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2012年8月の読書記録

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読んだ。
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8月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:4232ページ
ナイス数:46ナイス

自分力を高める (岩波ジュニア新書)自分力を高める (岩波ジュニア新書)
not happy≒happy 気になる一文:人生で一番大切なのは、学歴でも、社会的ステータスでも、お金でもない。「自分の宇宙」を持っている人が幸せなんだ/要は、何を一番大切にして生きるか/愚痴を言うくらいなら行動する。行動する勇気がないなら愚痴はやめる/「妥協」と言うのは、やれる事をなにもやらず、現状に甘んじてしまうことです/苦手を意識的に克服する/空気を読むの本当の意味は、TPOをわきまえてものを言う/知的刺激をできるだけたくさん自分に与え、強く印象に残ったことを言葉にして頭に入れる
読了日:08月02日 著者:今北 純一
江戸の非人頭 車善七 (河出文庫)江戸の非人頭 車善七 (河出文庫)
一度制度の枠外に出ると復帰しにくいと言う点は今も昔もそれほど変わっていないようにも思えた。維新後の混乱時の記載を目にして、ジャスミン革命で、かの国々は今どのような状況になっているんだろうか?とか思ったり、江戸時代の大坂や京都で貧民対策はどうしてたんだろうか?とか考えた。時代や場所は変わっても、この本に書かれている江戸とそれほど相違がないように想像する 気になる一文:近代になって非人は消滅する。代わりに近代資本主義社会の負の文字を刻印された「ルンペン」が新たに登場する
読了日:08月02日 著者:塩見 鮮一郎
書くだけで人生が好転する妄想ノート (成美文庫)書くだけで人生が好転する妄想ノート (成美文庫)
われながら自堕落な日々を過ごしていた。お盆休みに「人生の100のリスト」と組み合わせて、人生について考え直そう
読了日:08月05日 著者:久恒 啓一
弾左衛門の謎 (河出文庫)弾左衛門の謎 (河出文庫)
社会が停滞し流動性を失うと、身分が固定的になり施政者・既得権益を持つ人たちにとっての秩序は保たれる。結果、社会はダイナミズムは損ない、成長が鈍化する(以下繰り返し)。江戸時代の仕組みをなぞって今を考え直すと、そんな気がしてきた。勤務先の空気が悪いのも、この文脈で説明できる。悲しいけど。それはそれで受け入れていたりする 気になる一文:近代の社会が「成長」していないと存在できないのとちょうど反対に、江戸時代は「停滞」を必死で持続しようする社会である/上下関係がはっきりしていてこそ、秩序が保たれる
読了日:08月08日 著者:塩見 鮮一郎
東京ルール東京ルール
自然に振舞ってるけど、あらためて指摘されると「そうかも」って思える。
読了日:08月08日 著者:都会生活研究プロジェクト
大阪ルール大阪ルール
土曜日の学校からダッシュで帰って新喜劇を見る、とか多少の誇張は感じられるが、けっこう「そうやんな」って思えた。同時期に発売されてる「東京ルール」には掲載内容に古さを感じさせるものがけっこうあるのに、大阪にはそれが少ない。進歩がないのか?ルールの完成度が高いのか? 気になる一文:大阪弁をこよなく愛す大阪人は、だからこそ間違った大阪弁を使う部外者に対して厳しい/大阪人の会話で重要なのはパス回しの妙技だ
読了日:08月08日 著者:都会生活研究プロジェクト
名古屋ルール―名古屋ええよ!ライフを楽しむための49のルール名古屋ルール―名古屋ええよ!ライフを楽しむための49のルール
「地球のはぐれ方」にあった、日本における名古屋の特殊性は、世界における日本の立ち位置に似ている、という(ような内容の)記述がこの本でチョット分かったような気がした。ちょっと違う 気になる一文:大阪人が「カブる」のを嫌がって、突出したがるのとは正反対。東京人が「ベタ」を無粋とするのとも違う。「安気」こそが名古屋流幸せライフのポイントなのだ
読了日:08月08日 著者:都会生活研究プロジェクト
新潟県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)新潟県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)
新潟県についてまったく知識がなかった僕にとって、最初は取っつきにくい内容だった。読み進めるうちに書かれている内容同士がリンクしてきて、新潟県のイメージが頭の中にできてきた。トキ色ってステキな色だろうな。
読了日:08月09日 著者:千葉 桂子
社会起業家―「よい社会」をつくる人たち (PHP新書)社会起業家―「よい社会」をつくる人たち (PHP新書)
組織にとって「使命の自然増殖」と「延命策」の違いは何かを考えたい 気になる一文:われわれ日本人は、手法の新しさだけに満足してしまう悪いクセがあるが、最も重要なのは、その道具を用いて何の価値を創造したかと言うことにある/倒産した市の再建には、特別なやり方があるわけではなく、新産業を起こすしか方法はない/市場経済と社会経済を分け、後者には市場経済の原理を適用しない/紀藤さんは幼稚園から自然教育へ手を広げたが、その転換には必然性があった。いわば使命の自然増殖が起こったのであり、このような進化は大変望ましい
読了日:08月11日 著者:町田 洋次
人生20年説―人は一生に4回生まれ変わる人生20年説―人は一生に4回生まれ変わる
森先生がテレビで仰ったことに自分の価値観が大きな影響を受けていることに改めて気づく 気になる一文:試験もゲームだから/悪口を言っても崩れない状態が信頼なんだから/何でも、相反するベクトルを持っていた方がいいんじゃないかという気がする/理想の集団とは、いつでも気楽に仲間から外れることができて、また気楽に仲間に戻れることができる集団だと思う/日本のことを何か話すときに、せいぜい百年かそこらのことを考えすぎる/両道かけてみれば、かえってうまくいくこともあるものだ/単純に言うと、東京は全部東京人にしようとする街
