PSPINC創立39周年、おめでとうございます。■「私にとって、人生の輪郭を確かめる静かな場所」の提供に感謝しています。
7月
8日
人生の輪郭を確かめる場所
PSPINC創立39周年、おめでとうございます。
PSPINC創立39周年、おめでとうございます。
社長さんの文章を読みながら、四十年近く変わらず「日本とアメリカをつなぐ架け橋」で
あり続けようとする志に、静かな感動を覚えました。
私は、その壮大な仕事とは対極にいるような人間です。
田舎で土をいじり、野菜を育て、週に何度か泳ぎ、ドラムをたたき、本を読み、そして、ときどき人生について考えています。
そんな私にも、毎日欠かさない習慣があります。
このブログを書くことです。
私にとってブログは、「誰かに伝える場所」というより、「自分自身と向き合う場所」です。
一日を振り返り、昔を思い出し、心が少し動いた出来事を言葉にしてみる。
書いているうちに、自分でも気づかなかった思いが顔を出すことがあります。
「ああ、自分はこんなことを考えていたのか。」
そんな発見があるから、私は書き続けています。
ありがたいことに、このブログには広告がありません。
画面のあちらこちらから「買ってください」「こちらをクリック」と呼びかけられることもありません。
私は、その静けさが好きです。
まるで田舎の縁側に腰を下ろし、風の音を聞きながら、ゆっくり日記を書いているような気持ちになります。
私は匿名で書いています。
コメントへの返信も受け付けていません。
もちろん読んでいただけることは、とてもうれしいことです。
「おいしそうですね。」
「お大事に。」
そんな温かい一言を否定するつもりはありません。
ただ、今の私は、少し違う時間を生きています。
言葉を交わすよりも、言葉を育てたい。
誰かとつながることよりも、自分の心の奥に耳を澄ませたい。
そんな年齢になりました。
若いころは、人生は前へ前へと進むものだと思っていました。
けれど今は、立ち止まって振り返る時間にも、大きな意味があることを知りました。
ブログを書くことは、過ぎ去った日々を整理し、これからの一日を静かに迎える支度なのです。
私は、この場所で「人生の輪郭」を確かめています。
便利さや速さだけでは生まれない時間があります。
静けさの中だからこそ見えてくるものがあります。
そんな場所を、三十九年という長い年月をかけて守り続けてくださったことに、一人の利用者として心から感謝しています。
社長さんは「架け橋」という言葉を使われました。
私には、橋を渡ったその先にある、小さな縁側です。
急ぐ人は立ち寄らない。
でも、ときどき腰を下ろし、お茶を飲み、自分の人生をゆっくり眺めたくなる場所。
そんな場所が、この時代にも残っていることが、何よりうれしいのです。
これからも、この静かな場所が、変わらずあり続けますように。
そして、私もまた、人生の輪郭を確かめるように、一篇ずつ書き続けていこうと思います。











