交流部会報告 2012年5月 桜祭り
第37回桜祭・日本文化祭
交流部会 服部(サンケイトラベル)
平野(米国三菱商事)
4月13日(金)―15日(日)の3日間、シアトルセンターにて第37回桜祭りが開催されました。今年は日本から米国(ワシントンDC)へ桜が移植されてから100周年、万博に合わせてシアトルセンターやスペースニードルができて50周年の記念の年ということもあり、初日のオープニングセレモニーにはゲストに元宇宙飛行士の山崎直子さんを迎え、盛大に開会が宣言されました。
お天気にも恵まれ、暑いくらいの日差しの下、芝生で焼きそばやホットドッグを頬張りながら、和太鼓の演奏や武道のパフフォーマンスを楽しむ家族連れの姿が多くみられました。
我らが商工会ブースには14日(土)に東レコンポジットアメリカ様、15日(日)にアキレスUSA様にご協力を頂いて、日本の最先端技術を見たり触ったりすることのできる展示を行い、文化的な出店が中心の桜祭りにおいて来場者の興味や関心を大いに集めました。
東レコンポジットアメリカ様のブースでは、飛行機の機体に使用されている素材サンプルの展示の他に、この日のために特別に取り寄せて頂いた、人工透析に使用される浸透膜の模型と実際のサンプル使用してオレンジジュースを透明化する実験を体験してもらい、来場した大人も子供も目を丸くしていました
東レコンポジット様 ブース
浸透膜の模型で実権説明する永屋様
アキレスUSA様のブースでは、バインダーや医療器具等に使用される同社のプラスティックフィルム半製品と最終用途の商品が展示され、日頃親しんでいる身近な文房具などに同社の製品がかなり利用されている事が分かり、来場者や会場で働くボランティアの学生達も非常に驚いておりました。
アキレス様 ブース
アキレス プラスティックフィルム製品
また、3日間を通じて、商工会ブースでは日系企業関係者と来場した留学生や視察者の間で活発な意見交換が行われました。留学生は帰国してすぐに就職活動を開始される方がほとんどのため、商工会ブースで会社の概要やインターン・採用情報を聞いたり、留学期間中の過ごし方についてアドバイスを求める姿も見られ、出展者・来場者の双方にとって非常に有意義な会となりました。
交流部会では、これから来年の桜祭りに向け、商工会の広報活動の場としてより一層充実した展示ができるよう、知恵を出し合って検討していきたいと思います。会員企業の皆様からのアイディアも大歓迎ですので、よろしくお願い致します。
以上