読了日:08月16日 著者:森 毅
京都ルール京都ルール
京都の人は、大阪の人間とは別の方法で自分たちを特別視しすぎているのではないだろうか。その方法が「京都らしさ」なのかな。
読了日:08月17日 著者:都会生活研究プロジェクト
期間限定の思想  「おじさん」的思考2 (角川文庫)期間限定の思想 「おじさん」的思考2 (角川文庫)
人間関係で生かしたい 気になる一文:「つまらない仕事」とは「パス」を送るべき相手のいない仕事のことである/何でも断定的に語るやつはバカだ/他人に苦痛を強いることで、彼女は「苦痛に耐えた経験への敬意」を要求しているのである/妻子とローンを抱えた男性社員は上司にとって、「いくらいびっても、いくらこき使っても反抗しない」最高に使いやすい部下と化す/責任を取れない人間には決断ができない/ダメージを最小化するためには、自分を傷つける損なう可能性のある人間の前には、できる限り自分の「私性」を曝さないことが必要だ
読了日:08月19日 著者:内田 樹
博多ルール博多ルール
23時台でも郊外行きのバスに普通に乗れるのはスゴイ。福岡に赴任した友達から「福岡の交通は西鉄バスに支配されている」と聴いたときは、なんと大げさな、とか思ったけど、大袈裟でもなさそう。
読了日:08月20日 著者:都会生活研究プロジェクト
北海道ルール北海道ルール
JRを汽車って言うっていう挿絵にあった記載から、出張で北海道に行った時に会っていきなり「ありがとうございました」って言われたときはビックリしたこととか、北海道在住者は道外の人には標準語で話してくれるけど、北海道在住者同士が話す会話は道外の人間には理解不能。とか色々思い出しました
読了日:08月21日 著者:都会生活研究プロジェクト
沖縄ルール沖縄ルール
厭なこともナンクルナイサーって言ってやり過ごそうと思う 甲子園で沖縄代表の試合があるときに、沖縄出身の方が多い大阪・大正区からも貸切バスが出ると聞いことがあるけど、本当なのかもしれないと思った
読了日:08月22日 著者:都市生活研究プロジェクト
爆笑問題のニッポンの教養 現代の秘境は人間の爆笑問題のニッポンの教養 現代の秘境は人間の"こころ"だ 芸術人類学
アースダイバーのセミナーに参加して以来の中沢新一先生。ここにも「贈与」と言う考え方が出てきた。「贈与」についてきちんと知識を仕入れよう
読了日:08月23日 著者:太田 光,田中 裕二,中沢 新一
名字の謎 (ちくま文庫)名字の謎 (ちくま文庫)
流行する名前の変遷を読んで、キラキラネームも後世どのような評価されるの想像した 気になる一文:華族は世襲で身分が保障されるものの、それに伴う経済的な地位はない
読了日:08月24日 著者:森岡 浩
手掘り日本史 〈新装版〉 (文春文庫)手掘り日本史 〈新装版〉 (文春文庫)
藩=法人 気になる一文:大阪人は律義者でないということはいえませんが、ともかくも権力というものに対して伝統的になめているところがある/東京にも、地方から人が上がってきますが、身がまえて入ってくる。大阪には、それぞれの土地にいたままの姿で入ってきますから、それで土着の感覚が崩されない/物事を、その動いていく方向に沿ってプラス・マイナスを考えるような/モラルだけで見たがると、歴史が分からなくなります/社会を構成する能力のない住民と言うものは、無能力の場合は別ですが、シャープすぎるほどの理論家が多い
読了日:08月25日 著者:司馬 遼太郎
ウェブ分析レポーティング講座ウェブ分析レポーティング講座
辞書のような使い方をする本だと思うので、机の前に常備。業種は違うが、BtoB企業のケースが載っていて、大きく参考になった。他人任せにせず知識を獲得しないといけないな、と強く思った。WEB解析以上に説明することの意義を考えさせられた
読了日:08月29日 著者:小川 卓
会社は毎日つぶれている (日経プレミアシリーズ)会社は毎日つぶれている (日経プレミアシリーズ)
勤務先の状態に当てはまることが多い。階層が高い方ほど責任感が希薄になっているような気がする。危機感の欠如で片付けらら内容に思う。自分は何をどうするべきか? 気になる一文:想定しなかったそのことが、社長の罪と認識すべきです/一度決めたことはその決定に全員が関わっているため、簡単にやめられないのです/明日に悔いを残す背伸び発言は決してすまい/本日の挨拶の目的事項以外にあなた、そう社長自身が課題を二つ作って面談に挑むことです/事故や失敗に関する報告の中で「大丈夫」という報告ほど信じてはいけない報告はない
読了日:08月30日 著者:西村 英俊

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
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#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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内倉憲一
内倉憲一さんからコメント
投稿日 2012-09-05 08:46

凄いですね。
本当に凄いですね。

ワオ!と言っているユーザー

らっち
らっちさんからコメント
投稿日 2012-09-06 06:33

こんなにたくさんの本を読んだのは、卒論作成時に、先生から準備不足を咎められビックリして読んで以来です。

ワオ!と言っているユーザー

内倉憲一
内倉憲一さんからコメント
投稿日 2012-09-06 08:56

それにしても凄いです。

ワオ!と言っているユーザー

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