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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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🔰初心者向け詩の投稿板を開設‼️

スレッド
詩誌MY DEARの掲示板への投稿には
詩がかなり書ける方が多くなってしまい
初心者の詩書きさんが投稿するのに躊躇してしまう
そんな声を聞いていましたので
新たに『🔰初心者向け詩の投稿板』を開設しました。

詩をこれから書きたい方、書き始めた方が
お気軽に投稿でき楽しめる掲示板にしたいと思っています。
作品への感想やアドバイスを私が全作品へ入れていきます。
ご興味のある方はぜひご投稿くださいませ‼️
https://www3.rocketbbs.com/13/m.cgi?id=mydear
#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
びっくり

ワオ!と言っているユーザー

記憶

スレッド
UFOを見たり感じたのは四回
小学三年生の時に一度
小学四年生の時に一度
そして中学一年生の時に一度
最後は中学三年生の時に一度

もしUFOに自分の所まで来て、と
念じてしまうと飛んで来てしまうだろう
そう思っていた時期もあった

 何が私の身に起きたのだろう?

初めてUFOに遭遇した時の記憶は断続的にあった
近所の空き地で友だち四人と
ビニールボールで三角ベースの野球をしていた
ふと空に飛んでいる光に気づき
それをみんなで見ていた
空を右に左に瞬間移動している
UFOだ、と思った
こっちにやって来る、どうしよう
もう身体はまったく動かないし
圧倒的に支配されていると強く感じた
この感情は今までに味わったことがなく
恐怖の先へと行ってしまい頭の中が白くなった……

気がつくと野球を終え
友だちと歩きながら帰り道に雑談をしていた
私が、さっきUFOが飛んでいたよね
お尻の下あたりを針で刺されたよね
そう言ってみると
何バカなことを言っているんだよ、て
笑われてしまった
私以外はUFOと遭遇した記憶がなかった
これは間違いなく夢の話でなくリアルな体験だった

 何か消された記憶
 消し忘れた記憶があるのはなぜだろう?

四年生の時は空高く
光る金属みたいなものを一瞬見ただけだった

中学一年生の時は
夜中に目が覚めて壁一枚向こうに
UFOが来ているのがなぜか分かった
この時の感覚もしっかりと覚えているが
夢か現実なのかは正直なところ分からない

 何か託されたことはないのだろうか?

最後は修学旅行での記念写真
学年の全生徒が四百人ほど写っている集合写真に
私だけが正面を見ずに空を見上げていた
また来ているぞ、と
遠く小さく見えるUFOを追っていた

それから随分と時は流れた
大人になってからはUFOと遭遇していない
最近は空も見なくなっていた

 何か信じていたことを忘れていないだろうか?
#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
びっくり

ワオ!と言っているユーザー

避暑地

スレッド
ジリジリと刺す太陽光
日陰で水を喉に流し込めば
開放感を与えてきた夏は
危険なだけの夏を照らしている

道路工事の作業員
人はこんなに強いものなのか
ヘルメットに厚手の作業着を纏い
焼けた顔の逞しい眼差し
振動で身を揺らされている

私がどれだけ
ひ弱な肉体と精神なのか
思い知らされる存在価値の怪しさ

私には抗う気力を失えば
句点がこちらに転がってくる
なんとか飛び上がり回避しながら
まだ終われない言葉を求める

冷房の効いた場所へと心は急ぎ
生きた心地を得れば
熱くなった身体とタブレットは
平熱を取り戻し始める

いつもの具現される私の作業は
言葉を垂らし
危険な夏を遮断する
#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
びっくり

ワオ!と言っているユーザー

夜びと

スレッド
月夜が歌う
寂しさに浮かんでいる

ゴーゴーと包む誰かは
もう怖くはなかった

サイレンが刺さり
酔っ払いが投げた
どうしようもないだけが
僕の波に乗っていた

繋がれた糸は切れ
尻に手をやり
感触を確認してみれば
指は血だらけ
僕は性に捕まった
なぜ諦め切れないのか

僕の中の僕が消えたなら
惜しみなく与えられる
光になれるのに

視界にある歌は真実か

夜に浮かぶ
旋律を涙で聴こうとする

寂しさに
寂しさが重なり
月夜を知れる気がして
僕は浮かんでいる
#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
びっくり

ワオ!と言っているユーザー

気分を変えて

スレッド
見られることはなるべく避けたい
だから派手な服なんて着たもんなら
へとへとに疲れてしまう
なるべく雑草のようになんとなくそこで
限りなく空気に近い存在となって
花を咲かせている者をこっそり眺める
それくらいの楽しみがちょうどいい

仕事が終わればひっそりと
ひとりになりたいから
歓迎会、忘年会、送別会なんて
なくなってしまえばいいのに
ずっとそう思っていた
気を遣う自分にやはり
疲れてしまうのだから
コロナ感染が蔓延して数年
そのような会がなくなったことだけは
ラッキーだった

