An innovative concept which never existed in New York before. “ZAUO” where you can eat the fish you have just caught
これまでニューヨークになかった革新的なコンセプト
自分で釣った魚を食べられる『ZAUO』
「自分で釣った魚をその場で調理してもらう」…これまでニューヨークには存在しなかった斬新なコンセプトの店、『ざうお』が話題だ。
客は来店するとまず、どの魚介類を釣りたいか決める。店内には3カ所のいけすがあり、ニジマス、シマスズキ、ひらめ、かれい、ロブスター、ダンジネスクラブ、あわびなど、季節ごとに変わるが常時約10種類の魚介類がいる。種類によって釣り具や捕獲方法が異なるが、「フィッシュ・アテンダント」と呼ばれる店員が助けてくれるので安心だ。お目当ての魚介類を釣り上げると、店員が太鼓を叩いて盛り上げてくれる。その後、塩焼き、天ぷら、煮付け、酒蒸しなど、好みの調理方法を選んで料理してもらう。特に、一匹の魚を半身はしゃぶしゃぶ、半身は塩焼き…という具合に、二通りに調理してもらう「ハーフ&ハーフ」が人気。自ら捕獲した魚介類を、新鮮なまま調理してもらって食べる醍醐味は格別だ。頭部と骨を味噌汁にしたり、ひらめやかれいの骨を揚げて骨せんべいにしたり…という追加サービスもあり、釣果を無駄なく丸ごと味わい尽くすことができる。
釣った魚介類を調理してもらうフィッシング・メニュー以外にも、寿司や刺身、海鮮丼、サラダ、味噌汁など、アラカルト・メニューも豊富に用意されている。来店してすぐに釣り始めてもいいし、お酒や前菜を少し楽しんでから釣りに挑戦してもいい。店は3階建てのビル全体を活用した構造で、1階には、大型のいけすが近い賑やかな席、個室風の席、バーカウンターがある。足下に泳ぐ魚を眺められる中2階、実際に乗船しているような臨場感ある内装の2階…カップルでも団体でも一人でも、フロアや席を変えて異なる雰囲気を味わえる。子供連れの家族層や誕生会などに利用されることも多いという。6月からは3階での営業を開始し、1〜2階とは全く異なる閑静な空間で、おまかせ寿司を提供。プライベートイベントにも対応可能な空間も用意している。
これまでに例のない概念を実現するには、関係者の理解や協力を得ることはもちろん、建設工事や許認可申請など多くの障害があっただろう。しかし、「あまり苦労していると感じたことはない」と明るい笑顔で話す『ZAUO INC.』社長の高橋拓也氏氏。日本で『釣船茶屋ざうお』を13店舗を展開する『株式会社ハーバーハウス』(本社:福岡県)の副社長でもある。1986年創業の同社は、もともとノベルティ商品やユニフォームなどのアパレル業からスタートしたが、事業を拡大し、『ざうお』以外でも居酒屋や定食屋など複数の業態を含め約20店舗を展開する。2014年に、高橋氏が社長である兄と、市場調査を目的にニューヨークを訪れていたときに「多様性あふれるこの街で何かやりたい」と直観。当初は業態を絞り込むことなく柔軟に調査や物件探しを進めていたが、他と差別化できる強烈な個性を持つ『ざうお』を展開しようと決断した。日本の『ざうお』での経験や知識が役立つこともあれば、全く異なることもあった。釣りをきっかけに、同店を日本食店と認識せずに来店する客も多いため、初めて日本食や日本酒を口にする人もいる。西洋料理のサイドメニューのようにご飯を要求する客もいて無料提供を開始した。多様な嗜好性、食事制限やアレルギーに対応するべく肉やベジタリアン料理も提供する。丸ごとの魚を食べ慣れない客には骨や皮を外してあげるなど、細かい要望にも丁寧に対応する。また、「フィッシュ・アテンダント」という他店にない職種に自信と喜びを感じられるよう教育をしているという。決裁権ある高橋氏本人が現場指揮を執っているため、柔軟性と行動力が抜群だ。
「お客様やスタッフとの一体感を大事に、楽しさを演出したい」と高橋氏。自分で釣った魚を食べられる楽しみを伝えるだけでなく、感謝して命をいただくという食育の願いも込められている。
ZAUO
152 W 24th Street
New York, NY 10011
Tel: 646-905-2274
