2011年2月の読書記録
3月
25日
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1573ページ
21世紀の国富論
気づき:現在の株主中心主義は行き過ぎなのでは、と感じていたが、そう考える理由が企業の存在目的を何と考えるかだったことに気がついた 気になる一文:本来あるべき企業の目的とは、優れた商品を作り、優れたサービスを提供し、社会に貢献することのはずです/NPOにおける「非営利」とは、あくあmでも株主という立場に立った利益の不在を示すものであり、営利事業を行わず収益がない、という意味ではありません/たいていのトップは自分の責任なるようなことはやらないのです。それが日本の企業風土だと私は思っています
読了日:02月26日 著者:原 丈人
勝つための状況判断学―軍隊に学ぶ戦略ノート (PHP新書)
気づき:世界標準の思考パターンは軍隊の思考パターンだった 気になる一文:良い見方、考え方は「素直に考える」の一言に尽きるのだが、現実には、これが難しい。様々な雑念にとらわれてしまうものだ/目的(Object)と目標(Objective)の違いは、目的は抽象的に表現されるが、目標は時間と場所が具体的に表現されることである/情報ネタも同じで、どこから得たネタかが重要で、誰が得たかによって価値は変わらない
読了日:02月26日 著者:松村 劭
歴史と視点―私の雑記帖 (新潮文庫)
気づき:戦争を経験された方の国家感を、現在の日本に置き換えて考えるマスコミの情報に流されないですむようになるかもしれないと思う 気になる一文:国家に責任を持っている専門家とか、その専門家を信用する世間の常識というものほどあやうくもろいものはないということを、大日本帝国というのは国家と国民を噴火口にたたきおとすことによって体験した/没常識・非論理のなかでこそ大閃光を発するという貧相で陰湿な、しかし、であればこそ民族的な深層心理に訴えやすいという日本的ファナティシズム
読了日:02月20日 著者:司馬 遼太郎
日本人への遺言 (講談社文庫)
気になる一文:政治家は政治の問題をこちょこちょやるんじゃなくて、それぞれの世界観があってその上で政治をしなくちゃいけない/記者は朝日らしい正義感で書いたんだろうけど、思い込みと偏見が彼らの正義感にはあるんでしょうね/「静かに行く者は、健やかに行く。健やかに行く者は遠くまで行く」
読了日:02月13日 著者:城山 三郎,高山 文彦
世界業界マップ2011
気づき:売上高データがドル建てで掲載されているので、世界の企業と日本の企業を比較しやすい
読了日:02月12日 著者:グローバル企業調査会
TOKYO大学博物館ガイド (P‐Vine BOOKs)
気づき:近所の大学にも博物館があるらしい。見学できる費があるらしいので調べて行こう。
読了日:02月12日 著者:大坪覚
日本語の作法 (新潮文庫)
気になる一文:ことばは保守的なのが無難/劣等感を持っていると、人は早口になる傾向がある/「プレッシャーはほんとに強いのう。どこの国の選手かえ?」/「人間は自分に都合の悪い人を悪い人だという」/わからぬことに鈍感な人間が多いから、それをいいことにして、わざとわかりにくい表現をすることが広く行われている 気づき:入試勉強をしていたときに、一番読みやすかった外山先生が、ここまで言葉に気を遣っていることを知ることを認識できた。手抜きしてたら、自分の伝えたいことは相手に届かない。
読了日:02月12日 著者:外山 滋比古
「読んで身につけた」40歳からの英語独学法 (講談社ニューハードカバー)
気になる一文:なぜ翻訳者になろうと決めたかというと、わたしは本を読むのが好きで、文章を書くのも好きだけど、筋や構成を考えるのは面倒だから、自分から創作しようとは思わないし、その才能もなさそうだと思っていました。でも、翻訳なら、原作者がすでに構成を考えてくれているではありませんか
読了日:02月05日 著者:笹野 洋子
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