2014年3月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:2745ページ ナイス数:82ナイス 快楽主義の哲学 (文春文庫)の感想 なにかにつけ他人の目を気にしている自分は快楽には遠いんだと思う 気になった箇所:幸福とは単に苦痛の欠如です/自分はばかだ、無知だなどと世間に向かって宣伝するのは、用心ぶかい、小ずるい態度といわねばなりません/けっきょく、人間にとっていちばんの大敵は、わたしたちが頭の中でつくりあげる空想だ/「人は自由である。しかし、自分が自由であるということを信じなければ、もはや自由ではない」/おれを誤解したやつは、勝手に誤解するがいい 読了日:3月3日 著者:澁澤龍彦RM MODELS (アールエムモデルス) 2013年 05月号 Vol.213の感想 面白いけど、内容が深すぎた 読了日:3月5日 著者:RMMODELSこどもと絵で話そう ミッフィーとマティスさんの感想 マティスがミッフィー誕生に影響していた 読了日:3月11日 著者:戦争の日本近現代史 (講談社現代新書)の感想 集団的な思い込みや固定観念で物事が冷静に判断できなくなって太平洋戦争に至った過程が恐ろしい 気になる一文:日清戦争によって、普通の人々が戦争を通じて初めて異国に接した結果、「日本人意識」が生じた/ロシアの軍人が軍服を脱いでいるだけで、実態として本当に撤兵がなされているのではないと報じている/ムラの共同体的な生活様式が青年の行動様式に与える影響は非常に大きなものがありました/リットン報告書は日本の主張と中国の主張の双方を認めた内容だったのです 読了日:3月12日 著者:加藤陽子検定簿記ワークブック/3級商業簿記の感想 一通り復習 読了日:3月16日 著者:平沼義之パワハラ防止のための アンガーマネジメント入門: 怒り、イライラのコントロールで、職場は変わる! 成果が上がる!の感想 書中で紹介されていた「怒りのタイプ診断」を受診したところ、極端に物事を考える、完璧主義者との結果が出た。東京に来る前は適当すぎるといわれていたのに・・・。とりあえずイラっときたら、6秒数える。深呼吸する。怒りのものさしで現状を客観視する。怒りを静める呪文(自分は「まぁ、いいか」)を唱える。でのりきろう 気になる一文:コアビリーフは、自分だけに通用するルールである事が多いです。人をしばれるルールではありません 読了日:3月17日 著者:小林浩志ようこそ法学の世界へ―法学部で学ぶの感想 勉強になった一文:本来自由な行為を、いったん禁止し、一定の要件をみたしたときに自由な状態に戻す行政作用を「許可」といいます 読了日:3月20日 著者:地政学入門―外交戦略の政治学 (中公新書 (721))の感想 ウクライナ情勢について気になったので積読本から復活。この本は地政学の歴史について書かれていた。今後の役に立つと思う 一文:ロシアという国家はその成立から今にいたるまで、常に最も抵抗の弱い部分に向かって膨張する傾向を示していた/中国革命を機としてアジア主義にのめりこむことによって、多くの人々は島国人としての自己同一性を失ってしまったのである/アメリカ外交の元の様式は、常にモンロー主義にあることが知られる 読了日:3月21日 著者:曽村保信日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)の感想 森林についての考察は腑に落ちた。柳瀬博一氏も同じようなことを仰っていた記憶がある。六甲山は青々としているのが普通と思ってたけど、そうではなかったのか。不思議 気になる一文:欧米人の恐怖をかき立てる災害列島/世界中に不思議がられている日本の単身赴任は、近代化の中で登場したものではない。400年もの年季が入ったしぶとい日本人の生活習慣なのだ/日本史が大きく転換するときには、いつも森林消失という事態が深く関わっていた/弱者こそが新しい工夫をして未知の世界に挑戦していく/民族の性格は、その土地の気象と地形が決める 読了日:3月23日 著者:竹村公太郎日々の非常口 (新潮文庫)の感想 こういう本を読むと日常生活の乾燥具合が身に染みる。「自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ」ってことなんですよね タイトルもステキ 気になる一文:ぼくらにできるのは、定説と真実との線引きをはっきりさせることだ/ののしりと正反対の機能をもつのは、婉曲だ/言語というのは、それを使う人々が何に関心を持ち、どの分野を極めようとしているのか、如実に物語るものだ 読了日:3月26日 著者:アーサービナード中高年の心理臨床 (放送大学教材)の感想 どっぷり中年な今、思い当たる事がたくさんある。セルフケアとしても再読が必要だと思う 気になった箇所:日本人の平均寿命が50歳を越えたのは実に戦後になってから/中年期の心理的特性として、将来に対する時間的展望が狭まることがあげられる/先進資本主義社会の先輩である欧米で起きたことが20年遅れで日本で起きる/クライエントの「今」を理解するには、その人の過去に関する情報を可能な限り集める事が必要である 読了日:3月27日 著者:齋藤高雅,高橋正雄たのしいインフォグラフィック入門の感想 考え方の整理の仕方を教えてくれる本。1回読んだだけでは頭に残らないので、これからも つまみ読みが必要 気になる一文:図解の場合は、伝えたい内容にもともと関心がある人に見てもらうのに向いていて、一方インフォグラフィクスは、関心がなかった人たちに振り向いてもらう事が期待されます/デザインは直感だけで行うものではなく、論理的な思考を要します 読了日:3月29日 著者:櫻田潤 読書メーター