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一宮市社会福祉協議会のブログ

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【令和6年能登半島地震】被災地域災害ボランティアセンターへの職員派遣から帰ってきました

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右手が災害ボランティアセンター... 右手が災害ボランティアセンターのある七尾市文化ホール、左手は避難所となっている矢田郷コミュニティセンター 災害ボランティアセンターでの朝... 災害ボランティアセンターでの朝礼の様子 現地調査の様子。依頼者の許可を... 現地調査の様子。依頼者の許可を得て、報道陣も同行されました。
1月23日(火)から1月26日(金)まで、石川県七尾市の災害ボランティアセンターで応援派遣職員として業務をしてきました。
 
社会福祉協議会(社協)は全国組織であるため、今回のような大規模災害が起きたとき、被災地域の都道府県社協や全国社会福祉協議会などが協議し、必要に応じてブロック単位で相互応援をすることになっています。七尾市には、東海北陸ブロックから4名(岐阜県社協、高山市社協、豊田市社協、一宮市社協から各1名)派遣されました。
 
七尾市は水道が未復旧でしたが、コンビニや飲食店は一部営業をされているような状況でした。
物はあるけど水がないだけで、生活への負担は非常に大きいと感じました。避難所のトイレもバケツの水を使って流しますし、手も洗えません。
災害ボランティアセンターに隣接している避難所では、コロナやインフルエンザなどの感染症も出ているとのことでした。
 
七尾市では、災害ボランティアセンターが立ち上がっていたため、そちらの業務に協力しました。
被災された方からのニーズ受付、受け付けたニーズの現地確認が主な業務でした。
 
1日に15~50件ほどのニーズがあがってきて、内容としては家屋内の家具の片づけや、倒壊したブロック塀の片づけが多く、地震の影響がとても大きかったことが分かりました。
 
現地調査で、市内を移動しましたが、危険判定で最も危険な赤い用紙を貼られている住宅が多く見られました。
 
住民の方は、みなさん明るく見えましたが、断水の影響で手が洗えなかったり、自由に入浴ができないなど、生活への影響は大きく、疲弊されていました。
 
災害ボランティアセンターのスタッフには、社協職員のほか地元住民も参加されていました。防災講座を修了された方々や、石川県防災士会に所属されている方がみえました。地元住民が参加することで、被災された方も話がしやすくなり、話をすることで気持ちが和らいでいると感じました。地元の方の協力は非常に大きな力になると改めて実感しました。
 
七尾市災害ボランティアセンターにとって、応援職員を受け入れるのは初めてであり、また天候もよくなく当初想定していた業務ができない状況がありました。反対に気を遣わせてしまったのではないかと思うところもありましたが、だんだん雰囲気にも慣れ、最後には協力して業務が行えたと思います。
 
1月27日(土)から石川県による災害ボランティア活動(事前登録者のみ)が始まりました。七尾市では1日20名の受け入れとなっています。水道の復旧が早まるとのニュースもあり、これから支援活動は加速していくと思います。
 
まだ個人単位でのボランティア受入れは始まっていない地区がほとんどです。支援を検討される場合は、しっかりと情報収集からお願いいたします。
 
全社協 被災地支援・災害ボランティア情報 ⇒ https://www.saigaivc.com/
令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報 ⇒ https://prefvc-ishikawa.jimdofree.com/
 
一宮市社協としても、今後もさまざまなかたちで支援に関わっていきたいです。
 
 
 
 
 
一宮市社会福祉協議会
#ブログ #ボランティア #令和6年能登半島地震 #災害 #防災

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支会長・民生児童委員協議会会長合同研修会を開催しました

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支会長・民生児童委員協議会会長...
令和6年1月30日(火)10時から、令和5年度支会長・民生児童委員協議会会長合同研修会を行いました。
 
毎年開催しているこの研修ですが、今回は前段の事務局説明で地域福祉計画・地域福祉活動計画にある基本理念を福祉の共通目標として共有し、2連区から互助・共助を高めるための取組みについて事例報告をいただきました。
 
計画にある基本理念は「いつまでも ともに育む “いちのみや”~みんながつながり支え合い、地域が織りなす共生社会をめざして~」となっており、一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創ることができる社会⇒「地域共生社会」を目指すものとなっています。
 
地域における互助・共助を高めることで地域共生社会の実現に近づくことができますので、今後も地域の取組みを支援するとともに、事業を展開していきます。
 
【事例報告概要】
①ビルドアップを目指した大志防災体制(大志)
 町内会を基盤とした自主防災会がうまく機能していない現状に危機感を覚え、新たな防災組織の構築を目指した。立場や役職、年齢、性別に一切とらわれず、継続的に大志連区における防災に取り組んでもらえる方を有志で集め「大志連区自主防災リーダー会」として設立した。
 連区防災訓練などで大志連区自主リーダー会の会員が、中心的な役割を担うことでスキルアップを図るとともに地域とのつながりも深め、活動を通して得られたノウハウを生かし、避難所運営マニュアル作成や必要物品の購入をすすめ、ソフト・ハード面の充実を図っている。
 最終的には、会員が地域の総合リーダーとしての役割を担えるようにしたいと考えている。
 
②災害に備えた見守り体制「大毛モデル」の紹介(葉栗)
 市から町会長・民生児童委員に対して送られてくる災害時要援護者名簿があるが、対象者が多かったり、個人情報の兼ね合いもありうまく活用できていない現状があった。しかしながら、名簿に記載されている方は高齢者や障がい者で支援の必要性は高く、南海トラフ巨大地震などの大規模災害も差し迫っている。
そこで、町会長と民生児童委員で連携し、個人情報に留意したうえで他の町内役員や地域づくり協議会も巻き込み「災害時の避難行動体制づくり」をモデル的に大毛町内会で行った。
 5~10世帯をひとつの班とし、班を単位とした見守り体制の構築は、日頃の見守り活動にも適用でき、細かな異常にも速やかに気づけている。
 また、町内の住民に防災に関する資料を配布することで、地域の防災力も向上している。
 
 
一宮市社会福祉協議会
#ブログ #支会 #民生児童委員 #町会長

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