もう後がない! 追い込まれた7人のそれぞれのラストを描くダーク&ビターな短篇集。
「4TEEN」で直木賞を受賞した後の第一作ということなので、ちょっと古いかな。
借金や恐怖に追いつめられた人間の極限状態を描いています。
「ラストライド」「ラストジョブ」のように、タイトルに「ラスト」がつく7篇が収録されていました。
今までの石田衣良の作品と違って、「ラスト」「終わり」がテーマなので、救いがなくて、後味が悪いというか・・・でも、読まずにはいられなくなる不思議な魅力がある小説でした。
この小説には、非情な借金取りが登場するのですが、
そんな非現実的な〜。そんなことは小説の中だけだよな〜。
と思っていましたが、そういえば、この間、アイフルが違法な取立てで業務停止になっていましたねー。
借金で首が回らなくなった人、この小説はちょっと参考になるかも?(笑)
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投稿日 2006-04-20 07:59
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2006-04-21 01:08
ワオ!と言っているユーザー