流れに逆らわず、しなやかに、今日の自分の速さで進めばいい。 そんなことを思わせてくれたのが、先日のイカ釣りだった。
2月
17日
■杖をついて「イカ釣り」に来た。その人から教えられたこと。流れに逆らわず、しなやかに、今日の自分の速さで進めばいい。
そんなことを思わせてくれたのが、先日のイカ釣りだった。
無理をしないが、投げ出さない。静かで、頼もしい歩み。
隣で竿を出していたのは、杖をついたおじいさん。
結局、その日は一杯も釣れなかった。
それでも「久しぶりに海で過ごせたから」と、どこか満ち足りた表情をしていた。
帰り際、私が「一杯釣れました」と伝えると、
「それはよかったね」と、ただそれだけを、穏やかに返してくれた。
羨ましさも、悔しさも、比較もない。
「それはよかったね」と、ただそれだけを、穏やかに返してくれた。
羨ましさも、悔しさも、比較もない。
ただ、相手の小さな喜びを、そのまま受け取ってくれる言葉。
ああ、こんな会話のできる老いを、私も目指したいと思った。
















