2014年6月の読書記録
7月
1日
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:7130ページ
ナイス数:255ナイス
水丸劇場の感想
表紙に一目惚れして「村上朝日堂」を夏休みの読書感想文用に買ってから、はや四半世紀。いつの頃からかハルキストからミズマリストに転じ、今に至るまで影響を受けまくっている。「引き」の思考、いい人への接し方、お金の支払い方、人への接し方とか。自分の価値観だと思ってることの多くが、文中「水丸SPEECH」に書かれていた。印象に残った箇所:これは好き。ではなくて、これだけは嫌い。というものをしっかり持っていないといけない
読了日:6月30日 著者:安西水丸
英語はもっと科学的に学習しよう SLA(第二言語習得論)からみた効果的学習法とはの感想
大量のインプットと少量のアウトプット、目標の具体化、はっきりとした報酬(ささやかでもよい)●無理はしないけれども、計算されたリスク(culculated risk)は犯す
読了日:6月29日 著者:白井恭弘
地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書)の感想
同化された環境にいた自分が、分離された環境を過ごした会社の後輩に接する際に対話が必要であることの裏付けになった ●彼らがノスタルジーを「地元」とは、モータライゼーション以降の「ファスト風土」、ショッピングモールやマクドナルドの風景なのである/「こもっていないで外に出ろ」と声高に叫ぶような、社会の多様性に鈍感で未だ「同化」の段階にある「大人」たちかもしれない疑念が生じてくる
読了日:6月29日 著者:阿部真大
ちいさな城下町の感想
地元が取り上げられているので非常に嬉しい。今度帰った時は画伯が通ったコースをなぞってみよう。「四番手志向」に僕は大きな影響を受けている ●人には一番ノッテいる時期があるんだなあとおもった
読了日:6月29日 著者:安西水丸
1万円から始めるETF投資の感想
投資信託より手数料は安いらしい。要検討。流通量が重要
読了日:6月29日 著者:深野康彦
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 08月号 [雑誌]の感想
●CEOはChief "Everything" Officerの略だと思っています/エリート組織認知障害
読了日:6月29日 著者:
戦争と一人の女の感想
原作も読もう 気になった箇所:私はわけの分からない 私ひとりを抱きしめている/私自身も思えば ただの私の影に すぎない/どうしてみんな 陳腐なんだろう この影のように!/私はなぜだか ひどく影が憎くなって 胸がはりさけるようだった
読了日:6月28日 著者:坂口安吾,近藤ようこ
かくれた次元の感想
アメリカ人が住む場所によって地位が異なるのは、今に始まったわけではないようだ。簡単に理解は出来ないけれども、なるほどな、と思えることは多かった。●ヨーロッパでは人間関係が重要であり、アメリカではスケジュールの方が大切だ/イギリスでは人が何者であるかをきめるのは社会システムである。合衆国では住所が地位の重要な手がかりである/日本人は街路よりもむしろその交差する点に名前を付ける/人間はどんなに努力しても自分の文化から抜け出すことはできない
読了日:6月27日 著者:エドワード・T・ホール
小説十八史略(六) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)の感想
シリーズを通しての負けパターン:権力を握る→調子に乗る→人をないがしろにする→恨まれる→殺される 気になった箇所:彼は謙虚であった/対外緊張を書いた唐は、そのまま、ずるずると斜面を滑り落ちてしまった/巨大な王朝をたおすのは、外からの力ではない。王朝は内部の力によって崩壊するのである
読了日:6月26日 著者:陳舜臣
あの人と一緒にいられる時間はもうそんなに長くないの感想
嫌な人への接し方が、今の自分には一番苦手なことだったので、この本のやり方を試してみる ●自分を知ったうえで、あえて逆の自分を演じたほうが成功しやすい/邪魔と感じている人間は、邪魔と感じられている人間より、いつも格下だ/嫌な人には毅然として丁寧な態度で接することだ/無礼な対応をされたら、とてつもない礼儀正しさで対応する
読了日:6月25日 著者:千田琢哉
小説十八史略(五) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)の感想
