6月10日(土曜日)にSBMS第6回魚釣り大会が行われました。今日はCalifornia Department of Fish and Game が定める年に2回のFishing Licenseのいらない日。当日は絶好の釣り日和、参加者24名(子供1名)を乗せた釣船GailForceは予定通り6:00AMに22nd Street Landingを出航しました。
前日まではうねりも強く荒れていた海ですが、今日はうって変わって穏やかな模様、船は餌の生きた鰯とアンチョビを積み終え、一路Horseshoe Kelpという沖合いに位置するポイントへと航路を取った。
航程中、NTT Americaの河村氏より参加賞としてロゴ入りタオルが配られ、これらからの生餌や釣れた魚への対応も整った。
最初のポイントでは、狙い海底に生息するスコルピンという根魚、日本名オコゼともいい、刺身に煮付けに大変おいしい魚を狙うことになった。
大きめの錘をつけて、一気に海底まで仕掛けを落とす。餌はオコゼの大好物、イカの切り身を使う。着底後しばらくすると、ゴツゴツと魚信が竿に伝わってくる。頃合を見計らって一気に合わせ、そのまま巻き取と、30センチくらいのいかつい顔のオコゼが釣り上がる。海底から伝わってくる魚信を取れないうちにオコゼが釣れるなどと苦戦する参加者も多かったが、20,30匹のオコゼを釣り上げ次の対象魚を目指してポイントを移動することになった。
次のねらいはサンドバスというスズキの仲間です。ここで、生餌のアンチョビが小さすぎることから、船のキャプテンが無線で餌屋と交渉、特別にちょうど良いサイズのアンチョビを購入するために、海上にて餌屋の船とランデブー、そしてサンドバスのポイント(Huntington沖)へと移動した。
比較的浅底のポイントで仕掛けを底まで静めると、今度は強烈な魚信が伝わってくる。そのままぐいぐいと底へ引く感覚は、オコゼとは比べ物にならない。竿がしなり、良型のサンドバスが次から次へと釣り上げられる。船上は活気にあふれ、歓声があちらこちらで上がり、そのたびにサンドバスが釣り上げられていった。
ここでも数十匹のサンドバスが上がり、参加者も満足そうに笑っていた。しかし、人間というものはなかなか満足しないもので、さらに大きな獲物を釣り上げたいと思う。それを理解してか、キャプテンは他の船と連絡をとり、南の方にバラクーダの群がいるという情報をキャッチした。全員に仕掛けをしまう様に指示して、船は全色力で南下をはじめた。
同じようにバラクーダの群れを目指して、数艘が同じように航路を取っている。今までと違い、バラクーダは錘をつけずにラインにそのままハリをつけて餌を流す。途中仕掛けを変えながら、全員準備万端整った。
水温が高いのだろうか、海の色が変わり辺りには鳥が飛んでいる。船は鳥山が立っているポイントを探して移動を繰り返す。途中、数回のストップで数匹のバラクーダを釣り上げるが、いまだ大きな群れには遭遇していない。
と、大きな鳥山を発見!しかも海面は小魚とそれを狙う大きな魚で蠢きたっている。「仕掛けを投げろ、釣りまくれ」のキャプテンの声と同時に全員で仕掛けを投入する。ほとんど同時に竿がしなる!
あちらこちらで、バラクーダがヒット。鋭い歯で仕掛けが切られ、針をつけ投げるとまたヒット!船上は今日一番のフィーバーぶりとなった。
この群れで一気にバラクーダを30匹ほど釣り上げ、帰港する時間となった。
帰路中、一番大きな魚を釣った人を決めるコンテストを実施した。今日の対象魚はバラクーダ、どれが一番大きいかを決めることに….
