-中小企業を支援する- コンサルティングにコーチングを取り入れる その④
5月
27日
コンサルティングにコーチングスキルをどう活用するかについて、前回は、
現状ヒアリングの場面を中心にお伝えしました。
今回は、目標、ありたい姿をお伺いする場面での活用をお伝えします。
現状と目標とのGAPから問題点を見出し、解決すべき課題は何かを明確にす
ることがコンサルティングには必要不可欠です。
このために、「経営理念、(短中期的な)外部環境や内部環境の捉え方、事業
ドメイン、全社(事業)戦略等」について詳しく伺うと同時に、「経営者が会
社をどのようにしていきたいのか、どうありたいのかという意思や想い」も
十分にお伺いすることが極めて重要だと私は考えています。
ここに、相当な時間をかけます。
コーチングにおけるセッションの組み立ては、GROWモデルと言われる、
「G:Goal(目標、欲しい結果)」「R:Reality Check(現実の確認)」
「O:Options(選択肢)」「W:Will(意思)」を念頭において行います。
これをコンサルティングにも当たり前に活用しているだけなのですが、
ともすれば、コンサルティングという課題解決を提供する仕事においては、
コンサルが持っている知見やソリューションを押し付けがちになりがちだ
と懸念しているからなのです。
確かに「一刻も早く答えが欲しい」というお気持ちはあるかと思いますが、
経営理念
外部環境→ ↓ ←内部環境
事業ドメイン
↓
全社戦略
をどう捉えた上で、経営者がどうありたい、どうしたいと考えていらっしゃ
るのか、ここは外してはならない重要なポイントです。
これを踏まえた上で、課題を抽出し、経営者の想いや目標に近づくよう、
複数のソリューション(選択肢)を提案し、経営者の意思で、何をどうして
いくかを決めていく。
これが、経営者の一番納得のいく方法だと考えていますし
そうじゃないと、実行してくれないと考えているからなのです。
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★日本エグゼクティブコーチ協会(JEA)認定エグゼクティブコーチ
☆銀座コーチングスクール(GCS)認定プロフェッショナルコーチ
☆CBL(コーチビジネス研究所)認定コーチ
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小川理恵(おがわりえ)
streeeam代表
関わる人すべてに、笑顔と未来を届ける
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