2000年5月度
日本ではゴールデンウイークの真っ只中の5月1日(月曜日)、ユナイテッド・エア ラインの山小田氏の再度の絶大なるご好意によるご招待で、 ロサンゼルスの新名所ステープルズセンターのVIPルームでロスアンゼルス・アベンジャー対オクラホマのプロ・アメリカン・フットボールの試合を インドアで観戦した。参加者は限定で15名。前回参加された方は応募外とし、前回の抽選で外れた方を優先枠として応募をうけ付けたが、 結果は全員が無抽選となった。VIルーム内での、食べ放題飲み放題の贅沢三昧も含めて、平日の夜の優雅な一時を堪能させていただいた。 ロサンゼルス・コンベンションセンターに隣接して建てられ2万人を収容できるこのステープルセンターは、アイスホッケー、 バスケットボール、アメリカン・フットボール等のプロ・スポーツや各イベントに利用できる多目的スタジアムだ。 この秋には民主党の全国大会もここで行われるとのこと。冠となっているステープルの名称はステープルが大金を投じて買い取ったものであるが、 この冠を買う方式はこれから増えるであろうとの予測がある。大企業が年間で買い取るVIP ルームは、中段の一番観戦し易い所に3層となってぐるりとコートを取り囲んで圧巻である。 また、協賛企業の名前がくっきりと見えるように映像を上手に利用していた。日本企業の名前も良く見える。 このVIPルームが売れれば年間安定経営の原資となることが解る。ビックリしたのは、 試合開始前のアトラクションで踊りと一緒に花火が打ち上げられたこと。室内の連続花火は始めてで、常識外の体験であった。 映像と音響を効果的に活用できるインドアは雰囲気を創造し易いし、またそれを大変上手に演出していた。 ただ、インドアでのアメリカンフットボールはフィールドがコンパクトなサイズとなるためにルールも変更されており、少し不満があった。 でも、逆に近くに見えるアメフトのプロレスまがいのプレイは迫力万点、見ごたえ充分で、すぐにこの不満はどこかに飛んで消えていった。(土田)