大人の部では、秋山氏の釣ったバラクーダが優勝、子供の部では片桐氏の息子さんがそれぞれ優勝した。
バラクーダをおってだいぶ南下したために、帰りは2時間以上もかかり6:30PMに帰港した。帰りには、Otafuku USAの高井良氏より、焼きそばソースが全員にお疲れ様賞としてくばら、今晩のおかずはフィッシュ焼きそばに決定?となった。
天候に恵まれ、海も穏やかで最高の釣り大会となりました。
以上
夫婦関係をよくするためのポイントを説明します。
① 毎日、夫婦だけの時間を作る。お互いの気持ちを打ち分ける時間を作る。(参加者に毎日、一緒に過ごす時間を持っているかと、質問したら、4、5人が手を上げた)
②「お父さん」「お母さん」では、なく、お互いの名前を呼び合う。家庭内での役割ではなく、個人として接することが必要。ことばには、大きな力がある。
③ 上手な喧嘩のしかたを身に付ける。喧嘩が大きくなる前に、その場から離れる「タイム・アウト」。相手の言うことを黙って聞く「リスニング・テクニーク」。
④ サイレンスは危険。話しをしないと、想像が膨らんでいく。この状態を「沈黙の虐待」という。
⑤ 喧嘩の時に「武器」を使わない。武器とは、女性であれば、ヒステリー、セックス拒否など。男性は、腕力、仕事への逃避など。
⑥ 自分の心理的スペースと、相手の心理的スペースを大事にする。(男女をあらわすふたつの円を描いて、心理スペースの接触度を説明。円が重なっているのは、共通点が多いことを意味しているが、同時に依存度も大きくなっている。個性を100%残したまま、一緒にいることができるのが、理想)
⑦ 相手の欠陥を言えば言うほど、相手の欠陥が大きくなっていく。(Law of Attraction)「あなたは、わたしを絶対にレストランに連れて行ってくれない」というと、相手は、ますます、連れて行かなくなる。Fault Finder ではなくLove Finderになること。
⑧ 男女の行動パターンの違いを理解する。男性は、自分一人で、問題を解決したがる。女性は困ったときは、聞けばいい、と考えている。
⑨ セックスが減ったり、無くなったりするのは、危険なこと。セックスは、メンタル・コネクション、エモーショナル・コネクション、フィジカル・コネクションの中の大事な要素。セックスが無くなると、夫婦は、ただの同居人になってしまう。
⑩ 五感の発達は、人によって違いがあるので、相手の好みを尊重する。朝、起きた時、静かにしているのが好きな奥さんに対して、夫がラジオの音を大きくすると、奥さんは不快になる。
そして最後に、人生におけるプライオリティーを常に自覚できるようにする。仕事や、他人のことを優先してしまっていることがあるが、なにがあっても、家族が第一となっているか、と降り返ってみる。
以上
(東)
2000年5月11日
Dr. Tatsuko Miura
三 浦 龍 子 様
昨日は 私達 「サウスベイ経営セミナー」のため、ご多忙中にもかかわらず貴重な時間を割いて講師としてご出席いただき、有意義なお話をありがとうございました。
日本を離れ、 アメリカという異文化の中で生活し、つねに 緊張とストレスの中にある 私たちにとって、家族を含めて 精神面での健康管理は大変重要なことですが、その割には 関心が薄く、企業の立場・個人の立場の両面とも その対応が いつも後手になっているのが現状です。
今回は夫婦関係、親子関係についてあるべき姿について実態調査結果をふまえ、それぞれ10項目の秘訣につて体系的に、わかりやすくご説明いただき、私達にとってたいへん良い勉強になりました。
夫婦が二人だけの会話の時間を持ち、お互いの考え方の違いを理解し、また、メンタル・エモーショナル及びフィジカルコネクションを大切にすることの重要性など、私達が多忙な日常生活の中でつい見落としがちなポイントを改めて再認識いたしました。
また、親子関係では親は我が子に対し、いかに接し、どのような役割をなすべきかなど、納得するところも多く、貴重なアドバイスとして受けとめました。
先生のお話をうかがい、夫婦、親子とも、基本は相互の信頼関係をいかに築くかが鍵であると理解いたしました。今後も機会を作っていただき、またお話いただきたくお願い申し上げます。
どうもありがとうございました。
2000年5月度