https://zauo-newyork.com/
5:00 pm to 10:30 pm (Last Order 10:00 pm) 7days week
自分で釣った魚を食べられる『ZAUO』
「自分で釣った魚をその場で調理してもらう」…これまでニューヨークには存在しなかった斬新なコンセプトの店、『ざうお』が話題だ。
客は来店するとまず、どの魚介類を釣りたいか決める。店内には3カ所のいけすがあり、ニジマス、シマスズキ、ひらめ、かれい、ロブスター、ダンジネスクラブ、あわびなど、季節ごとに変わるが常時約10種類の魚介類がいる。種類によって釣り具や捕獲方法が異なるが、「フィッシュ・アテンダント」と呼ばれる店員が助けてくれるので安心だ。お目当ての魚介類を釣り上げると、店員が太鼓を叩いて盛り上げてくれる。その後、塩焼き、天ぷら、煮付け、酒蒸しなど、好みの調理方法を選んで料理してもらう。特に、一匹の魚を半身はしゃぶしゃぶ、半身は塩焼き…という具合に、二通りに調理してもらう「ハーフ&ハーフ」が人気。自ら捕獲した魚介類を、新鮮なまま調理してもらって食べる醍醐味は格別だ。頭部と骨を味噌汁にしたり、ひらめやかれいの骨を揚げて骨せんべいにしたり…という追加サービスもあり、釣果を無駄なく丸ごと味わい尽くすことができる。
釣った魚介類を調理してもらうフィッシング・メニュー以外にも、寿司や刺身、海鮮丼、サラダ、味噌汁など、アラカルト・メニューも豊富に用意されている。来店してすぐに釣り始めてもいいし、お酒や前菜を少し楽しんでから釣りに挑戦してもいい。店は3階建てのビル全体を活用した構造で、1階には、大型のいけすが近い賑やかな席、個室風の席、バーカウンターがある。足下に泳ぐ魚を眺められる中2階、実際に乗船しているような臨場感ある内装の2階…カップルでも団体でも一人でも、フロアや席を変えて異なる雰囲気を味わえる。子供連れの家族層や誕生会などに利用されることも多いという。6月からは3階での営業を開始し、1〜2階とは全く異なる閑静な空間で、おまかせ寿司を提供。プライベートイベントにも対応可能な空間も用意している。
これまでに例のない概念を実現するには、関係者の理解や協力を得ることはもちろん、建設工事や許認可申請など多くの障害があっただろう。しかし、「あまり苦労していると感じたことはない」と明るい笑顔で話す『ZAUO INC.』社長の高橋拓也氏氏。日本で『釣船茶屋ざうお』を13店舗を展開する『株式会社ハーバーハウス』(本社:福岡県)の副社長でもある。1986年創業の同社は、もともとノベルティ商品やユニフォームなどのアパレル業からスタートしたが、事業を拡大し、『ざうお』以外でも居酒屋や定食屋など複数の業態を含め約20店舗を展開する。2014年に、高橋氏が社長である兄と、市場調査を目的にニューヨークを訪れていたときに「多様性あふれるこの街で何かやりたい」と直観。当初は業態を絞り込むことなく柔軟に調査や物件探しを進めていたが、他と差別化できる強烈な個性を持つ『ざうお』を展開しようと決断した。日本の『ざうお』での経験や知識が役立つこともあれば、全く異なることもあった。釣りをきっかけに、同店を日本食店と認識せずに来店する客も多いため、初めて日本食や日本酒を口にする人もいる。西洋料理のサイドメニューのようにご飯を要求する客もいて無料提供を開始した。多様な嗜好性、食事制限やアレルギーに対応するべく肉やベジタリアン料理も提供する。丸ごとの魚を食べ慣れない客には骨や皮を外してあげるなど、細かい要望にも丁寧に対応する。また、「フィッシュ・アテンダント」という他店にない職種に自信と喜びを感じられるよう教育をしているという。決裁権ある高橋氏本人が現場指揮を執っているため、柔軟性と行動力が抜群だ。
「お客様やスタッフとの一体感を大事に、楽しさを演出したい」と高橋氏。自分で釣った魚を食べられる楽しみを伝えるだけでなく、感謝して命をいただくという食育の願いも込められている。
ZAUO
152 W 24th Street
New York, NY 10011
Tel: 646-905-2274
https://zauo-newyork.com/
5:00 pm to 10:30 pm (Last Order 10:00 pm) 7days week