言えますがたまたまそのことが連続して起こったと言うことになります。メーカーの品管も他のユーザーからの不具合の中にそういう問題があるか調べたらしいですが同様の問題は見受けられなかったと一応回答しています。 この宇宙線の衝突による撮像子破壊の問題は実は飛行機に乗る前の手荷物検査などで照射されるX線でも起こりうることと言われています。高解像度の撮像子になるほどその影響は受けやすいということになり、そういうこともあって私は大事なデジイチは海外旅行には今のところ持って行きません(大きくて重くて邪魔になるということも持って行かない大きな理由ですが)。 3台目のEOS Mはまだ使って間がないですが今のところホットピクセルまたはデッドピクセルは見当たらず正常な個体に当たったと思っていますが、これもこれから時間が経つにつれまた宇宙線の影響でホットピクセルやデッドピクセルが発生するかも知れません。これは他のデジカメも同じです。ですから、いつも撮った写真は撮像子のゴミ同様不自然さが無いかはチェックしています。撮像子のゴミは自分で掃除しますがそれ以外のピクセル異常が見つかった時はその程度によりサービスセンターへ修理に出します。 やっと、EOS Mの問題が一応解決しスッキリしました。
投稿日 2013-04-01 11:01
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投稿日 2013-04-03 00:44
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投稿日 2013-04-04 18:17
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投稿日 2013-04-01 23:37
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投稿日 2013-04-03 00:32
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