日本ではゴールデンウイークの真っ只中の5月1日(月曜日)、ユナイテッド・エア ラインの山小田氏の再度の絶大なるご好意によるご招待で、 ロサンゼルスの新名所ステープルズセンターのVIPルームでロスアンゼルス・アベンジャー対オクラホマのプロ・アメリカン・フットボールの試合を インドアで観戦した。参加者は限定で15名。前回参加された方は応募外とし、前回の抽選で外れた方を優先枠として応募をうけ付けたが、 結果は全員が無抽選となった。VIルーム内での、食べ放題飲み放題の贅沢三昧も含めて、平日の夜の優雅な一時を堪能させていただいた。 ロサンゼルス・コンベンションセンターに隣接して建てられ2万人を収容できるこのステープルセンターは、アイスホッケー、 バスケットボール、アメリカン・フットボール等のプロ・スポーツや各イベントに利用できる多目的スタジアムだ。 この秋には民主党の全国大会もここで行われるとのこと。冠となっているステープルの名称はステープルが大金を投じて買い取ったものであるが、 この冠を買う方式はこれから増えるであろうとの予測がある。大企業が年間で買い取るVIP ルームは、中段の一番観戦し易い所に3層となってぐるりとコートを取り囲んで圧巻である。 また、協賛企業の名前がくっきりと見えるように映像を上手に利用していた。日本企業の名前も良く見える。 このVIPルームが売れれば年間安定経営の原資となることが解る。ビックリしたのは、 試合開始前のアトラクションで踊りと一緒に花火が打ち上げられたこと。室内の連続花火は始めてで、常識外の体験であった。 映像と音響を効果的に活用できるインドアは雰囲気を創造し易いし、またそれを大変上手に演出していた。 ただ、インドアでのアメリカンフットボールはフィールドがコンパクトなサイズとなるためにルールも変更されており、少し不満があった。 でも、逆に近くに見えるアメフトのプロレスまがいのプレイは迫力万点、見ごたえ充分で、すぐにこの不満はどこかに飛んで消えていった。(土田)
2000年4月13日
Mr. Tetsuya Takagi, President, T. T. International, Inc.
高 木 哲 也 様
日本経済は、80年代から、低成長時代に入っていたにも、かかわらず、低成長への対応ができず、バブルに走ってしまった。個人も企業も財テクに走り、地に足の着いたビジネス転換ができなかった。
90年代後半は、民間から改善の試みが出されているが、それに対応する行政制度の改革が進んでいない。松下が、退職金の前払いを決めたが、それに対応する税制には、まったく手が着いていない。連結納税は、2001年度からとなっていたのだが、腰が引けて、先送りになっている。
日本人のメンタリティーとして、ドラスチックな変化を好まないという特徴がある。今の日本は、自信喪失になっている。しかし、すべての日本のシステムが悪いのではない。バブルの前に帰って余剰を殺ぎ落とすことは必要だが、今のやり方は、間違っている。MITのリスター・サローは、「日本は必ず復活する」と言っている。経済面では、大きな問題は見あたらないが、政治制度に改善が必要。
選挙における、一票の格差問題で、神奈川と島根で、2.3倍の差があり、これが、合憲というのは、おかしい。
日本をよくするための提言
1) 納税者背番号の導入。架空名義の預金者が損をするので、実行できないでいるが、不公平感を無くすためには、必要。
2) 規制改革。規制緩和ではなく、改革が必要。
3) 高コスト体質の改善。本来下がっていいものが全然下がっていない。物価も高いが、名目賃金も高い。両者を一緒に下げることが必要。
4) ディスクロージャーが必要。政治、学校、警察を含む行政の仕組みの公開。
裁量行政からの脱却。
5) 法体系の整備。税制などの司法のインフラを整備しなければ、改革は進まない。
マネージメントにいる方への提言
1) ひとりひとりが、インディビジュアルとしての実力を涵養すること。自分の売り物、強みを持つこと。弱点をカバーしようとしないこと。弱点はほっておく。
強みを、売り物にすることで、いつしか、弱点が補われる。
2) 新時代における和魂洋才。明治の文明開化の時代、西洋文化を方法論として取り入れたが、日本人のよさは失わなかった。
3) 人間としての生き方における座標軸を持つ。日本人は1億の人口がいて、宗教を持たない、珍しい民族である。宗教を持たなくてもいいが、人生における座標軸は必要。アメリカ人と一緒に仕事をする時は、ぶつかり合いではなく、補完関係を作りあげるようにする。
4) 自らに与えられている専管事項を自覚すること。
a) その人でなければ、できないことをする。部下に委譲できることは、委譲する。プライオリティーを決める。会社の方向を明確にする。