貴族のほうが庶民よりも簡単に皇帝を裏切る。きっとそんなもんなんだろう ●寄生虫的な人間は、じつは主人の気持ちに迎合しようとするのが常である/どんな集団でも、内部に対立が存在するのは避けられない。それをどのように調整するかが。世の政権の永遠の課題といってもよいだろう/乱世にイチかバチかを賭けた人たちも、いまは失うものの方が多い/彼らは自分たちの現状を失いたくなかった。保守的で臆病になっている。そんな人たちに、最も効果的なのは恐怖政策であった/権勢欲というものは、本質的に排他的なものなのだ
読了日:6月23日 著者:陳舜臣
今日、どこ飲みに行く?―いまの気分は居酒屋遣いできる店 (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊)の感想
今回は天満に決定
読了日:6月20日 著者:
他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)の感想
自衛の書。村上春樹「沈黙」にでてくる青木を想った ●相手に憎悪感を抱かせるうえで何よりも有効なのは、自分が被害者のふりをすることである/攻撃欲の強い人は、そのときどきの状況に応じて、社会で一般に「善」とみなされることを引き合いに出しながら、周囲を従わせようとする/自信のない人ほど、他人を無価値化して、自分自身の価値を保とうとする/嘘つきの周囲にも、嘘を信じてうなずいたり、おもしろがったりする人がよくいる/攻撃欲の強い人は、自分の要求をはっきり言わずに、欲しいものを手に入れようとする
読了日:6月19日 著者:片田珠美
勝利のチームマネジメント サッカー日本代表監督から学ぶ組織開発・人材開発 (竹書房新書)の感想
岡田監督のリスクに関する考え方が今後の人生において一番参考になるような気がする 気になった箇所:監督の仕事というのは、正解が分からないことのほうが多い。正解のない答えを求めて、考え続けるものだ。そして、現実の結果に対して全責任を負う/究極のエンジョイというのは、自分の責任でリスクを冒すことだ/リスクを冒して失敗したらオレは怒るぞと言いますけどね。だからリスクなんですよ、怒られるからリスク/リスクからスリルを奪ってはいけない
読了日:6月18日 著者:松村卓朗
Googleアドワーズ<1万円からの効果絶大>コレだけ! 技の感想
とりえず通読。地域別情報が取れることを知る
読了日:6月17日 著者:リンクアップ
インド人はなぜゼロを見つけられたか (小学館文庫)の感想
ゼロについての記載はほぼゼロ。インドの概要書だった。ナンは家庭料理ではない 気になった一文:在日インド人の中には、「インドはカースト制度の問題点を国が全面的に取り組んでいる」と主張した上で、差別問題をかくそうとする傾向のある日本の方が問題だと指摘する者もいる
読了日:6月15日 著者:門倉貴史
修羅場の極意 (中公新書ラクレ)の感想
気になった箇所:敵を愛するという視座を無理をしてでも持つことにより、敵の内在的論理を理解することが出来る/「受けるよりも与える方が幸いである」/政治とは権力闘争であるが,同時に折り合いを付けるゲームである/弱いから強がるのだ/あなたが他人の気持ちになって考える努力をすると、自然と言葉の使い方も異なってくるようになる。その結果、あなたの行動が変化する。この影響が事前と他人に及ぶ。そして、他人もあなたのことを思いやるようにな言葉遣いと行動が変化する/役人という生き物は笑われることが一番苦手です
読了日:6月14日 著者:佐藤優
週刊 私鉄全駅・全車両基地 2014年 6/15号 [分冊百科]の感想
歯車ソースの看板。汐見橋線
読了日:6月12日 著者:
週刊 私鉄全駅・全車両基地 2014年 6/8号 [分冊百科]の感想
南海本線など海側。難波駅の乗降客数が24万人台になってた。たまに難波駅に行ったときに人が少なく感じるのも勘違いではなかった
読了日:6月12日 著者:
青豆とうふ (新潮文庫)の感想
恥ずかしながら「NO IDEA」では見分けがつかなかったお二人の絵を、今回は見極める事ができた。画人文の極北 気になった一文:何事にも歩み寄る精神が大切なのだ/「いい人柄に見える」というのは詐欺師にとって大切な条件なんだろう/「メニューはあげられません。売ることもできません。でも、あなたが持って行くのを見ないでいることはできます」/
読了日:6月10日 著者:安西水丸,和田誠
知の逆転 (NHK出版新書 395)の感想
かしこい人の話にふれるのは気持ちがいい。この本は本当に気持ちの良い本だった。特にチョムスキーが示した偽善の定義でスッキリできた 気になる一文:負債というのは一種の幻想です/偽善者とは自分に課す基準と他人に課す基準が違う人のことだ/社会が丁寧になりすぎていると思います/感情は常に理性より重要です!/人はえてして以前教えられたことを教えたがるもので、何ごとも変えたがらない/多くの人は、非常に忙しく立ち働いているけれども、深く考えずに、単にそれができるからそうしているだけのことなんですね
