鯨塚とクジラ公園
5月
23日
いつもは自転車で通り過ぎてしまう道。
公園にでっかいクジラがいる事はしっていたが、なんでこの公園に遊具にもならないクジラがいるのか、なんて考えたことなかった。
歩いていると自転車では見えないものが見えてくる。
『品川史跡 鯨塚』
クジラ公園に、『鯨塚』という看板があるのが目に留まる。
「なんで鯨塚?そういや、江戸時代くらいまでは、東海道は海沿いだったっていうから、この辺で鯨漁でもしてたのか!?」
ということでちょっとのぞいて見る事に。
鯨塚の由来なる記述を発見。でも読み難い...という事でとりあえず写真を撮って、後から読んでみると...。
鯨塚の由来
この鯨塚は、寛政10年(西暦1798年)5月1日、折からの暴風雨にもまれながら大鯨が品川の沖に入り込み、これを見つけた漁師達は、船を出して遠巻きにして天王洲に追い込み遂に遂に捕まえた。
この事が、たちまち江戸に広がり見物客で大にぎわいになり、5月30日に芝の浜御殿(今の浜離宮公園)の沖に船で引っ張っていき、第11代将軍家斉公に御覧いただいた。この鯨の背中の長さは9間1尺、高さは6尺8寸あったという。
鯨塚には左記の句が刻んである。
江戸に鳴る
(よめない)加やたかし
なつ鯨 (当時の俳人 谷素外)
とのこと。そして鯨塚。
にゃるほど。やっぱり昔に、ここらで鯨がとれたんだね。
でも、当時の方々、ここにこんなクジラのオプジェができるなんて思っていなかっただろうな〜。
250年も後の子供達が、クジラ公園(って呼んでいるか知らないけど)で楽しく遊んでいる....なんてことを知ったら、きっと喜ぶに違いない。
なーんて思ったのでした。
もう少し読みやすく説明文かいてくれればいいのに〜〜。これじゃ、みんな「まっいーか」って通り過ぎてしまいますYO。