b) 親会社、株主に対しての広報に努める。
c) リスクから逃げないで、決断する。リスクは、自ら負うのだと決断する。
5) 高い志を持つ。理想というよりは、自分はどんなビジネスマンであるのかを追求する。自分流儀のビジネスを進める。アメリカ型、日本型という類型化はナンセンス。経営者の使命感、倫理感を持つ。
以上
東
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昨日は 私達 「サウスベイ経営セミナー」のため、ご多忙中にもかかわらず貴重な時間を割いて講師としてご出席いただき、有意義なお話をありがとうございました。
私達アメリカでビジネスに携わっている日本人にとって、日米のカルチャー、パーセプションギャップには戸惑うことが多く深刻な問題です。今回のご講演では日米のビジネスの仕方、仕組みの違いについて、先生の永年のご研究・実体験をふまえた解説と、現実的なその対応についてお話いただき、大変勉強になりました。
グローバル・スタンダードと称する所謂アメリカスタイルのみに固執するのではなく、かと言って受動的な“NO”に終始するのではない、“YES”と言わせる論理性、説得力、実行力を身につけたマネジメント能力の必要性についてのお話はたいへん示唆に富んだ内容でした。国際競争の荒波の中で日本の進むべき方向、日本のマネジメントに対する5つの提言など、納得するところも多く、私達に対する貴重なアドバイスとして受けとめました。
今後も機会を作っていただき、またお話いただきたくお願い申し上げます。
どうもありがとうございました。
2000年3月9日
Mr. Shinji Hara, Associate Professor, Kagawa University
原 真 志 様
昨日は 私達 「サウスベイ経営セミナー」のため、ご帰国前のご多忙中にもかかわらず貴重な時間を割いて講師としてご出席いただき、東 繁春氏との対談形式にて、有意義なお話をありがとうございました。
カリフォルニア全般及びロサンゼルス地域に関する、ハイテク・ベンチャー企業の実態についてフィールド・ワークを重視しする経済地理の立場から分析したお話は、私達にとって新鮮な響きであり、インターネットを駆使する筈のビジネスが何故特定の場所に集中するのか、私達にとって納得するところが多く、ホットで斬新な分析は大変興味を引かれるものがありました。 また当地におけるベンチャー・キャピタルとしてのエンジェルの実態、それにアントレプレーナー(起業家)やインキュベーターとの関係など、まさに時宜を得たテーマであり、大変勉強になりました。 日本もアントレプレーナーの成功例さへ出れば、ベンチャー企業育成の環境も夢ではないというお話は、日本のベンチャーの将来にとって明るい話であり、私達にとって勇気の出る話でした。 質疑の場では、率直な意見交換もさせていただき、今回のセミナーは私達にとって、充実した大変有意義なものでした。
日本ご帰国後も益々のご活躍をご期待いたしております。
どうもありがとうございました。
2000年2月10日
Ms. Masako Kagasaki , Chief Editor, Bridge U.S.A.
加 賀 崎 雅 子 様
昨日は 私達 「サウスベイ経営セミナー」のため、ご多忙中にもかかわらず貴重な時間を割いていただき、講師として有意義なお話をありがとうございました。
今回も ユ996年に引き続き、大統領選挙についてお話をいただき、その中で、アイオワ州の党員集会やニューハンプシャー州の予備選挙がせいぜい大統領選にとっては“はずみ”程度の位置付けに過ぎないこと、スーパー・チューズデー(3月7日)の意味、インターネットによる資金集めという新しい流れ、更に各候補夫人についてまで、知られざる側面も含め、鋭い視線とわかりやすい解説により、体系的にご説明いただき、私達にとって納得するところが多く、まさにホットで斬新な情報は大変興味を引かれるものがありました。
また質疑の場では、教育問題からエジソン・プロジェクトまで含め、率直な意見交換もさせていただき、今回のセミナーは私達にとって、2000年第一回のセミナーにふさわしい充実した大変有意義なものでした。
これからも折にふれ、ぜひ講師としておいでいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
どうもありがとうございました。
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