書籍名~ <健康長寿のための医学> 著者~ 井村 裕夫(いむら・ひろお) さん・・先端医療振興財団名誉理事長 発行所~ 岩波新書 従来は、高齢期の健康の維持のためには、たとえば40歳以上の成年期<厄年42歳>頃から注意すべきであるという考え方が一般的であった。 井村さんの言では・・成人期だけでなく、胎生期や子どものときの環境が、その後の高齢期の健康に影響するという。 人生の早い時期から自分の体について考える<ライフコース・ヘルスケア> さらに発症する前に予防する<先制医療>などを、最新の研究成果に基づいた解説が分かりやすく述べられていた。 天井知らずの<介護費や医療費>を削減するためには、<健康寿命>をどこまで延ばせるかがカギとなってくる。 <介護保険が40歳>から実施されたのもそれらの影響らしい??・・ 健康長寿は、小生を含めすべての人の願いである。 読んでいると・・もう間に合わない・・もっと早く教えていただければの連続・・ 巷では不老長寿の<クスリや健康食品>の広告が氾濫している・・ 小生も釣られて飲んでみてもさしたる効果は実感できないでいる・・