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理恵@リーダ成長支援エグゼクティブコーチのブログ

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上司の「指示する、世話を焼く」が部下の反発をかっていた

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部下の反発に悩む管理職 部下の反発に悩む管理職
関わる人すべてに、笑顔と未来を届けるビジネスコーチの小川理恵です。

今日は、企業からコーチング依頼を受けている、ある管理職とのセッションの
話。

管理職の悩みは、
「素直だった部下の一人が、この頃猛烈に私に反発をしてくるようになった。
 そういう対応をされるので、好きになれず、話すことも減って、今では必要
 最低限のことしか話さない。
 関係性は悪化の一途。私の指示もきかない。
 彼を異動をさせてほしいと依頼もした。このことが気掛かりで夜も眠れない。」
とのことだった。


丁寧に話を聴く。


管理職から発せられる話のベクトルは、全て部下に向かっていた。
 私の指示に従わない部下が悪い。
 上司に反発するとは何事か。そんな部下は配下にいてほしくない。
 私は、皆が仲良く、協力し合うチームにしたいのだ。
 その部下は、私生活のことで悩みがあり、それで仕事に精が入らないに違い
ない。


“私の指示に従わない”というフレーズが気になったので、仕事の指示の仕方を
話していただく。


「情報や段取りは全て私(管理職)の頭の中にあり、全て細かく指示をする。
自分の指示に従わないと、感情が爆発して、否定的な言葉で部下を叱る。

納期守らないといけない。また、お客様の無理は聞いてあげることが大事。
その無理を聞くために、段取り替えが必要で、細かい指示が必要なんですよ。
それとね。会社のルールは守らないといけないですよね。
私に反発してルールを守らないと猛烈に腹が立つんです。」

「でもね、仕事では、怖いといわれるが、食事などのプライベートなことには、
あれこれ世話を焼いてあげる。それは相手にとても喜ばれている。
仕事では怖いけど、本当は優しいといわれる。」

世話を焼いてあげることで、どれだけ喜ばれているかという話は、次から次へ
と出てくるので、とても重要な価値観であることがわかる。



この会社の理念には、“自立した人材を育てる”ことがうたわれている。

当該管理職の「細かく指示をする。世話を焼きすぎる。」ことは、
管理職にとっては、良かれと思っている強固な価値観であり、存在意義にも
なっているように感じられた。

一方で、ある程度成長し、自律したい部下にとっては、有難迷惑、ただのお
節介に感じられるのだろうということは、容易に想像ができた。

だから部下は反発するのだ。

また、管理職の行動と信念が、会社の理念とは逆方向に作用していることを、
管理職自身が気が付いていない。

お互い不幸な状態にある。
という見立てはできるものの、中期的なアプローチが必要になる。


まずは、
外に向けられているベクトルを、自分に向けてもらうアプローチから始めて
みた。
「自分が変わることが必要だなんて考えたこともなかった。」
とは言ってくださったけど、まだまだ時間はかかるであろう。
 

相手の可能性を信じて、続けられるか。
私自身の基盤が試されているなと感じている。

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★日本エグゼクティブコーチ協会(JEA)認定エグゼクティブコーチ
☆銀座コーチングスクール(GCS)認定プロフェッショナルコーチ
☆CBL(コーチビジネス研究所)認定コーチ

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小川理恵(おがわりえ)
streeeam代表

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