なんだかんだ言って
結局は自己中心思考なんだろう
ひとりでは何も結果を出せないのに
協調性を保とうとしないのだから
生き辛そうなことまで呟き
きっと自分に都合の良い人間なんだ

そして今朝
桜が散り若葉が青々とする道のりを
着ていくシャツが決まらなくて
そこでまた疲れてしまう

これしかないのかと
店員に勧められ購入した
一度も着れなかった
薄紅のシャツを仕方なく身につけ
どうしたら目立たず
一日を過ごせるかと端っこを歩く

背後から知り合いに声を掛けられ
ドキッとしながら振り向き
口もとを無理やりあげて
おはようございます
と返した自分の声が思った以上に
大きくて驚いた

今日はいつも以上に疲れそうだ
だけど
もうどうでもいいんじゃん自分
そんな気持ちが初めて芽生え始めた

自分を過保護にするのに疲れたのか
不思議な春の一日が始まった
#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
びっくり

ワオ!と言っているユーザー

スレッド
このまま終わる
夢の続きの目覚めは
心の貧しさに潰されてしまう
怒りの中で虚しさが嘲笑っている

ピーピーピーピーと
渇き切った喉は笛のように
押さえきれない穴から
嘆きを漏らし俺が俺を聴く

まだ魂は身体の中にある
闘い切っていない後悔を包み
轍に嵌りグルグルと
泣いているクソ芝居に浸っている
そんな馬鹿じゃないだろ俺は

ほら
限りある時間への焦りが
蝕んで掘られてゆく穴から
新たな音階を生むではないか

そこに言葉を乗せればよい

今が始まりで今が終わりだ
一手一歩一心
過去も未来にも執着なく
この刹那に生きるも死ぬもなく
今ここで奏でればそれでいい
#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
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ワオ!と言っているユーザー

お月さま

スレッド
そうかいそうかい
あんたは悲しいんじゃの
そんな時はここへ来ればいいさ
お月さまが出ている夜には
わしはいるから話を聞かせてくれ

そうかいそうかい
ふたりの間に風が吹けば
心も冷え込んでしまうからの

そうかいそうかい
それでお互いを思うようになり
悲しいことでもないかもよ
ほら 今もあんたは
相手のことを考えているじゃろ
そこから新しい自分を
見つけることもできるだろうし
それにほらっ
わしと話すきっかけにもなったし
やはりひとはひとと
話さないと冷え込んでしまうの

そうかいそうかい
いろいろと思いがあるんじゃの
あんたは優しいから
悲しくなったりするんじゃの

そうかいそうかい
相手も今ごろあんたのことを思って
いろいろ考えているじゃろ

そうかいそうかい
ありがとうな
わしもあんたと話していたら
寂しさが吹き飛んだよ
感謝 感謝じゃよ
お月さまが出た日には
またあんたの笑顔も見たいからの
それじゃまっとるよ

#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
びっくり

ワオ!と言っているユーザー

踊る文字

スレッド
文字が降るとき
体から心が抜けだしては
液晶の光で踊りだす

解放された僕が
いっぱい溢れ
君にはまだ見せられない
ヘンテコな踊りに
クスッと笑っている

あまりにもの
僕らしさの恥ずかしさを
気にしながら
僕にある世間体に
縛られているというか
守られているというか

僕の中にいる君は
僕を丁寧なひとに変える
その歓びに文字たちは
踊る 踊る 踊る
#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
びっくり

ワオ!と言っているユーザー

暮れる僕

スレッド
回り過ぎた後の虚しさに
夕陽が落ちて
繰り返しの日々を重ねても
僕はまだ昨日のまま
昨日のそのまた昨日のまま
明日を知らない

乾いた空気が
僕の嫌いな過去を蒸発させ
心が軽くなったのなら
楽しい旅が出来るのだろうか
きっと見られなくなった景色が
恋しくなるのかもしれない
ああ、それすらもない世界に
涙も忘れてしまうんだな

前に後退
後ろに前進するそんな僕に
重たくなる心を逃す
覆い染めてゆく温もり

生きている実感だけを与えて
汚れを清い筆で色づけ
僕をここに存在させている
#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
悲しい
びっくり
びっくり

ワオ!と言っているユーザー

土手にて

スレッド


私の時間は繋がり
土の上の尻に
冷たい地球が染み込み
ひとり此処にいる

濁りのない青空
綺麗だと思い込もうと
何処かに書いてある
正解を探している

重なる日々の厚み
己で招いた過ちの濁り
消せない痛みが
罪悪とバランスとり
苦しみに救われ
まだ生かされている

反響させる懺悔
私の器から漏れない
善がりの醜態を
此処で知らされる 

#詩
ハッピー
ハッピー
悲しい
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ワオ!と言っているユーザー

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