読了日:6月8日 著者:ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン
養老孟司の大言論I 希望とは自分が変わること (新潮文庫)の感想
文章に慣れるまで時間がかかった。ただの人、エリートの章は折を見て再読。気になる一文:この国では学問は対象によって分類される。方法論で分類できるとは思っていない/日本の思想は手入れという思想だった/世間には死ぬと偉くなる人と、生きているうちだけ偉い人とがある/社会はその基本的単位に対して平等を旨とする/「思うようにしたい」欲を、私は一般的に権力欲と名づける/どうでもいい地位の役員ほど、威張ると始末が悪い/共同体の中の「偉い」人については、親「分」という表現で十分だと思う
読了日:6月8日 著者:養老孟司
かないくん (ほぼにちの絵本)の感想
答えを出すのではなく、分からないという状態を許してもいいんだと思う。気に入ったフレーズ:そんなに長い間生きてきても、まだ分からないこと、知らないことがあるなんて素敵/何が始まったのかは分からない。でも終わったのではなく、始まったんだと思った。
読了日:6月5日 著者:谷川俊太郎
売り手の意図を賢く見抜く 本物マンション購入計画の感想
田の字型間取りには気を付ける
読了日:6月4日 著者:鈴木雄二
だれも書かなかった「部落」 (講談社プラスアルファ文庫)の感想
15年くらい前の京都。今も優遇された状態が続いているんだろうか?
読了日:6月4日 著者:寺園敦史
現役・三井不動産グループ社員が書いた! 「ダメマンション」を買ってはいけないの感想
備忘録:あとから自力で変えられるものにはこだわるな/アフターサービスの窓口を確認/高い階へのこだわりは持たない/3月完成のマンションは避ける/3月は完成数か月後のマンションのバーゲンセール
読了日:6月3日 著者:藤沢侑
小説十八史略(四) (講談社文庫―中国歴史シリーズ)の感想
横山「三国志」を読んでいて感じていた、「一番裏切っているのは劉備なのに、何故にイイモンなのか?」というモヤモヤがスッキリする。三国志演義をベースにしたお話は、いくら判官贔屓にしても贔屓を引き倒しすぎていると思う
読了日:6月3日 著者:陳舜臣
イヌが教えるお金持ちになるための知恵の感想
以前は貯金に目標があったことを思い出した。貯金以外でも目標は複数必要だ。最近欲しい物すら無かったことにも気づく 備忘録:72で利率を割ると元本が2倍になる年数がわかる/それは本当に必要か?/よい仕事≒他人が困っていること・自分ができること・自分が好きなこと 気になる一文:ダメージというのはね、絶対にそこからは来ないだろうと信じているところから、とつぜん襲ってくるもなんだ
読了日:6月2日 著者:ボードシェーファー
「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。の感想
メニューの表記に注意しよう。メイプルソースはメイプルシロップではない。素材で考えると、コンビニ弁当が持ち帰り弁当より良いものを使っている気になった一文:「食材を大量仕入れするから安くなる」などということは、素材に関してはありえない/「素人がものを言うな」という言い方ほどお客さんをバカにしている言葉はない
読了日:6月1日 著者:河岸宏和
40歳から進化する心と体 (青春新書インテリジェンス)の感想
1日2冊目の工藤本。40歳対策 備忘録:天才とは究極のオタクである/食物繊維を最初に摂ると、後から入ってくる肉などの脂肪分の吸収を抑えてくれる/ケトン体を出すには炭水化物や脂肪を体に4~5時間体に入れない/強いチームほど、コーチの教えを聞く/ストレス対策=プリエンプティブ・ストライクと笑い/うつの対局は生きがい
読了日:6月1日 著者:工藤公康,白澤卓二
「10年先の自分」をつくるの感想
即効性を求めないというのが一番心に残った。地道に続けることが重要 備忘録 新しいことに挑戦し、継続することが10年後につながる/失敗3要素=慢心、思い込み、情報不足/練習量を変えない 変り続けること=経験を生かしながら新しい挑戦を続けること/基本を繰り返すことが自信につながる 即効性を求めない/続けないと見えるものも見えなくなります/他人と比べることで、自分の進むべき道の全体像が見えなくなる危険性がある/変化することが、自分の何が問題なのかを考えて、自己認識につながる
読了日:6月1日 著者:工藤公康
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