2018年 交流部会 4月報告
4月
20日
午前中は、出場者のオリジナルによる若さ溢れるスキットが9点披露されました。今年は学年毎ではなく、初級(Beginner Level)、中級(Intermediate Level)、上級(Advanced Level)に分かれての勝負となりました。スキットの舞台は、学校やコンビニ、鬼のいる幻想世界など様々。時に微笑ましくユーモアたっぷりな内容に、審査員が顔を綻ばせることも多々ありました。
午後は、学年毎にLevel 1からLevel 4に分かれてスピーチを競いました。これらのLevelとは別に、Heritage部門では、家族に日本人がいる環境で育った高校生がスピーチを行いました。計23点のスピーチの内容は、日本での滞在経験や、日本とアメリカの違い、家族の絆、日本の芸術、さらには日本の資源問題と、様々な題材が個性豊かに紹介されました。また、上級であるLevel 3およびLevel 4の出場者には、それぞれのスピーチの最後に、現地高校の日本語の先生による質問も入り、手に汗握る様子も伺えました。
休憩時間や審査員による審議中には、高校生ダンスグループ「ZER0 Dance」のダンス・パフォーマンスや、兵庫県のマスコット「はばタン」の質疑応答もあり(はばタンは身振り手振りで回答!)、会場を大いに沸かせました。
1日を通して、高校生らの日本と日本語へ熱い想いや、日々の日本語の練習が伝わるコンテストとなりました。表彰式は、スキットは午前中最後、スピーチは午後最後に行われ、コンテストは盛会の内に幕を閉じました。
バクスター恵里子
交流部会 理事
updated 05/11/2018