2000年度 5月 - 夫婦関係をよくするためのポイント
夫婦関係をよくするためのポイントを説明します。
① 毎日、夫婦だけの時間を作る。お互いの気持ちを打ち分ける時間を作る。(参加者に毎日、一緒に過ごす時間を持っているかと、質問したら、4、5人が手を上げた)
②「お父さん」「お母さん」では、なく、お互いの名前を呼び合う。家庭内での役割ではなく、個人として接することが必要。ことばには、大きな力がある。
③ 上手な喧嘩のしかたを身に付ける。喧嘩が大きくなる前に、その場から離れる「タイム・アウト」。相手の言うことを黙って聞く「リスニング・テクニーク」。
④ サイレンスは危険。話しをしないと、想像が膨らんでいく。この状態を「沈黙の虐待」という。
⑤ 喧嘩の時に「武器」を使わない。武器とは、女性であれば、ヒステリー、セックス拒否など。男性は、腕力、仕事への逃避など。
⑥ 自分の心理的スペースと、相手の心理的スペースを大事にする。(男女をあらわすふたつの円を描いて、心理スペースの接触度を説明。円が重なっているのは、共通点が多いことを意味しているが、同時に依存度も大きくなっている。個性を100%残したまま、一緒にいることができるのが、理想)
⑦ 相手の欠陥を言えば言うほど、相手の欠陥が大きくなっていく。(Law of Attraction)「あなたは、わたしを絶対にレストランに連れて行ってくれない」というと、相手は、ますます、連れて行かなくなる。Fault Finder ではなくLove Finderになること。
⑧ 男女の行動パターンの違いを理解する。男性は、自分一人で、問題を解決したがる。女性は困ったときは、聞けばいい、と考えている。
⑨ セックスが減ったり、無くなったりするのは、危険なこと。セックスは、メンタル・コネクション、エモーショナル・コネクション、フィジカル・コネクションの中の大事な要素。セックスが無くなると、夫婦は、ただの同居人になってしまう。
⑩ 五感の発達は、人によって違いがあるので、相手の好みを尊重する。朝、起きた時、静かにしているのが好きな奥さんに対して、夫がラジオの音を大きくすると、奥さんは不快になる。
そして最後に、人生におけるプライオリティーを常に自覚できるようにする。仕事や、他人のことを優先してしまっていることがあるが、なにがあっても、家族が第一となっているか、と降り返ってみる。
以上
(東)
2000年5月11日
Dr. Tatsuko Miura
三 浦 龍 子 様
昨日は 私達 「サウスベイ経営セミナー」のため、ご多忙中にもかかわらず貴重な時間を割いて講師としてご出席いただき、有意義なお話をありがとうございました。
日本を離れ、 アメリカという異文化の中で生活し、つねに 緊張とストレスの中にある 私たちにとって、家族を含めて 精神面での健康管理は大変重要なことですが、その割には 関心が薄く、企業の立場・個人の立場の両面とも その対応が いつも後手になっているのが現状です。
今回は夫婦関係、親子関係についてあるべき姿について実態調査結果をふまえ、それぞれ10項目の秘訣につて体系的に、わかりやすくご説明いただき、私達にとってたいへん良い勉強になりました。
夫婦が二人だけの会話の時間を持ち、お互いの考え方の違いを理解し、また、メンタル・エモーショナル及びフィジカルコネクションを大切にすることの重要性など、私達が多忙な日常生活の中でつい見落としがちなポイントを改めて再認識いたしました。
また、親子関係では親は我が子に対し、いかに接し、どのような役割をなすべきかなど、納得するところも多く、貴重なアドバイスとして受けとめました。
先生のお話をうかがい、夫婦、親子とも、基本は相互の信頼関係をいかに築くかが鍵であると理解いたしました。今後も機会を作っていただき、またお話いただきたくお願い申し上げます。
どうもありがとうございました。
① 毎日、夫婦だけの時間を作る。お互いの気持ちを打ち分ける時間を作る。(参加者に毎日、一緒に過ごす時間を持っているかと、質問したら、4、5人が手を上げた)
②「お父さん」「お母さん」では、なく、お互いの名前を呼び合う。家庭内での役割ではなく、個人として接することが必要。ことばには、大きな力がある。
③ 上手な喧嘩のしかたを身に付ける。喧嘩が大きくなる前に、その場から離れる「タイム・アウト」。相手の言うことを黙って聞く「リスニング・テクニーク」。
④ サイレンスは危険。話しをしないと、想像が膨らんでいく。この状態を「沈黙の虐待」という。
⑤ 喧嘩の時に「武器」を使わない。武器とは、女性であれば、ヒステリー、セックス拒否など。男性は、腕力、仕事への逃避など。
⑥ 自分の心理的スペースと、相手の心理的スペースを大事にする。(男女をあらわすふたつの円を描いて、心理スペースの接触度を説明。円が重なっているのは、共通点が多いことを意味しているが、同時に依存度も大きくなっている。個性を100%残したまま、一緒にいることができるのが、理想)
⑦ 相手の欠陥を言えば言うほど、相手の欠陥が大きくなっていく。(Law of Attraction)「あなたは、わたしを絶対にレストランに連れて行ってくれない」というと、相手は、ますます、連れて行かなくなる。Fault Finder ではなくLove Finderになること。
⑧ 男女の行動パターンの違いを理解する。男性は、自分一人で、問題を解決したがる。女性は困ったときは、聞けばいい、と考えている。
⑨ セックスが減ったり、無くなったりするのは、危険なこと。セックスは、メンタル・コネクション、エモーショナル・コネクション、フィジカル・コネクションの中の大事な要素。セックスが無くなると、夫婦は、ただの同居人になってしまう。
⑩ 五感の発達は、人によって違いがあるので、相手の好みを尊重する。朝、起きた時、静かにしているのが好きな奥さんに対して、夫がラジオの音を大きくすると、奥さんは不快になる。
そして最後に、人生におけるプライオリティーを常に自覚できるようにする。仕事や、他人のことを優先してしまっていることがあるが、なにがあっても、家族が第一となっているか、と降り返ってみる。
以上
(東)
2000年5月11日
Dr. Tatsuko Miura
三 浦 龍 子 様
昨日は 私達 「サウスベイ経営セミナー」のため、ご多忙中にもかかわらず貴重な時間を割いて講師としてご出席いただき、有意義なお話をありがとうございました。
日本を離れ、 アメリカという異文化の中で生活し、つねに 緊張とストレスの中にある 私たちにとって、家族を含めて 精神面での健康管理は大変重要なことですが、その割には 関心が薄く、企業の立場・個人の立場の両面とも その対応が いつも後手になっているのが現状です。
今回は夫婦関係、親子関係についてあるべき姿について実態調査結果をふまえ、それぞれ10項目の秘訣につて体系的に、わかりやすくご説明いただき、私達にとってたいへん良い勉強になりました。
夫婦が二人だけの会話の時間を持ち、お互いの考え方の違いを理解し、また、メンタル・エモーショナル及びフィジカルコネクションを大切にすることの重要性など、私達が多忙な日常生活の中でつい見落としがちなポイントを改めて再認識いたしました。
また、親子関係では親は我が子に対し、いかに接し、どのような役割をなすべきかなど、納得するところも多く、貴重なアドバイスとして受けとめました。
先生のお話をうかがい、夫婦、親子とも、基本は相互の信頼関係をいかに築くかが鍵であると理解いたしました。今後も機会を作っていただき、またお話いただきたくお願い申し上げます。
どうもありがとうございました。