風の帰る場所。 それは、どこか特別な土地ではないのだと思う。
12月
23日
風の帰る場所。
それは、どこか特別な土地ではないのだと思う。生まれた町でも、終の住処でもない。もっと曖昧で、もっと身近なところにある。
たとえば、朝の光が差し込む台所。
使い込んだ茶碗の縁。
ふと耳に入る、懐かしいメロディー。
理由もなく胸がゆるむ瞬間――そこに、風は帰ってくる。
使い込んだ茶碗の縁。
ふと耳に入る、懐かしいメロディー。
理由もなく胸がゆるむ瞬間――そこに、風は帰ってくる。





















