デジタルレンズオプティマイザーとローパスフィルターレス
9月
28日
ローパスフィルターは実際の撮影像を意図的にボカせる様な働きをするので本来は無いに越したことはないのです。
では何故写真にとって良くないものが必要になるのか?主にこれは格子状に並んだ撮像子のドットと被写体のある部分の同じパターンの繰り返しが干渉することによって発生するモアレを防止するためには必要悪なものなのです。
ところが最近は敢えてこのローパスフィルターを無くするカメラが発売されるようになり話題となっています。モアレは必ず発生するわけでは無く撮り方や被写体によって防止できるのでいわばそのことを熟知した人向けの特別仕様的なカメラなのです。
ローパスフィルターレスにすると解像感が増し画像がくっきりすると言われています。
Canonはローパスフィルターレスと同等の機能をソフトで行うアプローチを始めました。それが「デジタルレンズオプティマイザー」と言われる機能なのです。
「デジタルレンズオプティマイザー」の機能は簡単に言うとローパスフィルターを通ってきた画像情報を経験値からソフトでキャンセルしようとするものです。
残念ながら「デジタルレンズオプティマイザー」はCanonのレンズでないと機能しませんし、また全レンズに対応したわけではありません。徐々に対応レンズは増えていくとは思いますがレンズの光特製のデーターが無いとソフトで対応できないためです。
私の持っているCanon純正のレンズの3本は対応しています。
「デジタルレンズオプティマイザー」未処理と処理済みの違いを比較して下さい。
まず1枚目の写真はピントの合っている部分の元画像等倍の標準現像状態つまり「デジタルレンズオプティマイザー」未処理の画像です。
【撮影データ】
Canon EOS 7D+EF70-200mm f/2.8L IS II USM
2012/09/26 11:43:25
SS1/400 F4.0 ISO100
露出補正 -2/3
焦点距離 320mm相当
コメントに続きます。
投稿日 2012-09-28 01:10
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投稿日 2012-09-28 16:12
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投稿日 2012-09-29 08:34
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投稿日 2012-09-29 09:15
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投稿日 2012-09-28 07:43
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投稿日 2012-09-29 08:35
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